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雑詩集  作者: 潮風詩央
33/75

解放 / 無題

「解放」


いちばん大切なものを

橋の上から


ポイッと投げた

ポチャッと落ちた


音もなく沈んで

見えなくなって


花よりも 鳥よりも

風よりも 自由になった





「無題」


ごらん

自由が風に吹かれて

転がっているよ


コンクリートの上を

歩道橋の上を

じゃり道の上を

アスファルトの上を

坂の上を


そうだ

僕も自由なんだ

そして君も






言うまでもなく、自由がテーマのショートポエム二本立てですね。

「解放」怖い詩にも取れますが、ネガティブな意図は全くないです。大事なものを一度手放して身軽になることで、見えてくる景色もあるかと思います。逆に石コロのような「全く大事ではないもの」を放り投げるときに、"もしこれが大事なものだとしたら……?"という逆説的な発想の方が近いかも。より一層、大事な何かに気付けると言いますか。感性で書いた詩を、言葉で解説するのも分かりにくいですね(汗) なんていったら、本末転倒ですけど。

「無題」より自由を際立たせるために、今あえて「無題」としました。自由というのはどこにでもあるから自由なんですよね。気持ち一つで、いつでも、どこでも、誰でも自由になれるのではないか。なれるといいな。まあそれが、究極に難しいんですが。。。自分が自由だと思える人は、世の中にどれだけいるでしょうか。幸せとイコールでもいいかと。(三本柱でいうと、夢+自由+愛=幸せ、ですかね??)


では次。

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