長い前置きと短いルール
前置きが長いので、読み飛ばしてもらって構いません。
作者の突っ込みどころ満載の現状が書かれています。
人生とは、サイコロのようなものだ。
いくつもの種類があり、いくつもの選択肢から適したものを取捨選択する。
選択肢でさえ運が付きまとい、選択のときでさえ何が起こるかわからない。
なら、サイコロで彼の行く末を決めてみようじゃないか!
-二日前-
「なんか面白くて、飽き性な俺でもやれそうな企画無いかなぁ。」
そんな独り言を部屋で吐きながら動画サイトを見ていた。
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「クトゥルフTRPGかぁ。やってみたいけど、金もねぇし友人もいねぇしなぁ……」
面白いことだ。中学時代に私は孤立した。私生活では、親以外とはもう話さなくなっていた。
休日にできた時間と学校終わりの帰宅後の時間は、寝ているか、動画サイトのチェックをしているか。その他にすることは、ポケモンのレベルアップくらいだ。
学校では、誰かと話す気もないし、話しても相手の話についていけなくて悲しい気持ちになる。
「よろしい、ならばリセットだ。」
結果的に、リセットとなった。進学とはすばらしいものである。こうして、完全とはいかないながらも、関係を切ることに成功した。
そうして現在。
「まずいまずいまずい。今までやってこなかったツケがここでぇっ。くっ。このままだと、進路がヤバイ。成績もヤバイ。人生がヤバイ。でも、どうしたらいいかわかんねぇ文章力もねぇ。作文、どうする?どうしたらいい?どうすればよくなるんだ?それよりもアニメを見なくては!今期も見なくてはいけないアニメが気がついたら10タイトル超えて…すべてを見るには、350分か。資格試験の勉強もしなきゃいけないのに、くそっ。なんてことだ。日常系のアニメが来期にはなくなるだと!早く代替になるアニメを探すんだ。とかなんとかいって、明日の部活までに書類を2つほど仕上げなくては……。はっ、研究だ。課題の研究計画の見直しをしなくてはいけない。先生に相談をして…またやることがぁ……。」
もう、訳がわからないよ。そんな声が聞こえるような状況になってしまった。
わかっている。アニメよりも何よりも学生の本分は勉強をすることである。
当然だが、こんなことをやっている暇などないのだ。ではなぜやるのか。
それは、今まで自分が何もできず、始めたことは完結させられなかったことだ。
これをしないままに社会人になるのは良くない。遊びも仕事も始めた後には終わりがあって、片づけがある。
何か一つだけでも、はじめて、終わらせる。まるで、RPGに描かれる物語のように。TRPGのようなテーブルゲームのように。そして、人生のように。
ルール
1.「ん」と「を」を除く平仮名48文字を五十音表に基づき
「あ」行を1~5、「あ」列を1~10として例のように表現する。
例:「そ」(3,5) 「わ」(10,1) 「五十音」=(列,行)
2.選択肢の数は、6n(nは整数)とし本文に選択肢を書き残すものとする。また、n>1の選択肢数をもつ選択にあたっては、2つ以上のダイスを加算することにより結果を出すものとする。
3.サイコロを振る回数は、本文中にて
選択肢:1・2・3・4・5・6・7・8・9・10・11・12(回)
結果:9回
振るこことする。
4.各話の最初の言葉は、上記1.に従い6面ダイス1つにて一回、2つにて1回の合計2回試行した結果とする。
5.上記2.3.4.に従い、一日一回は更新(投稿)するものとする。
6.各話は必ず、800字以上となるように執筆する。
7.作者が飽きた場合は、必ず選択肢の中に終わることのできないものを5割は入れるものとする。
さて、次のお話から物語が始まるわけですが選択肢については数少ない友人や部員に聞くなどして作って行きます。作者は、2割程度関わるかたちでできればと思っています。