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真夏のイチャイチャ大作戦

 ぴちょり姫の続編です。真夏のプールサイドの話です。何故だか作者が男性だとこういう話を書きたくなる。プールとお風呂の話ですがそんなエロくはないと思います。それではまたね!!

 2018年夏休み小学校ではプールの講習があった。カイトと幼馴染みのナナルは一緒に学校に通う。その二人を遠目で見る妖怪二人の影。ブロック塀の角から隠れてみる二人。ぴちょり姫とまり子さんでした。

 (くそーー!!イチャイチャしてるな~~!!)

 (ぴちょりちゃん!!なんで私も一緒なの??)

 カイトとナナルは学校に行きプールの更衣室で着替え水泳の練習をする。カイトは平泳ぎまで出来る。ナナルはクロールが泳げた。一生懸命練習する二人。プールサイドでは同じクラスの女子達が会話していた。

 「なんかこの頃カイト君かっこよくなってきたよね。」

 「えーー!!そんなことないよ。」

 「ナナルに声をかけるようになったとか??」

 「なんかこの頃カイト君チョコレートの匂いするんだよね。他の女子でも出来たのかな??」

 「あはは、そんなわけないよーー!!」

 プールサイドの女子たちの会話。プール外のブロック塀から妖怪少女二人が双眼鏡でカイトとナナルを監視する。

 「やはりスク水の女の子がいいのかーー!!」

 (ぴちょりちゃん!!声大きいよ!!)

 髪の毛がびしょ濡れの少女ぴちょり姫、髪の毛が足まである白いワンピースのまり子さん。二人の視線を受けながらカイトとナナルは水泳の練習をした。夕方二人で帰るカイトとナナル。ナナルから話しかける。

 「ねぇ。この頃そっけなくない?」

 「え、そんなことないよ。」

 「そういえばカイトってバニラ派だよね?」

 「ああ、そうだけど?」

 「なんかチョコレートの匂いがするんだよね。」

 ギクッとするカイト。ナナルは続ける。

 「チョコレートこの頃食べた?」

 「えーと、ああ食べたよ。」

 「でもこのチョコレートの匂い女の子の香り玉の匂いなんだよね!!質的に。」

 また、ギクッとするカイト。

 「そ、そうなのか?はは、誰かつけてたんじゃないか?」

 「そうかもねーー。」

 「ああ、そうだよ!!」

 とちゅうで別れて帰ったカイト、帰り道心臓に悪かったもののなんとかなった。プールに入ったし風呂に入ろう。風呂に入った。カイト独り言をつぶやく。

 「なんとかなった。ばれたら大変なことになっただろうなあ。」

 「何が?」

 「何が?て?え!!ええーー!!」

 体を洗いながらつぶやいていたカイトに風呂の中からしゃべりかけてくるぴちょり姫。

 「バッ!!お前風呂に入ってんじゃねぇーー!!」

 「大丈夫です!!」

 ぴちょり姫が風呂から立ち上がる。手で顔を抑えるカイト。

 「スク水着てます!!」

 「そういう問題じゃねぇ!!」

 今夜は騒がしくなりそうだ。ちなみにカイトには小学二年生の妹がいます。まり子さんは帰りました。

 ナナルは今夜はスマホでブーチューバーを観ながらつぶやきます。

 「ふーーん。人の男をとったらどうなるか??わかってるよね??」

 何やら不思議なつぶやきを残してベットで寝ました。2018年夏に夜でした。

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