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第4話 テストと疑惑と実力証明

+α/ν'Game-Life 後悔の弱点は「プラスアルファ」!


第4話 テストと疑惑と実力証明


 俺は今まで通り2周目の人生を楽しみ続けていた。そして入学から2か月が過ぎたころ、期末テストのお知らせを聞くことになる。


未生「期末テストか。勉強はもう自身あるけどね。そうとわかれば勉強しがいがあるな。よーし、しっかりやらねば。」


紀里谷「へぇ~、未生ってずいぶんと努力家なんだな。俺、テスト自身ねぇからさ。」


未生「とにかく努力をしつづければ成績がよくなるよ。がんばらないと。」


紀里谷「そうはわかってても、なかなかうまくいかないんだよなぁ。」


未生「なんだったらさ、僕の家で勉強会しよっか?」


紀里谷「そうか、それもいいな。」


柳治「おいらも付き合わせてもらおうか。なぁ、一緒に勉強しねぇか?」


未生「そうか、柳治もやるのか。よかったら一緒に勉強しようよ。」


 彼は美野隼柳治みのはやりゅうじ、クラスメイトの1人である。今日は3人で俺の家で勉強をす

ることになった。


未生「この問題はね、こうしてこの式の解き方をするんだ。そうすれば答えがわかるよ。」


柳治「そうか、これでよくわかったよ。」


紀里谷「おっけー、俺もこれで自信がもてるよ。」


 俺は2人に算数の勉強を教えていた。そして母親も協力してくれた。3人はお互いに色々と教え合い、テストに備えていた。そしてテスト当日・・・


未生「よーし、今日は期末試験当日か。1日目は算数で、2日目は国語か。理科・社会・英語は3年からのようだな。いずれも僕の得意科目だな。」


 俺は算数の予習復習を重ね、本番に備えていた。せっかくだから成績が低そうな生徒にラーニングブースターのアビリティを付加しておこう。そして本番、俺はまわりの物事に目もくれずテストに集中した。もちろん見直しも欠かさなかった。1週目ではこの程度ですらも低成績だったが、今は余裕である。1年~6年の勉強をしておいて正解だった。そしてこの日は1年は算数だけで終わった。翌日は国語、もちろん終了後に国語の予習復習も実行した。そして帰宅・・・国語の試験勉強はもちろん、いつも通り1年~6年の勉強をすべてやりまくった。とはいえあんまり不自然にやたらと覚えまくると何を言われるかわからず、提出するものは1年の1学期で習う課題や宿題程度であった。そして翌日、国語のテストも無事乗り切った。そして数日後、結果発表が出た。


紀里谷「未生、お前、すげーな、両教科満点だってな。俺なんて算数91で、国語94だぜ。」


柳治「おいらは算数85で国語98だぜ。」


里桜「私は算数99で国語98だわ。」


 日頃の努力が報われたようだ。努力が報われるというのがこんなにもうれしいこととは・・・さすが俺!よーし、これからもいっぱい努力をせねば。さて、いよいよ来週から水泳教室にも入ることが決定したし、これで心置きなくさらなる努力を重ねられる!そしてホームルーム時・・・


綾斗「君、いったいどういう勉強をしたんだ?確かに両教科満点だが・・・だけどこれはあまりにも不自然だな。君はのちほど生徒指導室に来てもらおうか。」


 な・・・!?俺、テスト中に何かやらかしたか!?俺、カンニングをした覚えはないはずだが・・・。とりあえず俺は生徒指導室に向かうことになった。


未生「これは・・・この前のテストですか。僕はカンニング等の不正をした覚えはないですが。」


綾斗「とはいえ入学して初めてのテストでいきなり満点が取れるとは思えないのだが・・・これはカンニングの疑いが浮上しても仕方ないと思うんだけどね。まぁ、とりあえずだ、これで90点以上とれたら君の無実が確定するから頑張って。」


 言われるがままにテストを受ける俺。そしてすべての答えを書き終え、見直しも欠かさなかった。そして、テスト終了後・・・


綾斗「よし、採点させてもらおうか。どれどれ・・・。」


 先生が採点を行う。結果は・・・


綾斗「まさかこれは・・・!?本当に両教科満点だ!決まりだ。間違いなく君は天才だ!これで君の実力は証明された!安心してくれ。」


未生「はい、僕はただやるべきことをやったまでです。それから、今まで隠していましたが、僕、いつも自宅で小学1年から6年までの全学年の勉強を欠かさず毎日やっています。」


尋「そうだ、これが証拠だ。この問題の紙、全部未生が書いたものだからな。よく見てくれ。このテストの文字の筆跡と照らし合わせたところ、これは間違いなく未生のものだな。」


綾斗「ちょ、尋くん、君は自宅のすぐ近くの教師をやっていたのでは・・・?」


尋「ちょっとね、未生のことが心配でね、カンニングの疑いがもたれているんじゃないかとね。それでわざわざ休みをもらって彼の様子を見に行くことにしたんだ。」


綾斗「しかし、そこまでして実力を証明してもらいたいとは・・・よし、未生、これからも頑張ってくれ。」


未生「はい、これからも頑張ります。」


 まさか父親がくるとは思わなかったな。なにはともあれカンニング疑惑が晴れてなによりだった。とはいえ実力が証明できたのは嬉しいが、父親も仕事を休んでまで俺の実力証明に付き合わなくても・・・まあいい。とりあえず何事もなくテストを乗り切り、自宅にてお祝いすることになった。


栗子「お兄ちゃん、すごく努力家なんだね。私も来年小学校に入ったらお兄ちゃんみたいにいっぱい勉強しようかな。」


未生「確かに勉強は大事だけど、栗子もリンネお姉ちゃんも無理しなくていいよ。ちゃんとやることをやっていれば問題ないから。とはいえ2人ともこれからも頑張ろうね。」


リンネ「未生ちゃん、すごく嬉しそうね。カンニング疑惑も晴れてなによりだったね。私もすごく心配だったの。未生ちゃん、すごくできる子だから余計カンニングの疑いをかけられるかなって思ってたから。」


未生「さすがに努力家も楽じゃないな。たしかに努力も大事だけど。だからといって日頃の鍛錬を怠るわけにはいかないからね。」


美玖「わからないことがあったらどんどん教えてあげるから、未生ちゃんはもっと胸を張っていいのよ。何か欲しいものがあったら言ってね。買ってあげるから。」


未生「特にないけど。」(欲しいものはもうすでに手に入っている。あとはそれをどう活用するかだ。)


 まぁ、カンニング疑惑を持たれたらまたテストを受け直せばいい。そう思っていたが、そんなものをかけられたのでは気分が悪い。だけど努力はやめられない。あとは来週からやっと水泳教室に入れるのだから。そして水泳教室入会当日・・・


美玖「今日から彼が水泳教室に入ることになりました。」


未生「池畑未生と申します。よろしくお願いします。」


 俺はこの水泳教室に入ることを楽しみにしていた。そう、水着姿の女性を見ると同時に自身の実力を発揮できる。まさに一石二鳥!よーし、これを機にどんどん泳ぎをマスターせねば。


女性コーチ「このプールをむこうの台があるところまで泳いでみてね。」


 俺は言われるがままにコースの数メートル先の水中に台が設置されている箇所まで泳ぐことにした。思うように広範囲に泳げず、納得いかなかった俺だが、それでも基本は学んでおくことにした。


女性コーチ「あら、池畑くん、すごいじゃない。君、どっかで練習してるの?」


未生「はい、いつも暇さえあればプールに行って泳ぎの練習をしていましたので。」


女性コーチ「なるほどね、道理でうまくなるわけだわ。だったら、君、いっそのこといきなり上級者コースで練習してみる?」


未生「はい、やってみたいです!」


 実力を認められた俺は上級者コースに選ばれた。そこで俺は思う存分実力を発揮できることに喜びを感じていた。


男性コーチ「ほぅ、かなりすごい生徒が来たもんだな。君は泳ぐのが好きなんだね。」


未生「はい、泳ぐのが好きでこの水泳教室に入会しました。そして実力を認められてうれしい限りであります。」


男性コーチ「よかったな。いっぱい楽しんでくれ。」


女生徒「6歳であの実力?すごい子が入ってきたわね。」


男生徒「さすがだな、関心するな、これは。」


 俺は生徒たちの中でも注目の的になっていた。目立たないようにとは思ったが、ここまで進んだらもう一生懸命努力に励むしかない。そう、俺は絶対に前に進むと決めたんだ。1周目の後悔を吹き飛ばすために。それどころか水泳教室の生徒たちに関してはそれぞれ年齢差があり、最年長は12歳ほどで、その女生徒は身長154cmほどで、バストはだいたいCカップほどである。まぁ、年齢相応の大きさといえるほどではあるが。念のため彼女の未来の姿をのぞき見してみる。なんと、彼女はFカップにも及ぶのか。おふざけはこれくらいにして、あとは努力のみに集中!そしてすべての練習を終え、帰宅後・・・


未生「やっぱ実力を最大限に発揮できるって最高だな~、今日は夕食後は自由に過ごしてまた明日から努力を再開するか。」


 色々と努力しまくって気分爽快の俺。この幸せがどこまで続くだろうか。確かに努力は大切だが、色々と極めすぎたらどんな弊害が襲い掛かってくるだろうか・・・まぁ、それはその時ということで、また色々と考え直そう。


第4話 おしまい

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