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幻想学園  作者: りんご飴 @魔理沙推し
3つ目の異変〜???〜
14/17

1話 転校生が初恋相手

久しぶりの投稿で申し訳ない。

あと、メリークリスマス!!

2023年 9月1日


今日から新学期ですね・・・

夏休みも色々ありましたが、夏休みはずっとあってほしいです。というか永遠に続いてほしいなぁ、なんて。


霊夢「おはよー」


妖夢「おはよーございまーす!」


早苗「おはこんハロチャオーです!」


皆がいつも通りの挨拶をしていく。

・・・ん?ちょ、ちょっと待って?

なんですか、「おはこんハロチャオ」って。


【作者の伝言】


ポ○モンのナンジャモというキャラクターの挨拶です。早苗さんは流行してるとのことで流行に乗ってるだけです。知らない人すいません。



パチュリー「・・・おはよう」


魔理沙「わあ!おはようございます!!」


パチュリー「ひぇ!?急に大きな声を出さないで頂戴・・・」


ああ、すみません。つい嬉しくて・・・


パチュリー「・・・?」


華扇「おはようございます。皆さんに朗報です」


おはよーございまーす、といつも通り返事をした。

というか、その朗報ってなんですか?


華扇「転校生がうちのクラスにやってくるんです!」


て、転校生!?

この時期に珍しいこと・・・


霊夢「そういえば、2年B組や3年A組にやってくるとも聞いたわ」


咲夜「え、なんでそれを早く言わないのよ・・・!」


咲夜さんもウキウキな・・・


咲夜「お嬢様に手出しをする奴なら潰さないといけなくなるじゃない!」


そっちの心配!?

というか潰すってどういう意味です!?(冷や汗)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


はぁ、はぁ、やっと幻想学園に着いた・・・

危うく初日から遅刻するところだった・・・


えー、俺のクラスは2年A組だっけか。

とりあえず1階には教室は無さそうだから2階に行きますか〜


少年は階段をスタスタと駆け上がった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


華扇「あ、転校生はもうそろそろ来るみたいです」


ちょっと楽しみだなぁ!

癖が強い人じゃないと良いけどね・・・



スタスタスタ


黒色に染まった髪がなびいて見えた。

あの子が転校生の子かな?


華扇「あ、入ってきて頂戴」


???「お、ここが2年A組ですかぁ〜」


陽大「紹介が遅れました。俺は悠羅陽大ゆうらはる。これからよろしくです」


黒色でツヤツヤな髪、黄色の瞳が輝いている。

子供のような無邪気な笑みでこちらに目線を向けている。


華扇「席は・・・そうね、アリスさんの後ろが空いてるからそこの席に座って下さい。」


陽大「分かりましたー!」


そう言うと、ささっーと席に向かってった。

なんだか悠羅さんが向かってく時に私に目線を向けていた気がしたけど、まあ気のせいだよね。


華扇「それでは、1限目は理科ですので理科室に移動をー」


あの目線、やっぱり気になっちゃうな。


ーーーーーー少女授業中ーーーーーーーーーーーーー


理科の授業って、なんだかんだ言って面白いんですよね。


陽大「霧雨さん!」


魔理沙「ゆ、悠羅さん!?」


え、えっと、り、理科で分からないところとかあったんですか・・・?


陽大「あの、そういうことじゃなくてね。霧雨さんって『秘封倶楽部』っていう部活に入ってるって聞いたんだけど・・・」


はい、確かに秘封倶楽部ですが。


陽大「俺も、その秘封倶楽部に入りたいんだけど、いいかな?」


えっと、霊夢が秘封倶楽部の2代目会長を務めてるので霊夢に聞いた方がいいと思います。私は副会長なので。


陽大「じゃあ霧雨さんから博麗さんに伝えてくれてもいいかな?」


魔理沙「あ、はい。分かりました。霊夢に伝えときます」


うーん、なんで直接霊夢に伝えないんだろうとは思ったけど・・・まいっか。

霊夢に話しかけずらいのは、ちょっと分かるかも。

でも、なんで秘封倶楽部の存在を知ってたんだろう・・・

悠羅さんは今日からこの学園に入ったんだし、誰も秘封倶楽部の話はしてないのに。

不思議なことも、あるんだねぇ。


ーーーーーーー放課後ーーーーーーーーーーーーー


それから普通に授業をし、放課後へ。


部室に入った途端、誰かが怒鳴り声を上げた。


霊夢「アイツは絶対妖しいわ!」


咲夜「何を言ってるのよ。転校生は普通の人間よ」


早苗「あの子が妖怪なわけないじゃないですか〜」


妖夢「私も、特に妖気は感じられませんでしたが・・・」


え、みんな、なんの話をしてるの?


アリス「魔理沙じゃない。ちょうど転校生の話をしてたところなのよ」


霊夢「魔理沙、なんで妖怪なんかに話しかけたりしたのよ!」


え、妖怪も何も悠羅さんはにんげ・・・


霊夢「アイツは、人間じゃない。アイツから妖気が感じられた。あんな妖気を普通の人間が持ってるはずがない。

つまり、アイツは妖怪。これからアイツを探して私が払う。秘封倶楽部に妖怪なんて御免よ・・・!!!」


確かに転校生にしては少し様子がおかしかったかもしれない。

心の奥がぐちゃぐちゃしてる。

霊夢、いや秘封倶楽部を優先するべきか、悠羅さんを優先するべきか・・・答えは・・・!


魔理沙「私、悠羅さんと話してみる!」


早苗「ま、魔理沙さん!!」


もしも、悠羅さんが妖怪だったとしても・・・クラスメイトとして、放っとけないよ!!

レミリアさんやフランちゃんも、吸血鬼と人間のハーフだって聞いた。

咲夜さんもレミリアさんのことを信頼して従者になってるんだし、人間と妖怪は仲良くなったっていいじゃない!!


霊夢の、霊夢のばか!!!

博麗の巫女だからって、妖怪バッタバッタ倒していいわけじゃないよ!!


私はそう叫びながら廊下を走った。

涙は出てる気がしたけれど気にしなかった。

悠羅さん、悠羅さん待っててね・・・!



はあ、はあ、顔が熱い。

もう何分走ったかな。

さっきまで胸がぐちゃぐちゃしたのに。

今度は胸の奥が、ドキドキしてる。

なんでだろう。変な感じがする。

・・・こういうのを、『恋』って言うのかな。

〜次回予告〜


新学期早々に2年A組に転校生がやってきた!

霊夢は陽大を妖怪だと見込んだが・・・?

そんな時、魔理沙は陽大に恋をする。


一方、2年B組の様子はどうなってるのでしょうか!


2話「2年B組にも転校生!」に続く・・・

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― 新着の感想 ―
[一言] 久しぶりの投稿だーー!!面白かったです、続き楽しみにしています
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