第二話 お婆ちゃんお爺ちゃん今は元気にしてますか?
サブタイトルの意味は本文の最後に分かります
教室から飛び出し、遼先輩に連れられてやって来たのは体育館倉庫だった
里奈「なんでここへ?」
遼「まぁ、ちょっとした知り合いが避難しててね、おーい皆居るかー?」とおもむろに扉を開けたそこには3人の人影があった
???A「遅かったねー遼、ありゃその子って……」
と気にかけてる女子
遼「まぁちょっとワケあってね」
???B「ふーん、そういう関係かぁ」
とからかう男子
???C「まぁまぁ茶番はそこら辺で終えよっか(笑)」
と話を収める男子…皆聞き覚えがあるけど……誰だっけなんでか思い出せない…
A→佐夜子「取り敢えず私は獅子尾 佐夜子、宜しくね!」
C→聖「僕は佐久間 聖、聖って気軽に呼んでね」
B→凱斗「俺は黎鐘 凱斗だ」
里奈「えぇっと獅子尾さんに聖さん、黎鐘さんですね…わ、私は櫻坂里奈です、宜しくお願いします…!」
佐夜子「えぇ宜しくね」
聖「宜しく〜!」
凱斗「取り敢えず遼ーこの子連れて来たのは良いけどこれから、どうすんの?」
遼「ん〜〜〜〜〜〜……正直考えてなかった!」
一同凍りづく
凱斗「ま、まさか本当になんにも考えてなかったのか?」
佐夜子「取り敢えず…ちょっとだけ里奈ちゃんに説明するかな…里奈ちゃん今から言うことにはちゃんと聞いてね?」
里奈「は、はい何でしょう…!」
佐夜子「今起きてる事はね、妖のせいなの信じられないだろうけど聞いてね?」
里奈「は、はぁ…」
佐夜子「そのせいでこの 闘い は起きてるの。それを食い止めるのは陰陽師とかの仕事でしょ?そこで私は陰陽師っぽいって言うか家の事情で陰陽師より上のランクでお役目みたいな事をしてるの、その名は天獄ノ護リ手と呼ばれてるわ」
里奈「は、話が読めません〜!」
佐夜子「取り敢えず私たちはね?妖を倒す為、ここに集められたのよ!」胸を張って答える佐夜子だが、里奈は疑問に思った
里奈「ちょ、ちょっと待ってください。それって私は含まれてませんよね?」
凱斗「何言ってんの、含まれてるに決まってんじゃんw」
里奈はその時絶望した、そしてあの世のお爺ちゃんとお婆ちゃんへの挨拶を決めた瞬間であったのだった
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