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エピローグ
『忘れ去られた島』と呼ばれていた『島』は、『希望の島』と改名された。
グロラ・モノントスの信仰の場として、また賑わいをみせている。
そしてもうこのような事が起きないように、駐在する神殿主の配置をする事が決まった。
バーリはお腹の傷が癒えた後、ミハルと共に神殿へ向かった。
「……ヨシドラさんには、改めてお礼を言わなきゃね」
そう、バーリは呟いた。
改名や神殿主の制定に、『賢者としての役目』としてヨシドラが率先してやってくれたのだ。
「それでは、お参りが済んだ後に行きましょうか」
「はい」
神殿の脇には、紅い花が咲いている。
この花は、かつて共に旅をした『ヨルン』の名を冠している。
―――共に旅をした『運命ノ子』の名を、忘れない為に。
物語は、これにて終わりになります。
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