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雑詩集  作者: 潮風詩央
56/75

朝のファンタジー

風よりも透明なクリスタルの

窓の向こうから

徐々に聞こえてくる

ドラゴンのうなり声で

僕は目を覚ました


ペガサスのたてがみで織られた

カーテンを開けると

太陽を隠すほど 竜 竜 竜 竜

空の支配者と言わんばかりに

彼らは そう 風よりも自由に飛んでいた



こすった手をどけると

魔法の日常の魔法は消えた

冒険 ではなく 学校へ行ってきます



日が昇ったから起きたのではなく

時計を見て 時間になったから

いつものように 何となく起きただけ

毎日が同じことの繰り返しで

つまらなくて飽き飽きしてても

考える必要なんてない

どうせみんなくだらないに決まっている


ゼロから無限までの永遠の道を

目を閉じて 手探りで

歩いてるふりをしている


始める前から諦めていて

夢なんて意味ないと

全てが色あせてみえる







心の目が曇っていては、何にも見えないよ。

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