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幻想学園  作者: りんご飴 @魔理沙推し
2つ目の異変 〜紅霧異変〜
4/17

3話 2年B組

〜前回のあらすじ〜


2年A組のクラスメイトになり、幻想学園や幻想街の異変を解決する『秘封倶楽部』に入部した魔理沙。

魔理沙は、隣の席に座っているパチュリーと仲良くなりたいようで、今回は『パチェマリ仲良し大作戦』(これは主が考えた名前であり、魔理沙が考えた訳では無い)を実行するようで……?

部活が決まった時、ちょうどチャイムが鳴り出した。


魔理沙「起立、礼」


全員「ありがとうございました」


また私しか言ってない気がしたけど、もう気にしないことにした。


ーーーーー業間休みーーーーーーーーーーーーーーー


魔理沙「パチュリーさん、何読んでるんですか?」


私はパチュリーさんがずっと持っていた本のことについて聞いた。


パチュリー「えっと……これは……」


パチュリーさんは私と同じぐらい(もしかしたら私よりも?)カタコトだった。


仕方ないので、自分から表紙を見て作品名を確認した。


『マジカル少女☆紅夢の魔女』


……と書いてあった。


魔理沙「あ!これ有名ですよね!私も大好きなんですよこのシリーズ!!」


『マジカル少女☆紅夢の魔女』はアニメ化もされているアクションコメディ。

通称『マジ☆マジョ』です。

多分、パチュリーさんが持っているのは『マジ☆マジョ』の小説版かな?


パチュリー「……!!!」


パチュリーさんの目はキラキラと希望の光でいっぱいだった。


魔理沙「パチュリーさん、良かったら私と友達になりませんか?一緒に『マジ☆マジョ』の話しましょう!」


パチュリー「…………大歓迎よ!」


パチュリーさんが明るく笑った。


その時、無理やりドアを開いて、


???「号外、号外〜!2年A組にも配っときまーす!」


少し茶色が入った黒髪の女の子が教室に入ってきた。


2年A組には大量の新聞が配られていた(ばらまかれていた)。


霊夢「……文?」


文「?」


文と呼ばれた女の子は首を傾げた。


霊夢「……もう新聞は書くなって言ったでしょ〜!!」


文「わああああ!!!」


まあ、文さんの事は置いといて……


???「……あらら、止めようとしたのに。」


???「ちょっとぉ!咲夜、早く止めなさーい!!」


咲夜「今すぐ止めに参ります、お嬢様」


もうどっからツッコんだら良いか分からん……。


えっと、まずは文さんは置いとく。


そして、教室にピンク髪の女の子と水色髪の女の子が入ってきた。


霊夢「よし、駆除完了」


いやいやいや人を駆除って言わないし、駆除しちゃダメ!(ガチ焦り)


文「もう書かないから……許してぇ……(泣)」


文さんはもう半泣きだった。


ちなみに射命丸文さんは自称新聞記者。


去年、『博麗神社、今年も賽銭なしか!?』という記事を出され、それからこの2人の仲は悪いらしい。

(まあ、喧嘩するほど仲が良いと言うので……この2人の場合は言うのかな……?)


???「よし、とりあえず文と霊夢の暴走は止めたと……」


水色髪の女の子は腕組みをした。


霊夢「ちょっと、なんで私まで暴走したことになってるのよ……」


霊夢は呆れた顔をした。


咲夜「あれは完全に2人とも暴走してたでしょ……」


咲夜さんはため息をついた。


水色髪の女の子は急に私に目線を向け、


???「あら、貴方見ない顔ね。名前は?」


魔理沙「きり……」


私が「霧雨魔理沙です、」と言いかけたところ、


???「霧雨魔理沙、そうでしょう?」


水色髪の女の子は私の名前を当てた。


私は今日転校したばかりだから名札はつけてなかった。

なのに、この女の子は名前を当ててきたのだ。

私と会った覚えは無いので占い師みたいだなと、思った。


???「運命が、視えるのよ」


運命?


???「私は『運命が可視化される程度の能力』を持っているの。嘘みたいな話だけど。」


水色髪の女の子は切り替え、


レミリア「紹介してなかったわね。私はレミリア・スカーレット。通称『スカーレットデビル』。2年B組の生徒で紅魔館に住んでいるわ。これからよろしく」


……えええええっ!?


あのレミリアさん!?

幻想公園を管理しているのが、この小さい(と言っても同い年だけど)女の子が管理してるわけ!?

ちょっと不安だよ!!(ガチ焦り 2回目)


そういえば、妹に『フランドール・スカーレット』さんっていう妹がいて、『学園の美少女姉妹』って文さんの新聞に書かれてたような…。

(スカーレット姉妹って呼ばれてて、ファンクラブもあるとか……)


確か、他にも書かれてたよね…。えっと、確か……


レミリア「で、こっちが私の友達のさとり。」


さとり「古明地さとりです。地霊殿に住んでいます。よろしくお願いします」


そうだ!さとりさんだっ!

古明地さとりさんは妹に『古明地こいし』さんという子がいるんだって。

そして、『学園の美少女姉妹』の1人とも呼ばれてるんだって!

(古明地姉妹と呼ばれていて、ファンクラブもあるとか…)


レミリア「そうだ、良かったらウチ来ない?魔理沙とも話がしたいわね」


魔理沙「はい……いい機会ですので。」


咲夜「それでは、紅魔館に案内しますね。」


私達は紅魔館に来る事になった。


ここから新たな『異変』が起こるとは、この頃の私達は知らないのであった……。


〜次回予告〜


紅魔館に招待された魔理沙。

魔理沙は紅魔館で起きた、新たな『異変』に立ち向かうことに……!


最近ネタが思いつきやすくて良いな。

次回もお楽しみに☆

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