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第 二十 回
妖魔は魚だ。前になった、妖魔はお腹の下辺りからだったけど、今回のは尾びれが首みたいで、その下が人間の身体という有り得ないバランスだ。まるで水で跳ねた魚の下の水しぶきから、肉体がはえている的な、感じだ。Tシャツやズボン。長靴のような物を、履いている。
二十五、六人、人の状態の方がいるので「鬼襞さん、人の状態の方、お願いします」
「ウム、分かっている。冬美、何か上手く、いったか?すっきりとした、顔をしている」
「はい、秘密ですけど」
「ハハッ、秘密か…」鬼襞さんは、ちょっと残念そうな表情になった。
魚は口から水鉄砲を出す。当たったら腕、痛めそう。
私は影をロープの如く、自分の周辺に、まあるく輪にして数十周させた。
予備見さんが「話し合いましょう、皆さん」
影が私の周辺をクルクルと竜巻に似ている形で回転をする。なんとなく、いやす存在を目指している。
妖魔は人間に、戻ってくれた。
続く
今日中にもう、一回投稿します。(予定)




