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アホみたいな学園生活でのラブコメ

この世界には大きく分けて3つの人種がいる

一つは友達は多く日常的にも充実しているタイプ

二つは友達が少なく日常的に阻害されているタイプ

三つはどちらにも属しそして属さないタイプ

そして俺はこの物語の主人公になるのだ

「お兄ちゃん何してるのまたブツブツ言ってるちょっとキモいよ」

妹が起きて始めていった言葉がこれである

「ちょっ楓キモいとか言うなよ」

「あーあ、お兄ちゃん顔だけはいいのになーんかキモいよね」

「じゃあな楓もがっこう遅れるなよ」

「はいはい、いってらしゃーい」

俺の名前は白雲幽鬼

早くもこの 高校についたわけだがやたらと周りの視線が気になる

「ねえあの人ちょーかっこよくなーい私アタックしちゃおうかな」

「お、いいやつ入ってきたじゃんちょっと捕まえようぜ」

·····どいつもこいつも顔だけで判断しやがって俺の心の声を聞いて絶望しろこのハゲども)

当然こんなことを口で言えるはずもなく俺は笑みを送った

そうして俺は自分の新しい教室に入った

それからすぐに朝のホームルームが始まった

「えー、これからあなた達の担任になりました透利茜です、さてとまずは自己紹介から始めましょうか」

それから数分が経ち自己紹介の順が俺に回ってきた

「俺の名前は白雲幽鬼です、スポーツなどは得意なのでどんどん誘って下さいよろしくお願いします」

最後に笑顔をみんなに送ったわけだが心の中ではこんなことを思っていた

········俺の名前は白雲です、できるだけ一人になりたいのでほおっておいてくださいてゆうか動くのはきついと思ってます

俺の自己紹介のあとは今回最大の拍手に包まれたが内申うるさいと思た

ホームルームも終わり俺の席の周りには人が溜まっていた

「私くるみよろしくね」などなど同じようなやつが周りに溜まっていった

「みんなよろしくな」(あーあゆっくりしたかったんだけどなぁ)

目をそらすかのように周りを見てみると一人の男が見えた

「ん?あれは初日でぼっちの男もいるんだないいな変わってほしいな」

「幽鬼さん今から職員室に来てください話したいことがあります」

「わかりましたじゃぁみんなまた後でな」

(ふぅやっと抜け出せたこればっかりは先生に感謝だな)

職員室に入りその奥の個室に入った

「おいお前幽鬼だっけか実はだな 君にやってもらいたいことがある」

·······え、この人二人になったとたん口調が変わったこの人やばいやつだ

「な、なんですか?先生なんでも言ってください」

「そうか実話だな君には学級委員をしてもらいたい」

「いい話ですが丁重にお断りします」

「ほぅ、理由を聞かせてもらおうか」

「私は学力もそこまで良くないですしそんな余裕はないですよ」(まあただ単に面倒くさいだけなんですけどね)

「なるほどならこれではどうだ?」

そう言って横から封筒を取り出しその中から三枚の写真を机の上に広げた

「これは…というかこの写真をどこで」

「お、やっぱりその反応を見るからにきみだな」

そこに写っていたのは中学生時代の俺であるしかもその頃は絶賛中二病だったときである

「いや、この時はちゃんとかつらもはめてたし顔バレ防止に眼帯とマスクをつけていたはずだ」

「ああ言っておくが君に拒否権はないということをわかっておいてくれ」

(こいつ鬼だ、ほんとに教師かもうゲームのラスボス超えてんじゃねもうゲームだったら電源消して捨ててるよ)

「何か行ったか?」

「いいえ何も言っていません…」

この緊張感のもと額から嫌な汗が流れる

「あの先生…」

「どうした?」

「学級委員長の件こころよく引き受けますのでその写真だけは公開しないようにお願いします」

「おお、引き受けてくれるかいやー私も強制はしたくなかったから良かったよ」

(強制したくなかった?アホかほとんど強制通り越してたぞ)

「で、私は何をすればいいんでしょうか?」

「そうだな…朝のホームルームでわかったようにうちのクラスには何故か厄介者が多い無論君を含めてだ、そこで君には彼らを普通にしてやってくれ」

「言っておきますけど、やれる自信はないですからね」

「もちろん期待してるぞ」

(あれ俺今自信ないって言ったよね何この人、人の話聞けよ)

「まぁ後のことはあとでまた話すとりあえず今は教室に帰りなさい」

「わかりました…一つ聞いていいですか?」

「なんだ?」

「学級委員って俺一人ですか?」

「いいやあともう一人いるぞ」

「それって…」

「心配するな、大丈夫だよ、次の授業始まるぞ帰った帰った」

それから職員室を出て自分の教室に入った

それから時間は過ぎて帰りのショートホームルームへと場面は移った

「ええっとこのクラスでまず学級委員を決めたいと思いますそれじゃあ男子と女子別のくじを用意してあるのでこれに名前を書いてください」

先生の目がギラリと俺の方へ輝き先生は笑った

数分が経ち先生はその人の名を発表した

「ええっと結果は さん、そして くんですよろしくお願いしますね」

(え、 って誰だっけ聞いてないだけだけど)

「はい、分かりました」

その声は少し冷血で淡々としていた

「そういうわけで一年よろしくお願いします」

「分かりました」

「それじゃあみんな時間なので帰っていいわよ、このあと学級委員の二人は来てください」

うなずいて俺となんとかさんは先生のあとについていった

「白雲お前とはもう顔を合わせているからこの口調でいいよな?」

「はい、問題は大有りですがまあいいです続けてください」

「お前にはもう話したが四条はまだだったからもう一度言うぞ、うちのクラスにはなぜか厄介者が多いなぜだよホント嫌いだ教頭のやつ!!」

「まぁまぁ先生落ち着いてください」(教頭が可愛そうだからやめたげて)

そんな会話の中でも さんは冷静だった

「まぁそんなわけで二人にはそんな奴らを無事社会に出せる方法を考え実行してほしいんだ」

「分かりました、ところで具体的に何をすればいいんでしょうか?」

「それを最初の仕事として考えてほしいだから帰ってゆっくり考えてほしい」

「分かりました、それではさようなら」

そう言い捨て彼女所は帰っていた

「君も気づいているんだろ?」

「はい、彼女もその対象なんですね」

そういうことで俺のぼっちという夢は崩れ落ち新しい高校での生活が始まった


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