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 おわってなかった。

 おわってなくて申し訳ない。



 いかなるスキルでも、一度切りしか受けられない。

 使いこなせなくても、それ以上は助けてはもらえません。


 付与スキルの運にまで見放されたらこの世に無能を救う制度はないのです。

 だれかの下で奴隷のように召使でもして生きていくしかない。


 そもそも願いからして弱い。

 楽して儲けたい。人のために働くのは嫌。

 自分の人生、自分のためだけに使いたい。

 大変身勝手ではあるがきっと誰もが願うことだと思う。


 運命のときを迎えました。

 はい、結果発表です。


 目の前にちいさな箱がありまして、旦那の指示通りに手を突っ込みました。

 中のくじを一枚引かされました。

 それをギルド長の旦那に渡すのです。

 ギルド長が発表してくれるようです。


 びびっと感じた。くじを摘まんだ指先に電流が走るのを。

 スキルは箱からくじを引き出した瞬間に授かったようだな。



「能無し……いや失敬! ロイドくん。きみのスキルは──」



 おい、おっさん。今の、わざと言っただろ。






 おわり。


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