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ViB  作者: うーまる
3/19

ViB 展開~現在~

※今回の話は舞台となる世界の説明回です。


投稿スピードは限りなく遅いです。

ですが、今のところ全く投稿しないというわけではありません。

次話も執筆済みです。

まだ載せませんがこれから仮想世界の中に入って物語が進んでいきます。

皆さん楽しみにしてくださいね!

この惑星にはモンスターがいた。

初めて降り立った時上空から見た景色は地球よりも赤みがかった色をしていた。

海はピンク。

まるでイチゴかトマトのようだと言われていた。

当時この惑星のほとんどが酸化鉄でできていた。

鉄が濃く含まれた海水に鉄が含まれた大地。

空気中にも微粒子が舞いすべてが赤に染まっていた。

そこにいたモンスターは空気中や大地、海水の鉄を取り込み体は固く重かった。

とても大きなものからとても小さなものまで。

地球と何ら変わりないと思われていたクリーズだったが酸化鉄という厄介なものが渦巻いていて人間が呼吸すると肺がたちまち酸化鉄で詰まってしまう。

海水も大地も地球とは比べ物にならないくらい酸化鉄まみれだった。

万が一というのを想定して、地球からは酸素と窒素を外気から取り込むことのできるフィルターを持ってきていた。

なので地球からやってきた人間はフィルターのある箱、ステーションの中で生活をし始めた。

最初はステーションは小さく宇宙船内だけだった。

その後防護服を作り酸化鉄の空気内に踏み込みその酸化鉄を使い防護壁を作り、鉄板と空気、鉄板と空気というようにミルフィーユ状の壁を展開していった。

作った防護壁は四角く、遮蔽して展開しやすいようにし瞬く間にステーションが拡張されていった。

クリーズは地球の大きさの300倍の大きさ。

土地も海も困らないくらいに広かった。

それに降り立った場所が陸地で周りが海に囲まれている平野だということも生き残る絶好の場所だったと思う。

地球で言うオーストラリア大陸くらいの大きさのすべてに生体反応が無かった。

そこから離れた場所にはいくつもの生体反応があったが。

海にもいくつかの生体反応が見つかりセンサーで調査をしたところ鋼鉄に囲まれた魚のような生物であることが分かった。

生体反応と言っても小さいものはカウントされていなかった。

蟻のような小さいものから拳大のものまでいた。

これらに食い荒らされなかったのは鉄に強度を増すカーボンを混ぜ合わせて強度を増したところだ。

外へと展開するためのエリア、地質調査のためのエリア、海洋調査のためのエリア、野菜などを作るための農園エリア、人が暮らすた

めの生活エリア、機械やこの惑星への適合するものを作るエリアをそれぞれ作り、ステーションは拡大を続けた。

どれも飛躍的な開発を遂げるのだが、最初に功績を上げたのは地質調査のためのエリアだ。

このステーションは防護服を着て、直接酸化鉄の地面へと降り立つ。

酸化鉄は特殊で舞いやすい特性があったためこの部屋も防護服が無いと入れない。

密閉されたセンサーを使い地質を調べると酸化鉄とダイヤモンドが多く含まれることが分かった。

それと同時に地下には洞窟があり、いくつか地球でも発見されている鉱石や宝石なども見つかった。

未知の金属が大半を占めたがその金属は数十種類とたくさんあった。

加工しやすく、尚且つ、取れやすいクリムスビルンと名づけられた鉱石が今後のクリーズを支える物となる。

海洋調査では水はどこまで行っても鉄が含まれていて深海でも同様だった。

深海の生物は敵から身を守るために鉄を食べ、鉄よりも固い物質に変化させて自身の体としている生命体が多数いた。

要は地球で言う人間の皮膚が鉄なのだろうが、鉄には伸縮性が無い。

なので皮膚として生成された部分の上に鉄が体内から生成されることによって関節などに影響しないような形になっていた。

深海の生物からは鉄に圧力をかけ混ぜ合わせるとできる、カグライトと呼ばれる鉱石が発見された。

カグライトはガラスのように透明で、でも強度はダイヤモンドよりも固い物質だった。

農園には温かみを半永久的に発し、太陽光と同じ効果を持つマグルスを言う鉱石を用い、地球と同等の食を得ることができるようになった。

そして機械をこの惑星の鉱石を使って応用して作り上げ地球と同じレベルまで文明を強化していった。


セントラルステーションでは地球と同じような街並みが作られ多くの人がそこにいた。

もともとこの宇宙船に乗ってきた人は1万人。

たくさんの人が送られてきたがすべて仮死状態だったためスペースなどは全く問題が無かった。

そして個々初代WMSの中で技術や知識を覚えその半数程がそれぞれ専門の技術者となれる状態だった。

強化した知識領域を確保したのは現在の世界で使われているデバイスの先駆機、アーム型のデバイス(アムズ)のおかげだった。

アムズは手首から肩まで自在に伸び縮みするデバイスでリストバンドのようにしたり、肩まで取り付けるものもいた。

どの場合でも表示される内容は一緒だったが皆それぞれいろいろな付け方を楽しんでいた。


大きな町ができると教育機関等の公共施設ができてくるようになり、もともと教育していたセントラルステーション内の管理施設の教

育塔では子供の教育はもとより、仮死状態であった人たちのこれからの生活に関しての専門的教育も行っていくことになった。

この時基本的教育というのはViBの原点となっていたWMSのcline(クライン)で行なっていた。

後々cline内で全ての教育ができるようになる。

教育機関跡地は改修され住居、公共施設、小型商業施設等になっていった。


今回はこの世界の設定を軽く載せてみました。

次からは新キャラとViBの設定などを書いてViBの世界へと入っていきます。

主人公がチートというか何というかわかりませんが、大きな物語を5個くらい載せていくつもりです。

壮大過ぎるし自分にできるかわかりませんが、アイディアが出てる分はやってみようと思っています。

まだこうした大きいものを完成させたことが無いのでしっかりと完成させて行けたらと思っています。

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