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『湖沼血風録』番外-流離の1匹狼編  作者: のがみつかさ
7/10

第7話『またしても事件勃発か?』の巻

 先週より2週間遅れの更新でスミマセン!え~とですね、確か平八っつあんが滞在中の姉、百合花さん家でいろいろ積もる話も含めて世間話している所へカワイイ姪っ子登場!って話じゃなかったですかね?(「何、読者さんに尋ねてんだよ?」)で以て今日は平八っつあんの子供好きな部分がたっぷり見れて結構胸キュンものですよ!私も良く分かりませんが、ありゃりゃ、もう真夜中ですね!いつもの時間にアップ出来なくてホント御免なさい!こういう場合、午前1時を過ぎても変化しなかったら大体、午前5時ぐらいが多い感じですよ、のがみさんのバヤイ!それが無理なら夕方5時と極端すぎてついて行けませんが…!(笑)

「うちのダンナね…警察官なのよ!そう、お巡りさん!昨年まで『埼玉県警深谷ネギ署』管内で働いていたんだけど、今年1月から転勤が決まって今、『手賀沼警察署』管内に居て、単身赴任中なの!そう、御独り様って気楽で良いってさ!あんなことで刑事(デカ)が務まるのかしらねぇ!勤続25年も働いてさ!」


「へぇ~!市民の安全を体張って守ってくれる勇敢なお巡りさんなんだね!そりゃ凄いや!ってことは今まで結構難事件何かもいっぱい解決してんじゃないの、姉さん!あれもこれもってな具合で名探偵並みにさ!」

「まさか…そんな?で、でもそう言えば、何か今年1月ぐらいだったかなぁ!あの千葉県柏市の手賀大橋でカッパらしき得体の知れない妖怪モドキが目撃されたって大騒ぎになったらしいわよ!…でね、そのカッパさんが何と言うか、ほっこりするって言うのかしら?手賀大橋付近で自転車に乗ったまま、嬉しそうに奇声を発し乍ら手賀沼へ元気よく飛び込んだり、水上バイク並みに妙技を披露してたんだって?信じられる?全く嘘みたいな、小説みたいな話で何か凄く笑っちゃうんだけど実話らしいわよ!ま、『湖血』上の話だけどね!シーズン2第9話に書いてあるってさ!さりげな~く番宣しちゃうけど!4649ゥ~!」


 「へぇ~!この世の中にはまた、変な、頓馬な、ふざけた野郎が居たもんだね!でもさ!カッパって竜とか獏、同様、想像上の生き物なんでしょ?それってもしかして俺達と同じ魚人族のじゃないのかな?案外俺たちの知っている仲間だったりして…?テ、テ、テ…あれ?あれあれ?」

「ちょっと!どうしたのよ、ハチロー!同じ“テ”ばっかり繰り返したりして…その人、アンタの知り合い?その“テ”で始まる人って…?もしかして、“手取り足取りさん”?違うって?じゃあ“てやんでぇ鈴木さん!”(←「てか、誰だよ、それ?」)ま、正か?あの漫画界の巨匠、我らが日本アニメ界の神様と呼ばれ、全国の少年少女の心を鷲掴みした手塚治虫先生?」

「全然…違うって!それにしても“てやんでぇ鈴木”なんて一体どこから引っ張り出して来たのさ?〇ツオ君でも思いつかないよ、そんなキャラ!正に堀○くん並みか、それ以上だよ、キャラが濃いタイプ!う~ん!何だろなぁ!丁度ここまで(喉仏辺り)出かかってだけど…だ、だめだぁ!ちっとも思い出せないよ!」


               「美恵子ぉ―っ!」


「そう、大せいか―いっ!って全然“テ”が付かないじゃん!…てか、娘が答えなわけないでしょ、姉さん!What's up?」


             「うわーーーーーーーん!」


 突然大声を出して娘の美恵子が泣き始めた!


 「お行儀悪いったらありゃしない!そのお菓子、平八叔父さんに出したものなのよ!どうして手を出すのよ!意地汚い!アンタの分、お母さん、さっきあげたでしょ!もう…!」

「ま、ま、姉さん!落ち着きなよって…落ち着いて!たかがお菓子ぐらいでそんな目くじら立てなくてもさ!しかも俺の事、オジサンだなんて…せめてお兄ちゃんにしてもらいたいな!美恵子ちゃん、このお菓子好きなんだろ!お兄ちゃんの分、全部あげるからさ!お願い!もう泣かないで!ね?」

「う…うん!お兄ちゃん、もうミータン、泣かないもん!うれちぃ、大ちゅき、お兄ちゃん!」

「うひゃ~!こんなにカワイイ姪っ子に告白されるなんて俺、絶対幸せ者だよなぁ!うれちぃ、お兄ちゃんも!」

「バカね!美恵子が好きなのはお菓子であってアンタじゃないわよ!」


「うわーーーーーーーん!」(←「ってお前が泣いてどーすんだよ、平八郎!いい歳こいて!…てか、ウソ泣きだろ?」「バレた?」By 平八郎)


 娘の美恵子はまだ4歳と4ケ月しか経ってない割にオマセさんみたいなところがあって機嫌が良いと本当に良く喋る!女の子が巷で良く言われる、“精神年齢が下のガキ共と比べて本当に考えることが大人なんだよなぁ、全く…!”を地で行くところがあってそこがまた女の子のカワイイ要素であったりするわけだけど…!


         「あ…あのね、お兄ちゃん!うふ!うふうふうふ!」


「あれっ!あれあれ?今度は一体どうしたの、美恵子ちゃん!その意味深な笑いは?お兄ちゃん、すっごく気になっちゃうんだけどなぁ!ねぇ、意地悪しないでおちえて、おちえて!」(←「バカか、お前は?」)

「えっと…ど、どう、ちようかなぁ?ミータン!誰にもおちえない!ってママと約束したもん!」

「うわぁ~もう、ずっこい、ずっこい!(←「どこの方言?」)ずるいよ、ミータン!(←「もう完全に幼児と同化してるね、キミ!全くどうかしてるぜ!←ハイ、無視して読もう!」)お兄ちゃんに教えてくれないんだったら今すぐ、擽っちゃうぞ!」(←「それ、完全セクハラです!捕まるよ、マジで…サゲル君!」)

「あーーっ!お兄ちゃん、ずる~い!だってママに叱られちゃうもん!ひみちゅだもん!」

「大丈夫だって!お母さん、台所で洗い物してるから聞こえないって!そっと、そっと耳元で囁いてごらんよ!一体何があったんだい?」

「えーっ!ほんと?ママにはないちょ、ないちょよ!あのね、あのね、ママね、ママね…!」

「うんうん!ママがどちたの、どちたの?早く聞きたいでちゅ、そのちゅじゅき?」(←「ダ、ダメだこりゃ!」)


   「ママね、ママ…おとこ!おとこ、できたでちゅ!うれちぃでちゅ!」


   「・・・・・・・・・・・・・・・???」(←「もち、平八っつあんのセリフです!」)

  

 平八郎はその言葉に即、脳天をハンマーで100回殴打されたような、いや生温いか?10㎜砲機関銃でフル打ち抜かれたかの如く、真っ白を通り抜けて半透明!早い話が脳ミソ1つも残ってないのよ?みたいな衝撃を受け、もう半分死人状態!いや全身死んでる、みたいな…!


「お…男???」(←「良い子の皆ちゃんはこれが性別だけを表す意味じゃ無いってこと、分かるよね?当然!」)


 平八郎は、突然ワナワナと震え出し、物凄い形相で台所へ向かい、百合花をキッと睨んで一言!

「ね、姉さんッ!ちょっと…話があるから…いいからこっちへ来てくれよ!(怒)」

 彼は姉の腕を取って隣部屋へ…!ここなら防音上、姪の美恵子にも絶対聞こえやしないだろうと思って単刀直入!開口一番、姉に事の真相を聞き出そうと取り調べが…?


「何、何なのよ、一体!急に改まってと言うか、怖い顔して…一体どうしたっていうの?」

「いいからここに座って!あのね、姉さん!幾ら血の通った俺の大好きな姉さんでもダンナさんが居ないことを良いことに…こともあろうに…そ、そんな話って無いだろッ!」

「そんな話って…一体何の事?」

「だ、だから…こんなことまで弟の俺から言わせるのかよ!国家の一大事!イヤ“古利根沼家”にとっては最重要問題なんだよッ!あってはならぬ悪行、Bad thingなんだって!(怒)」


                「うっ!」


 そう言うと姉の百合花は弟を振り払ってトイレへと駆け込むことに!それでも怒りが収まらない平八郎は、ドアの外から大声で姉に向けて何度も呼びかけることに…!


「ちょ、ちょっと姉さん!まだ話終わってないだろ?逃げるなんて卑怯だぞ!」


“ジャーッ!”(←「トイレの汚物を流した時の音と捉えて下さ―い!」)


…と同時にトイレから出て来た百合花が今度は、平八郎に向けて一言。


「ごめん、ごめん!どうもここんとこ悪阻つわりが酷くてさ!あ~スッキリした!」


「つ、悪阻ってことは…つわり(←「つまんねぇ洒落ってか下らねぇ!」)お、オメデタってことかい、姉さん!」

「うん、デへへ!デキちゃったのよ、元気な男の子だってさ!お医者様からお墨付き頂いちゃってダンナもすっごく喜んでたわ!“刑事したぞ!”なんてメールが返ってきたけど…!多分予測変換ミスでしょうね!あれで案外真面目なとこ、あるひとだから…!あ、そうそう!あのアンタに何か言ってなかった?まだ“おとうと”が上手く言えなくて…オトコ、オトコって喜んでいたんじゃないかしらね!ま、男の子がデキちゃったことには違いないんだけどさ、えへへ!…で、ハチロー!私に話って何?」


「イ…イエ、姉上殿!この度はご懐妊誠におめでとうございまする!わたくし、弟としてこの有難き幸せに対し、心より感謝と尊敬を(←「嘘つけ!」)表し、…と言うか、捧げちゃいますので煮るなり、焼くなり(←「???」)何なりとお申し付け下さいませ?ハハァ!」


 そう言うが早いか、平八郎は、即その場で土下座し、床に額を付け、何度も何度も謝る羽目に…!「カ―ッ!俺って何でこんなにドジでマヌケなんだろ?」そう思ったに違いない!一方の百合花は怒るどころか、慌てて平八郎に近寄り…と言うか、寄り添って来て一言優しく声をかけた。


「もぉ~ヤダァ!ハチローったら顔を上げてよ!そんな他人行儀な真似なんか止めて頂戴!さあさあ、頭を上げて!せっかく再会できた姉弟きょうだいなんだからさ!…でもそうだな、せっかくだから罰ゲームとして何か良い名前が有ったら教えて頂戴!勿論、最終的にはダンナと十分話し合って決めるんだけどさ!何か良いアイデアないかしら?」


「イ、イイんですかい、姉さん!あっしみたいな出来の悪い弟でも…?」(←「何で任侠調なんだよ?」)

「心配要らないわよ!あ、でもね、美恵子の言ったセリフを真に受けるようじゃまだまだ修行が足りないわね!私、そんな恥知らずな女じゃなくってよ!」(←「“お蝶夫人?”そこのお若い方、ネット検索で調べてごらんなせい!あれ?俺まで移っちゃったぞ、変な口調が?」)


「さすが警察官の奥さんだよね、姉さん!通りで以前見ず知らずの俺がぶつかった時に『謝りなさいよ!』言えるはずだ!頼もしいし、俺、姉さんのこと、誇りに思うよ!ホント、マジで!」

「あれま!褒めてくれるのは大変嬉しいけど、何にも出ないわよ!ご馳走以外ね!」

「へへへ、分かってますって姉上殿!う~ん、そうだなぁ!一口に名前って言ってもいっぱい候補が有ってどれが良いか、分かんないや!今時流行(はやり)の名前って言えば、文字別で“1位に大翔(ひろと)2位に(いつき)、3位に(れん)らしいね!読み方別なら“はると”に“そうた”、“ゆうと”だってさ!知らなかったなぁ!因みに平八郎って名前は、何位ぐらいにランクインしてるのかな?でへへへ!」

「あるわけないでしょ?私達、魚人族はまた別だからね!人間よりはちょっと古臭いかな?令和時代でも水中世界はもっと遅れてるから…!そうそう、江戸時代当りかしらね!」

「うん、それ言えてるかも!とにかくネット検索してたらキリが無いからいっそのこと、流行りを文字って“ハヤテくん”にしちゃったらどう?姉さん、案外カッコイイし、キラキラネームにも全然負けてないぜ!ネットでも“颯”ってつける人も多いんだってさ!」


           「・・・・・・・・・・・・。」


「あれ?姉さん、どうかしたの?ってか俺、また余計なこと言っちゃったのかな?ご、ごめんなさい!謝るからどうか許してチョンマゲ!えへへ!このギャグね、案外気に入ってんだよ!全然ウケないけどさ!あっ!もう一つ思い出したんだけどね、そう言や以前ね、千葉県の房総半島辺りの九十九里浜でさ、その名前にいたく反応した女性が居たなぁ!その女の人って何か変わっててさ、海猫操ってこの俺の妖怪変術の儀式を止めてくれたんだけど…その海猫野郎がこの俺のこと、嫌っててさ、俺もう少しで返り討ち食らうとこだったんだよ!」


    「ハ、ハチローーーーーーーーーーーーーーーーッ!」


「ど、どうしたんだい?大声上げて…俺びっくりしちゃったよ!ナニナニ?ええ―ッ?今回はここまでって…?イヤらしいにも程があるよね!一番知りたい所でそれ、有り…てか?」


“蟻です、すんもはん!次回も頑張りますよ!”って!よく分かりませんが…?


それじゃ、また!             のがみつかさでした!売買!(^^)!


 まだコロナ禍が完全に終息してないのに世の中が騒々しくてホント辛いと言うか、悲しい現実ですよね!“何で今頃になってこんな酷いことするんだよ!”って怒鳴りつけてやりたいです!と言うか、国連安全保障理事会そして全世界が立ち上がってウクライナの方々を救って欲しいです!政治的思想的発言は余りと言うか、全くしたくない私ですけど、こう毎日報道されると暗い気持ちになってしまいます!神様はどう見てるんですかね?こんな時こそ天罰って下らないんですかね?以上、愚痴言って御免なさい!


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