表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
雑詩集  作者: 潮風詩央
16/75

未視感

やけに充実した日の終わりに

不意に懐かしさがこみ上げてきて

独りの夜が歪んではっと気付く


人間だということを思い出す


明日はきっと訪れるはずだけど

時間の流れを止めてしまいたいねと

会ったこともない君に言われたい


人間だということを思い出す


(僕は…

私は…

君は…)


人間だということを忘れるまで思い出す






既視感=デジャブの逆の意味の造語です。何度も感じたはずのことが、いつでも初めてに感じてしまう。この詩で言うと"自分は人間"ということです。奇妙に思われるかもしれませんね。前に少しお話ししたこととつながりますが、人間は慣れてしまう生き物です。ですが同時に、慣れることは恐ろしいことでもあります。さすがに"自分が人間である事実"に慣れなかったらそっちの方が怖いかもですが(汗) "どうして人間に生まれたのか"を考えることも大事な気がします。また哲学じみてしまいましたが、そういう警報(?)も込めたタイトルだと思うと……なかなか深いですよね? 深いということで!www


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ