7話 みんなの□□□を取り戻して
アリス「じゃあ、おやすみなさい」
体に布団を被りながら言った。
魔理沙「おやすみなさーい」
私は友達が出来たことに嬉しながらも眠りについた。
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???「霊夢、魔理沙」
どこか懐かしい声がした。
霊夢「あんた誰!?」
驚きながらも言った霊夢の声がする。
私も起き上がって、声がした方を向いた。
それは女性の方で金髪で、髪を何個か編んでいた。
魔理沙「ここは…どこですか…??」
私は金髪の女性に聞いた。
???「…どこと言われましても、ここは『私の場所』としか言いようがありませんわ」
丁寧な口調で女性は言った。
私の場所?
…自分の部屋ってことかなぁ?
???「『この世界』では、初めましてでしたわね。霊夢に魔理沙」
霊夢「ちなみに、どうして私たちの名前を?」
???「前々から監視していたのよ。貴方達2人を」
私は一瞬誘拐犯とでも思ったけど、あきらか言ってることがおかしいので私は夢を見てるんだなと思った。
(ちょっと失礼か…)
紫「私は八雲紫。」
霊夢「……あんた、お母さんが言ってた…!!」
霊夢のお母さんが……?
魔理沙「あの、ここから出して下さい!」
紫「…魔理沙が魔理沙じゃないみたいね。物凄い口調が丁寧ね…」
話を聞くにつれて、この人が何者なのか分からなくなってくる……。
紫「1つ言っておくわね。『貴方達の世界』にも八雲紫という人物がいると思うけれど、それは『今いる私』では無いので、勘違いしないのよ。」
紫「□□□は絶対に取り戻して見せないと…もうすぐ霊夢達や『他の世界』の住民が危ないわね…」
そう紫さんは呟いた。
そこで途切れてしまった。