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第 二十二 回

 一、二日で分かった。

 パレットを触ると、銀色だった。勝手に私の頭の中のイメージだが、髪の毛が銀色な人はクールな性格というのが、あるらしい。明るい性格の人もいるだろうけど。広い海なんて、描きたくないという、本当なら無いような理屈。

 クールな落ち着いた人なのに、パレットは色んな色を置く。

 本来、有り得ない、おかしな状態が地盤となって意味を揺るがしている、現在の不思議な状況を表していたんだと、思う。


〈元気な犬(人間)コンテストの審査場〉に行った。

 優勝者はワンコ型ビスケット(人用)のCMにメインで抜擢されるのと、プラス百万円。

 書類審査で一次を通過した、三十六人がやって来ていた

 皆、犬になりきっている。

 どんなことをしたかというと、

 人に飛び付く/遠吠えをする/キューンキュンキュンと、鳴く/エサをガツガツ食べる(犬喰い)/しっぽを、とてもフリフリするなど。

 さすがは、この話はフィクションである。現実だと、ちょっと成立が無いって、感じだ。プロの役者さんが、役によっては、あるのかもしれないけど。

 妖力点は、エサ入れで反応をした。

「犬扱いは、やっぱり不満」出場者は、言った。

 これは双方の感覚の違いが、出たってことか?二十、二十一人、妖魔化してしまった。

 カエルの妖魔になった。スーツ姿だ。ズボンにネクタイ、黒い革靴。顔の部分だけカエルの顔だ。


 予備見さんが「冷静になって下さい」

 鬼襞さんは「馬鹿なことは、よせ」言いたくなる気持ちは少し分かるが鬼襞さんの発言はちょっと、逆効果っぽい。

 幻・世界に十四、五人、人がいる。「予備見さん、人の方、お願いします」

「任せといて」

 影のロープみたいなのを木刀から出して、先の方へプロペラのようにグルグルと、回した。平たい円の傘みたいな感じだ。

 見て、リラックスしてくれたらいい。


 妖魔は人に戻ってくれた。

 出場者が「自分でも信じられないくらい、感覚が変わった感じに、狂っていた。やりたくないなら、出来ることをすれば良かった」

 これは、やっぱり妖力点が原因じゃないだろうか?で、求める物がそもそも、おかしく存在していた。

 そう想えて、ならない。



                    続く


なんとか、ここまで書いた。

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