2話 2年B組にも転校生が!
魔理沙達に転校生がやってきた時の2年B組の様子は・・・
2023年9月1日
ふぁぁー。今日、いつもより眠いわね・・・
さとり「おはよう、レミリア」
ふぁぁ・・・おはよー
さとり「なんだか今日はいつにも増して眠そうね」
ちょっと!人がいつも眠いみたいに言わないで頂戴!
さとり「良かった、目が覚めたみたいね」
もー!!!
文「はい!レミリアさん、今月の新聞が完成しました!今日は転校生がやってくるみたいです!」
そう言って、すかさず新聞を渡した。
というか、今月は今日から始まったばっかなのに早すぎでしょ・・・
レミリア「ん?転校生?この時期にしてはやけに珍しいわね」
『文々。新聞』の記事の中に「3人の転校生登場!!3人の紹介は次回の文々。新聞で!!!」とあった。
文「しかも、2年A組や3年A組にも来るとか・・・これは取材が捗りますねぇ!」
文がキラキラした目で見てきた。
はあ、また面倒な奴が来そうね。
???「はいはーい、皆さんお静かに!」
豊姫「今日、私達のクラスに転校生がやってきます!」
そういえば、豊姫がなんで私達の先生なのよ・・・
もうちょっとカッコイイ先生期待してたのにー。
・・・まあいっか。そうグチグチ言っても仕方ないし。
ガラガラガラ
その時、B組の扉が静かに開いた。
???「おはようございます。」
あら、見たことがない子。ということは、この子が転校生?
豊姫「それでは、自己紹介をお願いします。」
沙耶香「楠木 沙耶香です・・・。
えっと、私は生まれつき目が見えないので杖をついています。
なので、名前だけでも皆さんのことを覚えられるように頑張ります・・・!よろしくお願いします・・・!!」
その少女は、緑色の髪の毛をしており
ぴょんとはねているアホ毛がキュートで、瞳は閉じていた。
文「ほほー、目が不自由な方ですか・・・取材が捗りますねぇー(小声)」
レミリア「ちょっと、何言ってんのよ!(小声)」
すかさずペシッと叩いとく。
沙耶香「ひゃあ!や、優しくしてくださいぃぃ!!」
レミリア「そんなに怯えなくてもいいわよ。こいつ(文)はハエみたいな奴だから。そんなに気にしなくてもいいわよ」
文「ちょっと!流石に私も傷つきますよ それ!」
豊姫「まあまあ・・・そうねぇ・・・じゃあ、沙耶香さんはさとりさんの隣の席に座ってね」
沙耶香「は、はいぃぃ・・・」
さとり(・・・心の底から怯えてる。あまり刺激しないほうがよさそうね・・・)
ーーーーー少女授業中ーーーーーーーーー
ちなみに席はこんな感じよ
ルナサ パルスィ さとり 沙耶香
レミリア 文 穣子 女苑
女苑「最近姉さんがさー」
穣子「妹同士、大変よね」
パルスィ「あーもう!転校生が来て妬ましいわ・・・!」
ルナサ「つまり、羨ましいってこと・・・かしら」
私がクラスの様子を眺めてたその時、さとりが沙耶香に言った。
さとり「そういえば、沙耶香さん。貴方は他に家族がいないみたいですが、誰に介護をされているのですか?」
あ、さとり心読んだ。
沙耶香「えっと、私は元々森に住んでいたのですが、その時は動物達に・・・」
文「おわぁぁ!!!その話詳しくお聞かせ下さーい!!!」
レミリア「あああ!!こいつ誰か止めろー!!!」
ルナサ「・・・文も文だけど、レミリアもレミリアよね・・・」
この日のクラスはいつも以上に賑わっていた。(悪い意味で)
ーーーーー放課後ーーーーーーーーーーーーーー
豊姫「それでは、さようならー!」
皆「さようなら!!」
レミリア「それじゃさとり、今日も私と・・・」
さとり「ちょっと待って」
ん?何よ。そんな真剣な顔して。
さとり「沙耶香さんの様子がおかしいわ。後を追うわよ」
はっ?何よ急に!
・・・って!ちょっと引っ張んないで!制服が伸びちゃうから!!!
ーーーーー校舎裏ーーーーーーーーーーーーー
何よここ。校舎裏じゃないの。
沙耶香「・・・やっぱり、角と羽をわざわざしまうの慣れないなぁ」
ん?あれって沙耶香さんの声?
さとり「・・・!!あれって、龍の・・・!」
沙耶香「誰かそこにいるんですか!」
ぴぇ!?バレた!?
沙耶香「なんで、ここにいるんですか。さとりさん、レミリアさん」
声のトーンを落として私達に語りかけてきた。
〜次回予告〜
2年B組に転校生がやってきたレミリア。
「沙耶香の様子がおかしい」と違和感を感じたさとりに着いていき、そこは校舎裏だった。
そして、沙耶香の正体は・・・!
次回もお楽しみに♪
そしてあけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします!!!