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“私を好きになった罪を認めてください!”

作者: 七瀬
掲載日:2022/02/08






僕は、好きになった女の子にこんな事を言われる。

“私を好きになった罪を認めてください!”

これって、どういう事なのだろう?



誰をどう好きでも【罪】になる事はないのに、彼女は僕にこう言う。

僕が、彼女を好きになる事は本当に罪なのだろうか?

僕は恋愛経験が少ないし、決して恋愛が得意な方ではない。

だけど? 女性ひとを好きになる事が罪になる事などないはずだ!

僕だって、女性ひとを心から愛していい権利を持っている。

僕は僕が好きになった女の子に直接聞いてみる。



『どうして、僕が君を好きになると【罪】になるの?』

『私は特別な女なのよ! “貴方みたいな平凡な男が好きになって

いい女性じゃないわ!”』

『好きになるのに、平凡も何もないと思うけどな...。』

『私は私に見合いった男性ひとじゃないとダメなの!』

『・・・わ、分かったよ。』

『じゃあ、もう私を追いかけ回さないでね!』

『・・・あぁ、』





なんか面倒くさい女で、一瞬で“恋”が冷めた。

自己中心的で、自分がどの女性よりも一番だと思っている。

見合った男性ひとって? どんな奴なのか?

どうせ、ああいう女は変な男を選ぶに決まっている!

僕は違う女性ひとを好きになる事を誓う。









 *






・・・数ヶ月後。

あの女性ひとは、自分に見合った男性ひとと付き合いだした。

僕は彼女の彼氏を見て納得した。

【似た者同士】彼女には、あの彼氏がお似合いだと思う!

ぽっちゃりお坊ちゃま。世間知らずのお金の使い道を知らない男。

どうせ、ああいう男の親父が金持なのだろうな。

ボンボンって怖いよ。

まともに働いた事がないだもんな~。

仕事がどれほど大変なのか分かってないんだよ。

真っ白の運転手付きのリムジンに乗って、後部座席でシャンパンでも

飲んでるような奴だ!




『あら、久しぶりね!』

『・・・あぁ、どうも、横の奴は彼氏?』

『そうよ、ステキでしょ!』

『“ボクの彼女に手を出すな!”』

『はいはい、手は出してないよ、ただの知り合いだから。』

『じゃあね、もう会わないと思うけど。』

『もう、僕も会わなくていいよ! じゃあね。』

『・・・・・・』

『じゃあ、行こう、ムッちゃん!』

『・・・えぇ、』





今更思うのは? なんであんな女、好きだったんだろうな。

疑問でしかないよ。

変な彼氏作って、僕に自慢してくる女だよ。

キモイだろう!

そりゃ、イケメン男子ならまだ分かるけど、、、?

見た目は、ただのデブじゃん!

金持ってなかったら、ただのヤバい奴だよ。

そんな奴に、僕は負けたみたいだ。

それならそれでいいけどね。

本当に、あの女と付き合わなくてよかった。

付き合ってたら? 偉い事になってたはずだ!

僕は土壇場に強い! 勝たなくていい試合もあるという事が

これでよく分かった。

今では、“本当に素敵な女性ひとを好きになった。”

まだ片想いだけど、いつか両想いになれるといいなと考えている。



最後までお読みいただきありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[良い点] タイトル、とても魅力的でついつい読んでしまいました。面白かったです☆
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