内海 芽
名前:内海 芽
年齢:26歳
身長:164.3cm
体重:53.0kg
髪:白髪。左半分の髪を纏めて垂らしている。全体的には短い。
その他外見:アルビノであるため、髪と肌は透き通るように白く、瞳は鮮やかに赤い。双子の妹である由花と比べると少しきつい顔つきに見える。
体の線が全体的に華奢で、亜人であるという事実を知らなければ、とても繊細な人であると思われやすい。
職業:
好きなこと:午後のゆるりとした日に家事をゆっくりこなすこと/紅茶
嫌いなこと:しつこい営業や勧誘/判別しにくい冗談
彼女と妹は、15歳で帰るべき家を無くした。
純粋なアンリミテッドである彼女達の家族は、特別富裕層というわけでも、特別貧乏というわけでもなく、ただ普通の生活をしていた。中流家庭とでも言えばいいのだろう。
しかし、亜人という一部から「異質」とされる存在に対して憎悪を抱く者は多く、何故か彼女達の家族はその標的になった。理由なんて無い。きっと、「そいつらが亜人だからだ!異質なんだ!」という勝手な言い訳が飛び出すのだろう。
彼女達の親は入念に殺され、彼女達自身は触れられさえしなかった。両親が地下室に隠したのだ。他殺の場合、アンリミテッドは「頭部及び中枢神経系の完全破壊」によってのみ死ぬ………。
彼女達は、運良く犯人達が家を出た後になってから地下室を出た。
しかし、自分の両親の死体を見たという意味では、運が悪かった。
彼女達は総合防衛軍・警察系統の警察官によって保護され、生活能力が十分であるという理由から、すぐにおっぽり出された。
姉である自分が、しっかりしなくては。義足の妹を目の前にしてそう考えてふさぎ込んでしまうのは、至極当然なことだろう。
彼女は、指定危険区域で活動する違法組織の一人として生きていた。そこで出会い、世話をしてきた少女が、彼女の人生の転換点となると知らずに。
能力:[gas flooding]
能力者を中心として、半径15m内のあらゆる気体を操作する原能力。
それは「気体」であれば何にでも作用可能であり、また、硬さや性質そのものを変化させることも可能。
例えば、「空気の壁」、「空気の刃」、「空気の弾丸」、「空気のクッション」。
半径15mという範囲はあくまでも、能力者が自由に操作できる範囲を示す指標であり、この範囲を超えても一定距離はその性質を持続して存在する。