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第1話、敗北前の戦い

魔王と勇者は最後の決戦を繰り広げる、この戦いに勝利した方がこの世界を指揮権を得ることができる、幾度も戦い争ってきた魔王と勇者は最後の決戦を始める、

魔王は勇者との戦いに四天王を召喚して勇者に挑む、勇者も仲間を呼び出し四天王を相手する、

「グウ!、最後まで私の邪魔をするか!勇者シオン!」


魔王上で激しい戦いが繰り広げられる、魔王の魔法を聖剣が跳ね返し魔王城を半壊させる、


「貴様!サモン、いでよ我が忠臣よ」


魔王の前に四つの魔法陣が展開され、四天王が現れる、


「お前達私を援護しろ」


魔王が魔剣を取り出し勇者に斬りかかる、それに連なって四天王たちが魔法を放つ、


「ク!」


「フン、流石の貴様も我ら相手では部が悪かろう」


「なら、まずは四天王から片付ける!」


勇者が魔王に剣を向け一振り斬撃を飛ばし、目眩しをする、その隙にシオンは1人の四天王のそばに行き聖剣を振るう


「避けろ!サムウェル」


「グウ!、魔壁マヘキ


サムウェルが青紫色の防御魔法を発動させシオンの聖剣を抑える、


「私の聖剣を受け止めたか、ならば」


シオンはサムウェルの防御魔法を破壊するため、聖剣の魔力を込める、


「我が聖剣よ敵を切り裂け、スターダイトバースト!」


その青く輝く聖剣がサムウェルの防御魔法を破壊し、そのままサムウェルを切り裂いた、


「まずは1人、次は誰からだ」


ク!こいつとの攻防をまともにできるのは私しかいない、ならば


「貴様らは常に私の後ろで援護しろ」


この場での一斉攻撃は得策じゃない、私とシオンが互角なら我らが有利だ、


魔王が魔剣をシオンに振る、シオンが魔王の魔剣ジリオンゼウス聖剣エクスカリバーで受ける、魔剣と聖剣の攻防が続く、斬撃は跳ね返され城にダメージを与える、


「なんという攻防、勇者シオンここまでとは」


このままでは、イタズラに魔王に体力を消耗させられ最後に総攻撃を喰らう、それなら、


「召喚魔法、助けて私の仲間」


魔術師ムウ・ヘンリル勇者シオンの相棒、


「ムウ、四天王を任せても?」


「三人ね、かなりの無茶を押し付けてくるものです、ですが仕方ありません、


ムウが四天王に向かって、魔法を放つ、


「させん!」


魔王がムウの魔法を自分の魔法をぶつけ止める、


「私との戦いに隙を見せたか魔王!」


魔王がムウの魔法を止めた隙を聖剣で一太刀を入れた、魔王の体から赤い血が流れ落ち聖剣が赤く染めあがる、


「グウ〜、貴様、燃えろ我が命を繋ぐ赤き命綱よ」


魔王が腕を握ると聖剣についた魔王の血が燃え上がる


「ク!、アアアアアア!ー」


キタ、初めての大ダメージ、


「グアアアアアア!ー」


四天王ダングレストの悲鳴が響く、雷が直撃した、


「誰だ、こんな大魔法を放てるのは」


いやこんな魔法を放てるものなど世界で1人しか、勇者の相棒であり大魔術師ムウ・ヘンリル、


かつて魔王の右腕をその雷帝の雷で破壊した時の威力、いくら四天王といえど大ダメージは当たり前、下手したら、


「グア〜貴様、俺にこの俺に、魔王様の四天王であるこの我に、ダングレ・ストに、許さん、デスブレス」


ダングレ・ストがムウにマグマの魔法攻撃を放つ、


「我が光をその物体を消滅させよ、スターショウト」


放たれたマグマに光が集まり消滅させる


「何!」


その光の塊は続いてダングレ・ストに攻撃する、


「ガアアアアアア!ー」


「あと、2人ですか」


ダングレ•ストが敗れた、


「ク!、これはどちらが敵かわからんではないか」


そろそろ我の血の炎も消える頃か、


炎が消えた途端にシオンが聖剣を振り下ろしてきた、


「ジリオンゼウス!」


聖剣の一撃を魔剣で受け止める、


「痛かったわよ」


勇者の魔力が聖剣に集まっていく、


「今のはすごく熱くて、痛かったわよ!ー」


魔力をスピードとパワーに変え魔王に聖剣の重たい一撃を放ち、魔王の魔剣ごと吹き飛ばす、


「ガアーーーーーー」


「この隙に、四天王を片付ける!」


四天王デオルトス・ベルとミルセム・ボルスがムウに攻撃をする、その攻撃を全て防御魔法で防ぐ、破壊してもすぐに発動するこの攻防が続く、


「いい加減にしろ!メテオプラズマ!」


デオルトス・ベルが頭上に魔法陣を展開させそこから隕石を振り落とす、


「貴様の防御魔法ごと破壊してくれる!」


隕石が防御魔法を破壊しそのまま城に巨大な大穴を開ける


「や、やったか」


「ばか!ミルセムそのセリフは!」


ミルセム・ボルスがそのセリフを言った途端、土煙が吹き飛ばされ勇者シオンがムウを庇った姿が見える、


「まじかよ、おい!」


デオルトス・ベルの体に切り傷が出現し、そこから血が吹き出した、


「ブハア!ーーーーーー、ばかな、いつ切られた」


「お前が、あの隕石を放つ寸前、私の斬撃はお前を切り裂いた、そこから私は瞬足でお前の隕石を防いだんだよ」


デオルトス・ベルが倒れる、


「あとはお前だけね、ミルセム・ボルス」


「そうね、」


追い詰められたミルセム・ボルスの体が光る、


「まずい、下がってシオン」


「魔王様」


ミルセム・ボルスが魔力を膨張させシオンとムウを巻き込み自爆した、


「まさか、自爆するなんて」


「ええ、そこまでするなんて、でもあとは魔王1人」


2人が魔王が吹き飛んだとこへ向かおうとするとムウの足元に黒い闇が現れムウの足から揉み込んだ、


「ウア!ーーーーーーー、ク!」


「ムウ!、これは魔王の、」


「これで一体一だな、勇者シオンよ」


魔王の魔力が上昇している、


「フン、魔族が怒りでつよくなるなんて聞いたことなわよ」


魔王の魔力はどんどん上昇していく、まさに天上しらずと言っていいほどに


「そんな人間みたいな芸当が我らにできるか、これは死ぬ前に我が忠臣達が吹き込んでくれた魔力だ」


「それだけではないでしょう、瀕死の四天王達からかき集めただけじゃそこまでにはならないわよ、まさか最後にこんなパワーアップイベントが起こるなんて!」


シオンが聖剣の斬撃を飛ばす、


「ハア!今の我にその攻撃はもう効かん、我はたった今世界最強の魔王となったのだ!」


この体の中から湧き上がってくる永久の魔力これは、負変化魔術式!ついに私はこの領域に至った


負変化魔術式、マイナス✖️マイナスはプラス、この世界の法則に則り負の魔力と負の魔力を組み合わせたとき正の魔力が生まれる、正の魔法と負の魔法が衝突すると、何も存在しない観測できない負の魔法が生まれる、


つまり、今我は、負のエネルギーを生み出せるほどに魔力を扱えるようになったということ、


シオンの斬撃が魔王の体に触れた途端その斬撃は打ち消された、


「シオン、貴様のミスは我から先に倒さなかったことだ!」



魔王は覚醒した、四天王を倒されその緊張感と圧迫感によって新たな力を手に入れた、対して勇者シオンの相棒も魔王に敗れ両者一対一の最終決戦に突入する、

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