最終決戦20.絶体絶命!?真悪夢神猛攻!
おはようございます、ロンロンの弟子です。約1ヶ月も遅れて申し訳ありません。パソコンの故障などいろいろありまして・・・いいわけですね。すみません。
さて、今回はラスボス最終形態ですね。悪夢神と泰人の対決の続きです。
もう大詰めですね。終わりが近いので頑張らせていただきました。
それではどうぞ!
悪夢神側控え室
「・・・ようやく着いたな。」
あれからティライズは悪夢神の弱点を探すためにあの空間をさまよっていた。しかし、脱出することはできないどころかティルス側控え室で一つの空間になっており出口がなかなか見つからなかった。
再び念入りに部屋のチェックをし始めたそんなとき、トレーニングルームらしき部屋の壁の一部が変色しているのを発見する。そこをティライズの剣で切り裂き、できた隙間から入るとそこは違う控え室だった。何故ならそこには誰かが争った痕跡があったからだ。ティライズはミーアが悪夢神に捕まったことを聞いていたのですぐにそのときの傷であると理解し、ここが悪夢神側控え室だと考えたのだ。
「さて、何かないか・・・む?」
ティライズが捜索を開始しようとした時、床に落ちていた何かが目に入る。それは・・・
「・・・金色の、ネックレス?」
金色に輝くネックレスだった。ティライズはすぐにそれを拾い上げ、よーくそれを見てみる。だが、特に変わったところのない普通のネックレスに見える。
「こんな所に不自然に落ちているのはおかしいな。きっと何かあるはずだ!」
そう思ってネックレスを掲げるように持ち上げた・・・その時だった。
ネックレスから光が発せられその光が部屋のある部分を照らす。
「・・・休憩スペース。一体何があるんだ?」
気になったティライズが休憩スペースに足を踏み入れた。そして・・・そこに広がる景色はティライズの想像を越えていた。
「・・・これは、まさか!?」
そう、そこは・・・・・・願いの跡地だった。
夢の柱最上階・川のほとり
「まさかこの我が真の姿にならなくてはならないとはな。・・・だが、今度こそ終わりのようだ。」
巨大な寄生虫の姿、これが悪夢神の最終形態だ。その姿は禍々しく見るもの全てを恐怖に陥れるかのようだ。
王子隊全員が言葉を失い、ただ悪夢神を見ていた。全員それぞれ考えは違うが、感じたことは同じ。それは全員悪夢神の真の姿を見て悪い予感がしたということだ。
「これが悪夢神の真の姿か。初めて見るが、・・・・・・こいつは危険かもしれねえな。」
ヴィントルが全員の心情を代弁するようにボソッと呟く。危険。今までもそうだったが、今が一番その言葉が合う状況のようだ。
だが、立ち止まっていられない。これを倒さないと泰人たちに未来はないのだから。
「・・・最悪の事態を考えておくか。」
largoは確かに強いが使いようによっては更に強力なものになる。泰人は実際ラルゴの力に頼りきりなところが多い。というのも、泰人はラルゴを使う資格があるだけのただの平凡な人である。沙汰や莉麻のように特別な力があるわけではないので、これ以上largoの力を強くするには何か別の力が必要になる。ラルゴを所持することで、体力も大幅に上がっているものの実際力を使う度に泰人は術を使う人以上に疲労しているのだ。
それ以前に泰人にlargoを使えるほどの体力が残っていないのが現状だ。既に2回使っているため、後1回で完全に体力が尽きる。だからこそ勝つには祇亜の力が必要だと考えた。
「さて・・・莉麻、お前には色々迷惑かけてすまなかったな。」
泰人は自分の腕に掴まって震えている莉麻の頭を軽く撫で、優しく微笑みながら言葉を続ける。
「俺はコイツを絶対に倒す。だから信じて下がっていてくれ。」
「・・・ッ!?」
その笑顔を見た莉麻は確かに感じた。このまま行かせてしまえば取り返しのつかないことになってしまうような、そんな感覚だ。しかし、もう他に手はないことは事実だ。莉麻は泰人に一言告げる。
「分かった。・・・絶対戻ってきてね!」
「ああ。」
その返事を聞いて莉麻は後方へと下がる。それを見届けた泰人は祇亜に話しかける。
「・・・力を貸してほしい。俺の合図に合わせてprestの力を俺に使え。それ以外に勝てる可能性はない。」
「そうだな。お前以外で奴にダメージを与えるのは難しいな。・・・この俺が援護してやるからには負けることは絶対に許さないからな!」
そして祇亜は力を使えるのは一度だけだと告げる。自分以外に使う場合はいつも以上に力を使うのかもしれない、泰人はそう理解して頷く。それを見た祇亜はプレストと融合し、希衣成の姿になる。最後にヴィントルに全員を任せると一言言って準備は完了した。
「今度こそ終わらせてやるよ。俺は沙汰達を助けなきゃいけないからな!」
「・・・力の差を見せてやろう。」
泰人の自信満々の言葉に全く反応せずそう言い切る悪夢神。
・・・その後すぐのことだった。
「・・・ぐっ!?」
何か嫌な予感を感じた泰人は大きく後ろへ下がる。すると・・・
ズシャッ
泰人が元いた場所の地面から巨大な棘が天に向かって勢い良く生えてきた。もしあのまま動かなければ全身貫かれて終わっていただろう。
「貴様等が話をしている間に我も準備をしていたのだ。この一帯はもう、悪夢の棘地帯にあるぞ。」
「・・・ちっ、奴に時間を与えたのは失敗だったか。」
そう、泰人達が話をしているときに邪魔をしてこないのはこのためだった。今、悪夢神の周辺の地中は棘だらけであり少しでも近づけばその餌食になるのは目に見えていた。流石に危険だと感じた泰人は、更に後退し棘がない所まで下がろうとしたが・・・
ドンッ
「・・・ん?」
急に見えない壁にぶつかる。・・・いやな予感がして、その辺を触ってみたが確かに何かある。そして理解した。莉麻を下がらせた時に悪夢神と泰人を中心にドーム状の結界を張ったのだと。
「なるほど。この棘エリアからは出られなくなっちまったようだな。」
「その通り。貴様はここで終わる運命なのだ。さてどうする?」
そして次々に地面から棘が突き出て泰人を襲う。それを避けつつ泰人は次の手を考える。といっても棘を避けるので精一杯でなかなか攻撃ができない。そんな泰人の姿に他のメンバーが少し動揺しかかっていたものの、ヴィントルがそれを宥める。奴はそう簡単にはくたばらない・・・と。
「ふむ、当たらんな。ちょこまかと逃げおって。・・・ならばこれはどうかな?」
なかなか攻撃が当たらない悪夢神は次の手に出る。というのも・・・
ゴゴゴゴッ
「地面が揺れている・・・・・・まずい!!」
何やら嫌な予感がした泰人はラルゴを構える。そしてそれは見事に的中することになる。
「散るがいい。展開せよ、棘の園!」
ズシャズシャズシャズシャッ!
悪夢神周辺隙間なく凄い勢いで棘が生えてくる。一瞬で周りすべてを棘の園へと変える。普通に考えてこれを避けるのは不可能だろう。
「・・・マジか?」
祇亜もこれには驚きを隠せなかった。悪夢神もこれは決まったと思ったのだろうか、再び棘が地中へと姿を消し周辺を見渡す。・・・しかし
「・・・・・・消えたか。」
そう、泰人の姿は一切なかった。攻撃を食らったならば血の後くらいあってもおかしくない・・・と、そんなときだった。
「後ろだぜ!」
「・・・なるほどな。」
悪夢神の背後から泰人の声が聞こえた。その声に何故か納得するように頷く動作をする悪夢神に対し、泰人はすかさずスネイルシューターを構えて一撃を放つ。
「食らっとけ、ラルゴシュート!」
ラルゴシュートは放たれ悪夢神へと向かっていく。
あの時、泰人は蝸牛結界・転移を使い悪夢神の頭上、死角へと移動していたのだ。流石に自らの頭上にまでは攻撃をしなかったため無傷に済んだ。そして棘が地中へと戻った瞬間を見計らって背後に移動し攻撃を放ったのだ。
「(・・・うまく行き過ぎてる気がする。俺が蝸牛結界・転移を使うのを予想できない訳ない、・・・まさか?)」
そのまさかだった。放たれたラルゴシュートは悪夢神に届かず目の前で消滅する。まるで何かに阻まれたように・・・。
「残念だったな。我は強力な波動を身に纏っている。それも先ほどのものより遥かに上位のものだ。」
そう言う悪夢神の周りには、先ほどは見えなかった霧状の何かがバチバチと音を立てている。どうやら見えないように細工していたらしい。
そう、細工する意味。真っ先に考えつくのは・・・
「しまっ・・・!?」
「そう、貴様は我の術中にはまっていたのだ。食らうがいい!」
考えついたときにはもう遅かった。泰人が蝸牛結界を展開しようとするよりも早く悪夢の棘が突き出てきて・・・
ザクッ
「ぐっ・・・!」
泰人の右太もも辺りに深々と突き刺さる。あまりの痛みに叫びそうになるが、それを耐えて蝸牛結界・転移でその場から移動し再び悪夢神の前へと出る・・・が
「・・・畜生が!」
たまらず膝をつく。傷口は深く、血の量もかなりのもので一目で相当の重傷であると分かる。
「まぁ、こんなものだろう。なかなかの実力だが、かなり本気の我には届かんな。」
かなり本気。・・・真の姿になってから悪夢神は未だに動いていない。それはまだ全てを出し切っていないことを指す。今の言葉と今までからそう結論づけた者は思っただろう。本当に悪夢神を倒せるのか・・・と。
「泰人・・・助けたいのに、私達は何もできないの?」
「私達じゃ、あの結界を破ることすら無理だろうね。泰人はまともな回復技を持ってないし、あの足の怪我じゃ・・・きついわね。」
「・・・泰人さん。」
心配する梓由、ミーア、雪美。確かに蝸牛結界は万能で使い方次第では治療もできなくはないが、できても軽い傷を治す程度。大怪我には効かない。
「あのお兄ちゃん危ないよ!大変だよ!」
「落ち着いてサミー。今は泰人さんを信じましょう。」
そう言ってサミーをギュッと抱きしめるフィルディアだが、その身体は震えていた。彼女はずっとラルゴとして泰人に力を貸していたのに、力を貸せない今の状況がもどかしいのかもしれない。
「わ、私の力のせいで泰人さんが・・・・・・。」
「落ち着いて。君のせいじゃない、君が悪いんじゃないんだ。」
「そうですよ。後悔するよりも、その先を考えるた方が前向きになれます。僕達が今出来ることは僅かですが、それでも泰人さんを信じましょう!」
夢の所有権を悪夢神に奪われたせいで泰人がピンチになっていると思い、自分を責める星音を必死に励ますスタッフとティルス。彼ら二人も確かに不安はあるが、励ますことでそれを取り除こうとしているのかもしれなかった。
「・・・蝸牛結界を上手く使えばまだ勝てる可能性はある。奴がまだ僅かに油断している今ならまだいけるかもしれない。それにまだprestを使ってないしな。」
「俺様も同意見だ。回復手段がない以上もう行くしかない。」
「・・・回復は届かない。でも、思いは届くって信じてるから!」
結界のせいで莉麻の回復は届かない。だが、祇亜のprestはどうやら効くようだ。真悪夢真の結界とはいえprestの力はそれを通るほど強力なものだ。勝ち筋がまだあると祇亜、ヴィントル、莉麻は信じている。
「泰人くん・・・。」
「・・・・・・。」
「(この足じゃ攻撃は避けられない。蝸牛結界も多用すれば疲れるだけ。となると・・・チャンスは一度きりか。)」
実際変身前との戦いでかなり力を使い、今大怪我を負った泰人は早めに決めたいと考えていた。更に時間もない。残り時間は4時間と10分である・・・時間多いって?いやいや、そんなことないですよ!
そして僅か数秒で作戦をまとめ、覚悟を決めた泰人が・・・仕掛ける。
「行くぞ、蝸牛結界・転移!」
痛みを堪えて結界を展開し、姿を消す泰人。悪夢神は当然その攻撃を読んでいた。
「(・・・茅野泰人が我に勝つ可能性があるとすれば波動をラルゴテンペストで破り、そのまま我にぶつけること。だがラルゴテンペストで波動を破っても残った力で我に大ダメージは見込めない。無防備になった泰人に一撃を入れておしまいだな。)」
そして一番無防備な背後・・・ではなく真上に来ると判断し、上を向く。すると予想通り、ラルゴを構えた泰人の姿があった。
「・・・残念だったな。その程度、我が読めないとでも・・・・・・なっ!?」
勝ち誇ろうとした悪夢神だったが、突然起きたことに驚きを隠せなかった。それは・・・
「おらぁ!」
ぶんっ
ラルゴを投げつけてきたからだ。驚いた悪夢神、泰人はその瞬間を見逃さずに叫ぶ。
「覚醒せよ、スネイラー!」
投げられたラルゴはスネイラーへとすがたを変え回転しながら悪夢神へと向かっていく。初めて見る攻撃にまだ悪夢神は動揺していたため対応が遅れ、そのまま波動に突っ込むスネイラー。
「貫け、スピニングスネイラー!」
回転を更に上げてガリガリと波動を削っていく。ようやく我に返った悪夢神も波動の力を強めようとするが、追いつかない。
「・・・仕方ない、ふん!」
更に波動を強めるため、自らの力を解放する。だが、これで互角になる。それにより
バヂバヂバヂッ
波動は消えるもスピニングスネイラーを跳ね返した。それを見て一息つこうとする悪夢神だったが・・・
「まだだ。構えろ、スネイラー!」
回転をやめて、悪夢神に向かって構えるスネイラー。どうやらラルゴテンペストを放つようだ。
「だが、ラルゴテンペストは溜めるまで多少時間がかかる。つまりこれで終わりだ、・・・悪夢砲!」
ピンと立った触角から放たれる一撃・・・のはずだったが
「悪いな、俺の方が早いんだよ。・・・ラルゴテンペストおおおお!!」
それよりも早くラルゴテンペストが放たれる。少し遅れて悪夢砲が撃たれるが当然ラルゴテンペストの威力の方が高く、ぐんぐんと追い返していく。
「馬鹿な、ありえな・・・!?」
はっとした悪夢神はヴィントル達の方、祇亜を見た。そして祇亜がウインクするのを見て確信する。力を溜めるところでprestを使ったのだと。
そして悪夢砲を撃っている今、場面変更もできない。つまり彼は・・・
「ふ、ふざけるな。我が・・・我がああああああああああああああああああああ!!!!」
ズドオオオオオン!!
攻撃を避けられるはずなかった。
ラルゴテンペストをもろに食らい大ダメージを受けた悪夢神は維持できなくなった周囲の結界と悪夢の棘エリアを解いてしまう。 それを見たメンバーは喜び、蝸牛結界で地面に着いた泰人は痛みに顔を歪ませるもののどこか嬉しそうだった。
しかしまだ油断はしない。時計はまだ動いており、まだ戦闘は続いていると知らせているからだ。
そしてついに・・・・・・
「貴様等ぁ・・・生きて帰れると思うなよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」
悪夢神がぶちきれた。背中から羽根をばっと生やし飛び上がる。それを見て泰人も再びスネイラーを召喚し、ラルゴテンペストを構える。それを見て悪夢神は
「もう一切手は抜かん。・・・これで消えるがいい!」
そう叫びながら自らを中心に今まで見たことがないほど複雑な術式を高速で組み立てる。その術式・・・唯一ミーアだけは知っていた。
「・・・ま、まさかあれは!?駄目、みんな逃げて!!」
だが遅かった。術式は完成し、それは放たれる。そう、それの正体は・・・
「極砲印・悪夢原子砲!!」
神のみが使用を許された究極の術、極印だった。
・・・あれはやばいな、見ただけで分かるわ。ラルゴテンペストなんかじゃ歯が立たないだろうよ。
希衣成、分離するぞ。奴を失ったらこの化け物を倒す手段がなくなっちまう。え、死ぬ気かって?面白い冗談だな、俺たちはもう死んでいるだろう。
なぁに、ここで奴がくたばるのを見たくないだけさ。俺を友達だと言ってくれたあいつの妹のためにもな。
・・・・・・色々あったが奴らにはまだ生きてもらわないと困る気がする。これ以上の何かが起こる気がしてならない。だから、今だけはサポートしてやるんだよ。
・・・この戦いが終わったらちゃんと俺のところに戻ってこいよ。死人は死人として・・・な。
放たれた悪夢原子砲は泰人へと向かっていく。だが見た目は先ほどの悪夢砲とほとんど変わらない。すかさず泰人も対抗して放つ。・・・ミーアの忠告が聞こえる前に。
「ラルゴテンペスト!!」
放たれたラルゴテンペストは悪夢原子砲とぶつかると共に・・・・・・一瞬で消えた。
「えっ・・・?」
あまりにもあっけないその光景に、泰人は身動きとれずそのまま悪夢原子砲が向かってくるのを見ていた。そして当たる・・・と思った時
「この馬鹿やろうがああああ!!」
いつの間にかプレストと分離した祇亜が泰人を思いっきり突き飛ばしていた。泰人はその時、チラッと彼の表情を見た。彼は微笑みながら泰人に一言
「・・・希衣成を頼んだぜ。」
そう言った後、悪夢原子砲に巻き込まれ・・・・・・消滅した。
「祇亜ああああああああああああああああああああああああああああ!!」
確かに泰人は叫んだが、悪夢原子砲が地面に当たった瞬間とんでもない大爆発が起き、その声もかき消される。
そして全員爆発に巻き込まれ吹き飛ばされた。
「畜生、祇亜が・・・。」
爆発で吹き飛ばされたものの、運良く全員同じ所に飛ばされ大きな怪我はなかった。
泰人は周りを見る。先ほどの爆発で周囲の景色が変わってしまっている。木々は折れ、川も枯れ悲惨な状態である。
「まずは、悪夢神の位置を・・・ラルゴ使い、後ろだ!」
「なっ・・・?」
ヴィントルに言われて後ろを向くとそこには・・・悪夢神がいた。
「もう貴様は邪魔だ。・・・消えるがいい。」
グサッ
「・・・ぐがっ!?」
悪夢神の腕が伸び・・・そのまま泰人の左胸を貫く。そして腕を引き抜かれた後、支えをなくした泰人は地面に倒れ光が彼を・・・
「お兄・・・ちゃん?」
・・・カチッ。ただいまの時間、午後11時53分。・・・・・・残り時間、後7分。
続く
どうでしたか?主人公まさかの敗北・・・というところで次回に続きます。
正直主人公の蝸牛結界は強すぎですね。移動やら拘束やら、他の技も距離を取って攻撃するものが多いので本来は後衛タイプなのですがそうもいっていられませんね。打たれ強いので前衛です(笑)
因みに潜在能力は莉麻>沙汰>泰人です。莉麻は玄武の力を継いでいて、泰人はラルゴの使用権利を継いでいます。そのため主人公の潜在能力は低いです。沙汰は一般人にしては高いほうですね。一応兄も限定つきではありますがブラックラルゴを使っていましたし、弟も同様ということでしょうね。
さて、長くなってしまったこの話も次回ついに最終話です。エピローグやらあとがきも同時投稿の予定のため時間はかかりますが。はたして悪夢神を倒せるのか、夢の世界と融合したディオールはどうなるかも含めて次回で終わらせます。次回作の説明もちょこっと入れますので見ていただければ嬉しいです。
それではみなさん、また次回お会いしましょう。インフルエンザも流行っているのでお体にはお気を付けください。ではでは!
20130210 修正しました。願いの祠→願いの跡地です。申し訳ありません。