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 またもや、おわってなかった。

 おわってなくて申し訳ない。


 おわってないといえば、

 小さいころ、ばあちゃんがまだ生きていて僕にこう言ってくれた。

「無能な人間など何処にもいやしないんだ」

 そういって、外で泣かされて来た僕をいつも宥めてくれたんだ。


 ばあちゃんは家に代々伝わる、冷蔵庫の手入れが好きだった。

 泣き疲れていつの間にか居間で眠っていた僕は、ふと目を覚ました。


 上機嫌のばあちゃんが歌をうたっていてそれが耳に届いてのことだ。

 大きなのっぽの古い冷蔵庫、、、ばあちゃんが一呼吸置いた。

 うん?

「おまえ~のかんおけだよ~」幼い僕には意味がわからないものばかりだった。

 じいちゃんを亡くしたばかりできっとボケてたんだな。


 すこし目覚めの悪い鼻歌だった気がして怖かったけど。



 ばあちゃんの唄がおわってたよな。

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