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プロローグ
あるお宝好きの神が1人いた
神は退屈していた
どんな財宝に囲まれていても観ていると飽きるものだ。
ふと考えが浮かんだ。どうせならこの美しい財宝達で新しい世界を作ろうと。
神はお宝の中でも特に気に入っている宝石達に力を与え人とした。
黄金で大地を造りエメラルドで森を造りサファイアで海を作った。
ルビーは世界を照らしアメジストは夜を与えた。
トパーズは悪いものから雷で世界を守った
そうして人々の発展を見守りどんなものよりも綺麗な宝石を今でも見続けている。
トパールド王国
1人の少女が目を覚ます
??「昔の夢…懐かしいなぁ」
宿の女将「カラ!起きてんだったら返事しな!」
少女は突然の騒音に飛び起きる
カラ「ごめんなさーい!」
部屋から飛び出して1階に降りていく
女将「カラ手伝っとくれ!」
カラ「はい!」
少女は慌てて手伝い始めるのだった