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冒険者の腕試し

「ん?おいあいつはどこ行った?」

俺はきょう臨時で入った少女がいなくなったことに気付いて他の仲間に聞いてみた。

「あっ、いなくなってる。あの子どこ行ったんだろう?探さないと。」

うちのパーティの癒し要員ことララが探そうという提案をしてきた。

けどさあ探すのはめんどいだろ。

優しいのはいいけどそこまでしないでもいいだろう。


「はっそんなことする義理はないだろ。

 それにもう今頃は魔物の腹の中だ。探したって無駄だ無駄だ。」

いやそれは言葉がきつすぎだろう。

今発言したやつはうちのパーティーの前衛の筋肉だ。

いや筋肉じゃなくてちゃんと名前はあるんだけどな。まあこいつの名前なんてどうでもいいだろ。

確かにこいつの言うとおりだがもうちょっとオブラートに包んで言えよ。


「そんなこと言わないでよ。今日だけとはいえ立派な仲間じゃない。探しに行こうよ。」


いや行きたくはないんだが。

今ララの言った通りうちはこの三人の固定パーティだ。

人数が欲しい時は臨時で入れるんだがその臨時で入れた少女がどっかに消えていたからこうやって話しあってるってわけだ。


ここはあの少女には悪いが見捨てるっていう選択肢を取ろうと思う。

ここは三人で探索するにはレベルが高すぎる。

だからあの少女を臨時で入れたのだ。

その少女がいなくなったのだから撤退するべきだろう。


「ララ、帰るぞ。」

「そんなっ、あなたまでどうしたの。普段なら助けに行こうっていうのに。」

まあ優しいララは当然怒るよな。

「ここはレベルが高すぎる。撤退すべきだ。

 あの少女の命も大切ではあるが俺はお前ら二人の命の方が大切だ。」


「・・・・・・・・・・わかった。」

よかった納得してくれたみたいだ。

よしじゃあ帰るか。

そう思って狩ろう帰ろうとした途端


「後ろっ!!」

ララが警告してくれたので俺は前に跳んで・・・・・・・・





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