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Mystic world  作者: ロンロンの弟子
真実編
106/115

最終決戦15.攻略開始!

おはようございます。ロンロンの弟子です。お待たせしてすみません。色々と忙しくしていたため時間が取れませんでした。

さて今回はついにラストダンジョンへ乗り込みます。残り今回を合わせて7話とプラス1話なので頑張っていきましょう!

それではどうぞ!!

ティルス側観客室


「・・・じゃあこれで行く。絶対にやつを倒すぞ!」


ヴィントルの声に合わせて全員が頷く。泰人が祇亞と戦っている間に作戦会議が終わったようだ。そして今の時間は午後1時30分、あと30分で時間である。


「じゃあ俺はあの子を連れ戻してくる。先に隣の部屋に行っていてくれ。」


沙汰はそう言うと星音のところへ向かうべく部屋を出ていった。




とは言ったもののあれからかなりの時間が経っておりこの辺にはいないのかもしれないという考えが過ぎる・・・が、待機室とは逆方向の部屋の一つが開けっ放しになっているのが確認できる。そこには女子のロッカールームと書かれている。どうやらここにいるようだ。


ガチャッ


「よぉ、待たせたな!」


なんの躊躇ためらいもなく入る沙汰。ここは夢の世界なので今は星音しかいないことはわかっているので問題ないと判断したのだろう。

奥の方に女の子が丸まっている姿が見える。恐らく星音だろうが沙汰の方は一向に見ようとはしない。


「時間かけてすまないな。少し時間を空けたほうが話を聞いてくれると思ったからな。」


「・・・・・・そうですか。」


反応はしてくれたが沙汰の方は見ようとはしない。どうやら合わせる顔がないと思っているようだ。沙汰は少し考えて話を続ける。


「・・・俺のことはどれだけ恨んでもらっても構わない。君の友達、そして泰人を手にかけた俺の言うことなんて聞きたくないのは分かる。だけど・・・・・・このままでいいのか?」


「え?」


驚いた星音は沙汰の方を向いた。涙は既に出し切ったのか、目元は赤く腫れぼったいが濡れてはいない。


「確か君の夢の所有権はミーアが持っていたはずだ。そのミーアが悪夢神にやられたなら奴に奪われたと考えていいだろう。・・・ここからは仮定だが、夢の所有権を奪われて好き勝手に書き換えられてしまうとどうなるか。恐らく君、佐野星音という存在は消えて消滅する。そして新しい佐野星音が生まれるだろうな。君とは別の違う君が。」


「・・・う、嘘。そんなの、嫌!」


怖がる星音。自らの存在が消え、違う自分が生まれる。それがもし悪であれば・・・他の人、緋情夫を傷つけてしまうかもしれない。それがとても怖かったのだ。


「だが安心しろ。俺たちは君を救う。勿論君だけじゃない。緋情夫もミーアも梓由もみんな、みんな救ってやる。だから・・・・・・力を貸してくれ。」


「そんな。私なんかじゃ沙汰さん達の力になんて・・・。」


そんな星音に対して両手をギュッと握って安心させる沙汰。いきなりで驚いた星音は顔を赤くしている。


「君の世界、君の夢を取り戻せるのは君だけだ。大丈夫、俺を信じなくても他の奴らを信じればいいからな。俺よりもまともな奴が多いから安心できるだろうよ。」


真剣な沙汰の目が星音に向く。これは流石に本気だとしか思えなかった。そして、星音は頷く。


「・・・ありがとうございます。私、沙汰さん達を信じます。私にできることがあるなら協力させてください!」


「あぁ!」


こうして和解した二人は待機室へと向かおうと・・・



グゥ~



「!!?」


「・・・おう、そういや君は何も食ってなかったな。まだ少し時間あるし食ってから行くか。」


うつむく星音はまた顔を真っ赤にした。今度は恥ずかしさからだがそのおかげで少し肩の力が抜けたような、そんな気がした。






そして食事を終えて今度こそ全員が待機室へと集まった。待機室にはベンチがあるだけで他には何もないので殺風景である。

時間は午後2時、ついに決戦の時間である。2時に時計の針が向いた瞬間部屋に悪夢神の声が聞こえてきた。


「ふむ、全員揃ったか。何人かは逃げ出すかと思ったがな。」


「御託はいい。早くその夢の柱とやらへと俺様達を飛ばしやがれ!」


ヴィントルが起こったように声を荒げると、悪夢神は仕方ないなと呟くと部屋全体が光に包まれる。メンバーそれぞれが思い思いのことを口にする。


「全てを・・・救います!」


「・・・ま、今度こそ終わるようだしやってやるっすよ。」


「んだな。このままじゃ他の奴らも俺も消えちまうから何とかしなきゃな。」


「帰ったらお菓子いっぱい作るよ♪」


「ははは。・・・結局僕は何者なのかは分からないけれど、やれることはやるさ。」


「・・・姉さん達は絶対助ける。」


「私に・・・できること・・・。」


「いっぱいいっぱいたのちーね♪」


「本当、こんな状況じゃなければいいのだけどね。・・・泰人さん、待っていますよ。」


そして・・・光が止むと全員の姿が消えていた。






夢の柱・1F


全員目を開けるととても広い部屋?にいた。学校等の体育館の倍近くはあり、部屋全体が円形で扉も窓もないが何故か壁に大きな時計が一つだけあり今午後2時だと知らせてくれる。上を見ると天井が見えないほど高く上の方で僅かだがなにか光っているように見える。しかしそれが何かまではわからない。辺りを見回すメンバーに聞き覚えのある声が聞こえてくる。


「気に入ってくれたかな。ここが貴様らの最後になる場所だ。殺風景だが、最後にはふさわしいだろう。」


「お前の最後になる場所・・・の間違いだろ?俺たちは負ける気ないし奥の手もあるんだからよ!」


沙汰が煽る。それに対し数秒時間を置き悪夢神が再び話す。


「・・・何度も言っているが途中参加はなしだ。万が一茅野泰人が帰ってきたとしても参加資格はお前達4人にしかない。奥の手とやらが何かは知らないが無意味だと知るがいい。」


「参加資格・・・ねぇ。ま、なら仕方ないな。」


あっさり引く沙汰だが・・・彼はまだ笑っている。少し引っかかる悪夢神だが再びルールの説明に入る。


「さてルールを説明しようか。見ての通りここには階段もない為どうやって上に上がればいいか疑問に思っている者もいるだろう。そこで上に上がる方法を教えよう。・・・現れろ!」



ぽん



軽い音がすると沙汰たちの目の前に子犬のような生物が出現した。敵意を持っているらしくこちらを威嚇している。


「これから100匹の魔物と戦ってもらう。1匹倒すたびにその部屋は上に上がるようになっている。魔物は倒すごとにどんどん強いもののなっていくのでそこは覚えておくといいかもしれないな。そして全部倒したら我が直々に相手をしてやるがそれまでにやられたり、力尽きたり、時間切れになったりしないように気をつけるのだな。・・・言い忘れないようにするが、時間はそこの時計で測っているためその時計で12時になった瞬間にお前たちの負けが決まるということは覚えておけ。それではお前たちの足掻く姿を見せてもらおうか。」


と、そこで声が途絶える。どうやら始まったようだ。


「・・・なるほどな。強制的に敵と戦わせて疲れさせる戦法で来たか。よっぽどティルスやスィングの能力を恐れているようだが・・・こんな場合の作戦も立ててある。プランBで行くぞ!」


ヴィントルの一言によりメンバーが動き出す。まずはスィング以外が全員後ろに下がる。そして、莉麻とヴィントルが融合し自分たちの周りに闇の障壁を張った。どうやらスィング一人で戦うらしい。


「いいか。疲れたらすぐに沙汰と交代するがノルマは50匹だ。出来る限りノルマを達成できるようにするんだ。・・・というかしろ!」


「・・・なんか莉麻ちゃんに命令されるのって変な気分っすね。でもまぁ・・・。」


話しているあいだにもスィングは子犬に向かって走っていく。子犬も飛びかかってくるがスィングはあっさり避けて子犬を触る。・・・すると子犬は急に倒れこみその後消えていく。そして1匹が消えたとき今度は3匹出現する。それに合わせて地面が浮き、少し上に上がる。


「俺っちもノルマは守るっすよ。・・・さて、無事に帰ったらうまい魚料理でもたくさん食うか!」


と呟きながらも向かってくる敵を次々に倒していくスィングだった。




今の時間は午後2時を過ぎたところ。残り時間は10時間・・・?











続く

どうでしたか?少し説明が必要ですね。

佐野星音が夢の世界の鍵になります。今は夢の所有権を失っていますが元々の所有者ですので彼女以外が夢の世界を書き換えると負荷がかかります。ミーアも悪夢神も今のところは影響はありませんが、これからどうなるかは・・・分かりませんね。

ラストバトルの戦闘方法は至ってシンプル。100匹のモンスターを倒せばいいんですからね。モンスターは後半になるほど強くなっていきます。最終的には青龍クラスのモンスターを予定していますが・・・少しきついですかね?頑張ってもらいましょう!!

さて次回は歴史シリーズ最後になります。なぜかシリーズ化してましたね。今では偽りの歴史1の1をつけたのを後悔してたりします。・・・とこんなことはどうでもいいとして予告ですね。モンスター100匹戦の後編と一応覚えている限りの謎全てを明らかにする回ですので良かったら見てください。

次回は来週予定です。・・・最近現実の厳しさが本当によく分かってきた・・・と思ってみたり。だって就職先が全然決まらない・・・・・・って、それは関係ないですね、はい・・・。

それでは皆さん、元気でまた次回お会いしましょう!!

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