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推理部 (小説家になろう版)  作者: 信藤 霞
4/6

最初の推理 3


「・・・・で、最初の質問なんだが、佐藤の家にどのくらいの知り合いが出入りしているんだ?」


「・・・・それ関係あります?」


「あるぞ、例えば、ツブヤキのこの写真、これどう考えても家の中から撮ってるだろ。 少なくとも、家の中に侵入し、カメラを設置するしかないだろ。」


「そうですね、友達なら、遊びに来てます。弟の場合は、わかりませんけど。」


「そうか、まぁそりゃそうだろうな」


「・・・・この件に関してご両親は、どういったて対応をしていた?」


そういうと、彼女は、気まずそうに言った。


「実は、まだ私の親には、相談してないんです」


流石にこの状態でその手にでるか、と思いつつ自分の感情を押し殺して言う。


「・・・・一応事情は聞く」


「私の親は、共働きでいつも忙しそうにしているから、迷惑かけたくないと思って」


「そうやって抱え込んで、自分が壊れてちゃ世話ないだろ。」


「だからお願いします、このことは、私の親には内緒でお願いします。」


「 完全には、保証しかねる。確実にバレない方法なんてないんだからな」


「ありがとうございます」


「いや、なんでそこで感謝する?」


「完璧には、出来ないけど、それでも最善を尽くすて言う意味じゃないんですか?」


「・・・・」


図星だ。


「わかった、期待は、するなよ」


「よろしくお願いします」

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