メガネっ子のおもひで〜レーシック体験記〜
レーシック体験記。
私は小4の時かな、眼鏡をかけました。
寝る前、豆電球の下で本を読んだりしていました。
そういうのも原因かなぁ。
子ども心に眼鏡をかけるのは、ちょっとガリ勉野郎に見えるのが嫌でしたね。
それからテレビゲームですね。
ファミコン以降、ずっと視力は下がり続けましたね。
高校に入ると0.0以下になって、目の前より遠くはほとんどぼやけて見えます。
レンズも牛乳瓶底みたいに厚さでなんだかなぁ~ですよ。
のち、薄いレンズが開発されましたが・・・。
今は、ゾフとかオンデイズなど安価で眼鏡は買えますが、当時は2、3万軽くしていましたからね。
で、高3くらいでソフトコンタクトレンズを使い、大学、それから社会人で眼鏡に戻し30代後半でレーシックを受けたという流れですね。
レーシックの話聞きたい?
では、レーシックの話をざっくりとしていきまひょか。
もう10年近く経ちますので、はっきりと言えないところもあり、曖昧さはあります。
まあ、私の書く拙作はこういうところが多いので、なまあたたかい目でよろしくお願いします。
当時文でも残しておけばね・・・良かったなと思いました。
レーシックは目にレーザーをあて、角膜を削り視力を回復させます。
もうね、かなり度入りの眼鏡で眼精疲労をおこし肩コリがひどかったので、思い切って施術に踏み切りました。
あれは、福岡の眼科でしたね。
電車から駅に降りて歩く事、およそ10分の距離にありました。
今は天神ビックバンで無くなったのかな。
それはさておき、目の検査のち、当日を迎えます。
術後は安静が必要なので、近くのホテルに予約をとりました。
目に麻酔の目薬、のち術台に乗って、両目の部分だけ開けられた布(タオル?)を被せられます。
麻酔が効いていて視界は光をあてられて真っ白だったかなあ。
レーザー照射がはじまります。
パンっ!
結構な音とともに目に激痛が走ります・・・へ、痛くないって聞いていたけど。
パンっ!
いててててててててっ!
これ、個人差があると思いますが、私はかなり痛かったです。
まさか、麻酔が効いてなかった?(笑)。
もう絶対やりたくないもん。
数発やられてトラウマもんですよ。
術後は安静にということで、しばらく別室に通され待機しました。
レーシックを受けられた方は、1日入院されるケースもあるそうですが、私は病院を後にします。
分厚い防護眼鏡をかけ病院からでると、実はまだぼんやりしか見えません。
しかし、見え方が全然違います。
ぼやけて見えるものの、まわりのほとんどがくっきり見えるのです。
人混みの中を歩き、ホテルへと向かいます。
歩く度に、傷みがあるので、早くホテルについて安静にしたいという気持ちばかりでした。
チェックインをして、ホテルに着くと、光が眩しいんですよね。
簡単にコンビニ弁当で夕飯を済ませて、処方された薬を飲むと、すぐに部屋を真っ暗にしてベッドに潜り込みました。
ひたすら、傷みがひくのと、明日のはじめて見る景色を楽しみに思い、早い内から寝ました。
翌日。
ベッドから起き上がり、恐る恐る目を開きます。
それは、それは、見える素晴らしい世界でした。
幼い頃見ていた眼鏡がなくても、くっきりどこまでも見えるあの景色。
傷みもおさまっていて主治医が言った通り、ほとんどありませんでした。
いや~良かった。
しかし、術後10年近く経ち、徐々にまた視力が落ちてきているんですよ。
レーシックって、人により視力が変化するんですって。
このままだと良かったんですけど~なかなかうまくいかないもんだ(笑)。
もうね~10年近く、だいぶ前になるなあ。