1話 魔理沙、幻想街へ行く。
この物語はフィクションです。
実際の団地を使っていますが一切関係ありません。
人物も一切関係ありません。(ちょっと悲しい)
この物語は東方Projectをを元にした二次創作です。
原作とは一切関係ありません。
(原作ネタはたまに出てきます)
一部オリキャラが出てきますがご了承ください。
2023年3月12日
東京都の古臭いアパートに1人の少女が、ベットに転がりながらスマホを見ていた。
魔理沙「はあ、この一人暮らしも飽きてきたなー」
実はこっそりバイトしてて充実してるけど…なんか暇だなぁ……。
ピロン♪
魔理沙「あ、霊夢だ。」
霊夢『魔理沙、こうやってLINEで話してるけど、久しぶりに会ってみない?』
マジ?3年ぶりに?
ピロン♪
霊夢『私達明日で中二よね?幻想街に引っ越すって言うのはどうよ?』
え……そんな急な。
ピロン♪
霊夢『私の部屋貸すからさ。どう?』
ええ……。
ピロン♪
霊夢『いいね?幻想街に引っ越してね!よろしくっ』
私は、霊夢が意外に自己中心的だった事に気づいた。
というか、流石に急すぎるんですけど…
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ピロン♪
ん?
霊夢『玄関の前に立ってみて』
唐突に言った。
え……?わ、分かった…。
そうやって、玄関の前に立った。
そうすると、
魔理沙「え、なにこれ……、光が!!!」
一瞬眩しくなったが、すぐ戻った。
その先は……
???「魔理沙、久しぶりだね」
目の前にいる少女が笑いかけた。
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目をこすって確かめてみると、それは私の幼馴染だったことに気づいた。
そして。それに気づいた途端、さらに混乱した。
東京都から幻想街は何日もかかる。
そんな事は、百も承知。
それが、一瞬で行けた。これはあまりにも非現実すぎる。
漫画みたいに決まったストーリーのようで。
小説のように続いた物語で。
私が1分くらい座ったままで驚いたのか、
霊夢「…え、驚いたりしないの?おーい、生きてますかぁ〜」
私は、やっと現実世界に戻ることが(?)出来た。
↑意味がわからん
魔理沙「え、というか霊夢?あの、霊夢…!?」
霊夢「え、そうだけど」
いや、だって!!小学生の時に遠い街に引っ越していったあの霊夢が急に目の前に現れたら混乱するでしょ!!!
ポ○モンで色違いが急に出てくるぐらい混乱するでしょ!!
イマサラタウンだけど!!
霊夢「あれ、言ってなかったっけ」
「私が巫女の『娘』だって」
間を開けて、声をひそめながら言った。
魔理沙「うん、お母さんいるんだよね。お母さん、巫女なんだよね。」
霊夢が頷く。
霊夢「で、私が『空を飛ぶ程度の能力』を持ってるって」
いやいやいや、『東方Project』じゃないんだし。
知らない人に説明しとくと、
東方Projectは上海アリス幻樂団様が作った、弾幕シューティングゲームだよ〜。
菫子とメリーは普通の高校生。だけど、突如東方の国(原作だと幻想郷)に突如幻想入りしてしまう。
そして、菫子とメリーこと、『秘封倶楽部』は東方の国から元の世界に戻るために手がかりを探す。
という物語です。
(今回、東方Projectは別にあるとします)
魔理沙「というか、嘘ついてない?」
漫画みたいな、犯人の真実を聞き出す刑事のように聞いた。
霊夢「ううん、本当本当」
私に向かって頷いた。
魔理沙「じゃあ、私の前でやってみせてよ」
私は低い声で無茶ぶりを言った。
さすがにこれは…………
霊夢「ほら、これで飛べるって信じてくれる?」
霊夢はその場でかるーく飛んだ。
私はびっくりしすぎて声が出なかった。
霊夢「さっきの転移はその能力を一時的に乗っけたってわけ」
霊夢「あと、妖怪とか見えちゃったりするんだよねぇー」
めんどくさそーうに呟いた。(経験者?)
…霊夢の能力って今まで嘘だと思ったけど、本当だったんだ……意外。(失礼?)
霊夢「今日は早く寝よう、明日学校だし。」
魔理沙「そういえば、中学校ってどこに行くの?」
霊夢「『幻想学園』よ」
魔理沙「へぇー、そうなんだ……」
表では余裕で言ってるけど、
友達が出来ればいいんだけど……
私は不安に思っていました。
2話「2年A組」に続く……
次回予告!
『幻想街』の小中高生が通う『幻想学園』に通うことになった魔理沙!
2年A組のクラスメイトは個性的な人達ばかりで!?
あの瀟洒な従者や半人前の庭師も登場致します!
お楽しみください♪