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アールグレイ【Earl Grey】

 いらっしゃいませ。

 おやおや、夏バテですか? え、煮詰まっている?

 それはたいへんですね。

 ではちょっとした紅茶遊びでもいかがでしょう?

 世の中、猛暑の真っ最中。

 こんな日は気分をすきっとさせる飲み物がありがたい。

 強めの炭酸、酸味の強いジュース。 いやいや、やはり伝統的に麦茶?

 そんなつらつら思考をダダ流ししながら通い慣れた道を歩く。 向かう先は大学に入って先輩に連れてきてもらって以来、すっかり常連となってしまった紅茶専門店。 え? お前、ジュースとか麦茶とか言ってなかったか、って? 蕩けてスライムになりそうな日射しの下、思考に一貫性なんて求めちゃいけない。

 ようやく辿り着いた店の、今時自動じゃない扉を開ける。 いつもならカララン、と金属質な音を立てるドアチャイムの音がリィーン、と澄んだ音を立てた。 あれ?


「あら、いらっしゃーい」


 涼しげな音の余韻が消える前にカウンターからいつもの柔らかい声が迎えてくれる。 にっこり、と微笑むウエイトレスさんは相変わらずのほんわり美人。 うーん、癒される。


「ちわーっす。 毎日暑いっすねー。 あ、ドアチャイム変えたんすかー?」


 へらっと定位置になりつつある席に陣取ると、のーてんきな軽い挨拶にころころっと笑い声が返ってきて。


「南部鉄の風鈴が手に入ったから変えてみたの。 音が涼しげでしょう?」


 冷たい水が満たされたフロストグラスを置きながら教えてくれる。 なるほど、金属のくせにやるな、南部鉄。

 ・・・いや、違うって。


「いらっしゃいませ。 さて、今日は何にしますか?」


 一人ツッコミをしているところにカウンター向こうからやっぱり癒し系の笑みを含んだ声でマスターが声をかけてくる。 渋い、というにはまだ若いんだけど、この人なら絶対渋いおじさまになるよなー。


「んー。 あっついからなー。 アイスティー・・・いやいやこういう時こそ逆説的にホット?」


 ・・・ますます頭がスライムになりかかってるなー。


「そうねぇ。 お昼のメニューはなんだった?」


 ほへ? 昼?

 ウエイトレスさんの唐突な問いかけにかっくんと首を横に落として、蕩けた頭をフル回転。


「えーと。 朝がー。バナナとにんじんにがっつり氷放り込んだスムージーでー。 昼は・・・冷やし中華に。 あ、かき氷つけたわ」


 おお、見事に夏メニュー。


「・・・だめじゃない。 体冷やすものばっかり」


 ウエイトレスさんにめっと睨まれてしまって傾いていた首を戻して竦める。

 はい、食事療法とか専門にしてるヤツのやることじゃないっすねー。 でも暑いんだもーん。


「それではホットのほうがよさそうですね。 体が温まるものでないと余計に暑さを感じますよ」

「ふぇーい。 でもあっついよー。 ホットですっきり涼感なのがいいなー」


 我ながら無茶を言ってみる。 いつもならこんな無茶にもみごとに応えてくれるマスターなんだけど、今日は頭が暑さのあまりにもはやスライムと化しているようで。


「あ、そだ、あれ。 ほら最近コンビニで人気のペットボトルアイスティーの。 なんてったっけー。 これぞ紅茶、とか言われてるやつー」


 ・・・冷静になって考えれば意味不明。 でもその時はもう、いいやつ思い出したー、とばかりに悦に入っているスライム頭。


「あー。 アールグレイのアイスティーかっこ無糖っていう?」


 ウエイトレスさん、ステキ。 『かっこ』って。


「それそれー。 ゼミ仲間に飲まされたんだけど、ペットボトルにしちゃ上出来?」

「お飲みになったんですか? それで『これぞ紅茶』でしたか?」


 お、マスターが反応した。 あの口ぶりだと飲んでないんだな?

 とはいえ。

 あれさー、ぴんと来なかったんだよねー。

 確かに紅茶、それも紅茶風味じゃなくって、ではあったんだけど。 清涼飲料としては上出来だとは思ったんだけど。


「んー・・・これぞ紅茶、とは思えなかったんだよなー。 なんつーか、こう・・・すっげー香りは強いけど上品な感じで味もストレートティーみたいな腰の強さがあるよーな気もしたんだけど。 でもなんか違う?」


 いやまてオレ。 自分で言ってて疑問形ってどーよ。


「ああ、なるほど。 そういうことですか」


 へ?

 そういうことって、マスター?

 

 マスターも意味不明だぞ、と思って視線を向けるとまるでそうなんですね、と問いかけるようなマスターの視線にウエイトレスさんが肩を軽く竦めて小さくうなづいているところ。 目と目で会話っていいわー。

 ・・・いかん、本格的に頭が溶けたスライムだ。


「わかりました。 ではちょっと実験してみましょうか」


 マスターがくすくす笑ってポットを手に取る。 実験? なにオレ、実験されちゃうのー?

 あぁ、もう。 だめだわ、このスライム。

 なんて自分ツッコミすら決まらない状態で突っ伏してるところにことん、とカップの置かれる音。


「はい、お待たせ。『実験』だからカップでね」


 ウエイトレスさんがお茶目にウインクしていつものカップにいつものポットから注いでくれる。 うん? あ、ほんとにぴったりカップ一杯分だ。 そして漂ってくる紅茶紅茶した香り。


「おー。 紅茶だー」


 だから意味不明だってば、オレ。

 いただきます、と手を合わせてからカップを取る。 強くなる香りはまさに『これぞ紅茶』。

 だが。


「うぇ?」


 一口飲んだ途端、思わずそんな声が漏れた。

 なんだ、これ?


「いかがですか?」


 びっくり固まったところに穏やかなマスターの声。 カップを持ったままぎこちなく視線を動かす。


「まーすたー・・・これ、なにー?」


 出てきた言葉これって・・・なさけねー。

 でも、マスターはいつも通りの笑顔で返してくれる。


「紅茶、ですよ。 いかがですか?」


 繰り返される、オレの感想を待つ言葉。

 オレは強烈な香味に少し覚醒したスライム頭を必死に働かせる。

 そう。

 違和感の元はその強烈な香味。

 口に含む前と後での差異がなんとも言えずちぐはぐで。


「紅茶・・・うん、香りはすっごい紅茶なんだ。 なのに口に入れると・・・なんか、違う?」


 そこでふ、と同じ言葉を口にしたような、とほんの少し前の記憶を辿って。

 気がついた。


「マスター・・・これ、あのペットボトルだ。 いや、あれとおんなじ印象なんだ」


 そうだよ、あれだ。

 漂う香りは上品な『紅茶』で、味もストレートティーとしか思えなくて。

 それなのに、何かが違う。 何かがかみ合わない。

 そんなもどかしい感覚。


「ふふ。 さすが食事療法士の卵さんね」


 横合いからウエイトレスさんの笑みを含んだ声。

 ・・・なにが? さすが?

 なんかもー、今日はオレだけじゃなくってマスターもウエイトレスさんも意味不明だよ。


「では、こちらだといかがですか?」


 マスターがカウンターでポットから注ぎきった別のカップをわざわざ持ってきてくれる。

 まだ前の残ってるのに、と思ったところでこれが『実験』だった、と納得して。


「うん? 香りは・・・同じ?」


 遠ざけた最初のカップの香りかと思って新しいカップを引き寄せ、くんくんと嗅いでみるが、同じ香りだ。

 色合いは・・・最初のよりかなり淡い。

 えー。

 おんなじ紅茶を薄く入れただけ、とか言わないよねー?

 思わず上目づかいでマスターを見るが、にこにこといつもの笑顔が返ってくるだけ。

 意を決してゆっくりと一口。 ほわり、と広がる香味。

 だが、今度のそれは最初のカップと違って柔らかい紅茶の味としっくり馴染み、違和感を残すことなく喉を落ちていく。


 ・・・なんだ、これ。


 一杯目とは別の意味で頭の中で呟く。

 なんなんだよ、これ。

 香りはいっしょなのに。 口に含んだ直後の香味と味の感覚もいっしょなのに。

 なのに、なんでこっちはしっくり馴染んでるんだよ。


 先ほどの上目づかいとは別の問いを込めてマスターを見上げる。


「それがアールグレイですよ」


 オレの視線にマスターが一言。

 『これがアールグレイ』・・・?

 マスターの応えを頭の中で反芻して。

 ぐーるぐーるとそれこそバターになりそうに繰り返して。


 ・・・待てー。 いや、同じ系統の香りだけど、違うって、いや、そーじゃなくて。


 まだスライム化したままらしい頭を振りしぼる。


「これがアールグレイなら最初のは? 同じ香りだった」

「あれも、アールグレイです」


 マスターの応えに混乱し始める前に言葉が続く。 ただし、と。


「最初のはアイスティーにすることを前提にして香り付けを強くしたものですが」

「・・・へ?」


 香り、付け?

 なに、これ。 アールグレイってフレーバーティーだってことか?


 本格的に混乱してきて、こりゃもうだめだ、と白旗を上げる。


「マスター、降参。 頭スライムでわかんね」


 ぱたぱたと見えない白旗を振るとウエイトレスさんがきゃらっと笑った。


「あら。 ほぼ正解してるのに」


 いや、無意識の言葉が正解でも本人理解してなかったら正解じゃないんですってばー。

 ジト目でウエイトレスさんを見るとまたくすくすっと笑われた。 でもいやな気分にはならない。 その笑い方はあまりにもやさしい。


「お察しの通り、アールグレイはフレーバードティーですよ」


 マスターが穏やかに説明してくれる。


「一説にはイギリスのグレイさんという貴族が考案した、と言われているのでこの名前なんですが。 本来のアールグレイは中国原産の茶葉にベルガモットの香りを付けたものなんです」


 いわく。

 中国原産のラプサンスーチョンとかいう紅茶に感動したグレイさんが自国でその味を再現しようとして生まれたのがこのアールグレイらしい、とか。

 ラプサンスーチョンの香りが入手できなかったのか、グレイさんがこれだ、と思ったのかは知らないがその香りの再現にベルガモットという柑橘系の香りが使われたのだ、とか。

 真実はわかりませんけれど、と言いながらそんなウンチクをマスターが教えてくれる。


「まぁ、最初はどうであれ。 大事なのはグレイさんが感動した味と香りを再現しようとしてこの逸品が生まれた、ということでしょうか」


 うん、ありがとマスター。 アールグレイがフレーバーなのはわかった。

 でも、まだ謎が残っている。

 それにもきっと応えをもらえるに違いない、と期待を込めて見上げると、マスターがひょい、と肩を竦めた。

 うーわ、めずらしい。

 肩竦めるってウエイトレスさんの専売特許かと思ってたよ。


「アールグレイの香りは茶葉本来の香りではなく、後から付け加えられた香りです。 そのため、アイスにしてもその香りが減衰・・・弱くなったりはしないんです。 だからアイスティーやペットボトルのように香りが失われやすい紅茶にはたいてい使われていますね」

「なるほど・・・お手軽紅茶に使われてるから『これぞ紅茶』の香りって思われやすいってこと?」


 オレの合いの手にそうです、と肯定が返ってくる。

 でも、違和感は? あれはなんだ?


「アールグレイ独特の香りが紅茶の代名詞のように浸透しているので、それをアイスでもっと強調するために香り付けを強くしたアイスティー用アールグレイ、というのがあるんです」


 それが先ほど言っていたオレの違和感の元だろう、とマスターは笑う。

 香りが『これぞ紅茶』で、紅茶に馴染んでる舌が無意識に予測する味と比較してずっと強いベルガモットの香味のせいで『なんか違う』になるのだろう、と。


 ・・・つまりあれか?

 それまでの経験やらなんやらで食べ物の香りから予測される味とは違う味がするからなんかしっくりこないってことか?

 ソース焼きそばの香ばしい香りに釣られて食べたらポン酢味の焼きそばでしたー、ってなったらそら驚くわな。


 ・・・喩が変過ぎた。

 うん、でもなんか納得した。

 あれだな。 チョコレートのフレーバーティー飲んだ時のあの感覚だ。

 香りはがっつりココアなのに味は甘さのない紅茶だった、あの、コレチガウ感だ。


「つまりー、最初のがアイスティー用の香りの強いアールグレイだったからオレの脳内変換された味よりも口から抜ける香りが強すぎてなんか違う感になった、てことだよな?」

「たぶん、そういうことでしょうね」


 なるほど、ね。

 例のペットボトルがしっくりこなかったのもそこか。

 『紅茶』だと思って、その香りにさらにその思い込みを強くして飲んだからオレの中の『紅茶』と違う味に違和感だったのか。


 妙に納得して。

 なのにまだ、なにかすっきり解けてない。


「マスター。 こいつも、アールグレイなんだよね? ベルガモットの香りの」


 言いつつ、二杯目のカップを掲げてみせるとそうですよ、とうなづきが返ってくる。

 うん、これだ。

 これがすっきりしない元だ。


「じゃ、なんでこれはしっくりきたんだろう? 香りはおんなじなんで警戒してたのに、飲んだらすっごい『オレの考える紅茶』だった」


 そうなんだ。

 二杯目は『うん、これこれ』って言いたくなるくらいオレの『紅茶』だったんだ。

 

「そちらがホットで入れることを前提に香り付けしたアールグレイだからだと思いますよ」


 ホットで入れることを前提。

 そっ・・・か。 さっきのはアイスで入れることを前提に香りが強く付けられてる。

 こっちは・・・ホットで入れた時にその香りを最大限に生かすバランスで香り付けされてる、ってことか。


「人間って味や食感だけじゃなくて嗅覚でも『味わってる』のよね」


 くす、っと笑ってウエイトレスさんが最初のカップを取り上げ、カウンター向こうへ。


「だから・・・こんなことも出来ちゃったり?」


 そしてカウンター上に置いたクラッシュアイスいっぱいのグラスに持っていったカップの残りを注ぐ。


「はい、実験の仕上げ。 どうぞ?」


 出来上がったアイスティーを再びオレの前に置いて艶やかににっこり。

 思わず、グラスをにらむように見つめてからそっと手に取る。


 ひんやりしたグラス。 香りは・・・さっきより格段に淡い。 でもしっかりとあの香りがする。

 慎重に一口含むと。

 広がる、ベルガモットの香味、ほどよく冷たい『紅茶』の味。

 まさに『これぞ紅茶』。

 アイスティー用、というのが問答無用で納得できる、しっくり感。

 ほんと、味てば味覚食感だけじゃないんだなー、と思ったところで。


 待て、よ?

 それって・・・ショック療法に使えね?


 オレの専門は食事療法だが・・・対象分野は実は心理系だったりする。

 懐かしい味で興奮した神経を静めたり、スパイスでテンション上げてみたり、というどこまで薬に頼らずに心を病んだ人を穏やかな気持ちにさせられるか、というのが命題だ。

 だけど。

 今まで考えたこと、なかった。 香りがこんなにも味に直結している記憶になっているなんて。

 これは。


「香りと味の関係性をうまく生かせたらホットですっきり涼感、も実現できるかもしれませんね」


 なんでもないことのようにさらり、と。

 マスターがオレの無茶な注文を再現する。


 ふつーに考えればあっつい時にホットなんて体を温めてますます暑くなる。 体冷やすばかりじゃだめだって頭で理解してても本能的に欲しいのは冷たいもの。 でも、香りという特性があれば、それは可能なのかもしれない。 ミントとかの『涼感』として認知されてる香りを使えば暖かい料理もなんか爽やか涼しげ、とかというのと同じように。

 固定概念を覆す効果を得られるのかも、しれない。


 ・・・うわー、奥が深すぎてたいへんだわー。


 自分の専門分野の研究ヒントになりそうな事実をつきつけられ、思わずげんなりと突っ伏す。 でも、二杯目のカップもアイスティーに変身した一杯目もがしっと握って離さない。


「そんなにしなくてもどっちも取り上げたりしないわよー?」


 今度こそからかうようなウエイトレスさんの言葉に、なんかもー先が思いやられるわぁ、と脳内ツッコミだけはしながらもスライムから脱して気分が高揚していくのはアールグレイの香りのせいかもしれなかった。

 実は。

 アールグレイって苦手でした。

 香りが強すぎて、ね。

 学生時代に通いつめていた紅茶専門店のマスターにそれを言ったところ、大笑いされて、その時に初めてこれがフレーバードティーだと知りました。

 でもまぁ・・・これもラプサンスーチョンと同類のツンデレ紅茶です。

 ホット用かアイス用か、『どこの』銘柄のアールグレイか。 そして、ベースの茶葉はなにか、でみごとに好みがわかれたりしちゃいますからね。

 奥が深いです。


【アールグレイ】

 いまや紅茶の代名詞のようにもなっているアールグレイ。 これが実は『ストレートティー』ではなく『フレーバードティー』であることを知っている方は以外と少ないらしい。

 アールグレイは茶葉(最近は種類を問わないらしい)にベルガモットという柑橘の果実の香りをつけて作られる。 このベルガモットは食用ではなく、その香りを楽しむ精油・香油として使われるもので、アールグレイのような紅茶以外では香水の世界でお目にかかることが多い。

 Earl Grey(グレイ伯爵)という名前から推察されるが、アールグレイはラプサンスーチョンを基にイギリスのグレイ伯爵(1800年代のイギリス首相)の命で作られた、と言われている(信憑性は定かではないが)。 ストレートティーの茶葉と違って着香であるアールグレイの香りはアイスにしてもあまり減衰しないのでアイスティーブレンドにはかかせない紅茶となっており、『これぞ紅茶の香り』と無意識に思っている方も多いとのこと。 反面、ベルガモットはその性質上、熱を与えるとより強く香るので、ホットのアールグレイは苦手、という方も多いらしい。

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