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第3話 対人関係と友好関係

+α/ν'Game-Life 後悔の弱点は「プラスアルファ」!


第3話 対人関係と友好関係


 2周目の人生に突入してから3年が経過・・・俺は6歳になった。やっぱり時の流れが早いのは1週目と変わらない。勉強や運動など、あらゆる物事をこなしていくうちに小学校のお受験の準備を始める時期が来た。1周目では地元の小学校に入学し、2年の11月1日に健常者と障害者がともに学ぶミックスカリキュラムをモットーとした学校に転校することになっていたが、今回はそうではない。3年の間に小学校1~6年の勉強をすべてこなしたことでトップクラスの学校に入学が決まった。この人生ではセントマウザー大学付属小学校という難関小学校に入学することになった。当該学校の最寄り駅は三鷹駅、場所は北口エリアのほうである。


未生「いよいよ小学校デビューか。楽しみだな。」


 期待に胸を膨らませる俺。あとは人間関係がうまくいくかどうかだな。1周目ではパニック障害持ちでそれもコミュ障だったからな。とにかくいじめとかを平気で行うクズ共やそれを解決させようとしないクズ教師がいないことを望むしかない。まぁ、トップクラスの学校だけにそんな奴らはいないとは思うだろうが。そして時は流れ、ついに入学式当日。


未生(ついに憧れのトップクラスの学校に入学か。どんな楽しみがあるかな?)


美玖「未生ちゃん、緊張しなくていいからね。ほら、しっかりしなさい。」


尋「まぁ、お前ならうまくいくさ。もっと胸を張れ、未生。」


 両親に励まされながらも入学式に臨む俺。どんな生徒がいるかわからないため、人間関係に関しては相当な不安が募っている。そして、校長先生の長い話を聞き、あとは上級生たちのパフォーマンスを楽しみ、集合写真を撮影することになった。


未生「ふぅ、色々と長かったけど、部活などの紹介や学科、色々あったけど、何部に入ろうかな?」


 俺は部活などに入ろうとも思っていた。せっかくだから学力だけでなく何かを活かせる方法も考えていた。もちろん検定などの資格も受けようとも思っていた。トップクラスの学校に入学したからには何事も上を目指さねば。


紀里谷「よぅ、あんたが池畑未生か。俺は大貫紀里谷おおぬききりや、よろしくな。」


里桜「私は新富里桜しんとみりお、よろしくね。」


 俺の前に男女が1人ずつ出現する。男子は大貫紀里谷、女子は新富里桜。俺と同じクラスに選ばれ、そのクラスはα組である。


紀里谷「なぁ、最近面白いゲームとかやったりするかい?」


里桜「私も色々未生くんのこと、知りたいな。いいかな?」


未生「ゲームか・・・あんまりやったことないな。やったとしてもライフズゲームくらいか。」


紀里谷「ライフズゲームか、俺もやってみたいな。ビデオゲームとかもやってみたいとは思わないかい?例えばファミゲーとか。」


未生「ファミゲーか、それも悪くないかも。とりあえず両親に相談してみて買ってもらおうかなと思って。勉強とかの息抜きにも悪くないかなって。」


紀里谷「そうだな、俺も新作のゲームとか買ってもらったらお前と一緒に2人プレイしてみようかなと思うんだ。」


里桜「私も一緒に遊びたいわ。いいかな?」


未生「2人ともOKだよ。僕も父さんや母さんに頼んでみるね。」


 入学式を終え、みんな家に帰る。そして俺は両親にゲームのことについて相談してみた。


美玖「ゲームって、ファミゲーのこと?別にいいけど、勉強とかは大丈夫?」


尋「そうか、未生もそんな年ごろか。せっかくの入学祝いに買ってやるか。」


 両親はファミリーゲーマーというゲーム機を買うことにした。略称はファミゲー。親子そろってファミゲーのカセットを色々と調べる。俺が気に入っているのはこのゲームだ。そう、バトルタンカーズという対戦系ゲームである。このゲームは戦車を操作し、敵の戦車を倒していくというゲームである。そして司令部が攻撃されるとゲームオーバーというとてもシビアなルールがある。どうやら紀里谷はこのゲームが気に入っていると言っていた。よし、こうなったらその辺で拾ったプラスチックや使えなくなったラジオをどうにか再利用してコントローラーにしてみよう。


未生(まずはコントローラーの形をイメージし、これらを錬金術でコントローラーを錬成する。さて、うまくいくかどうか・・・。)


 俺はエルダールからもらった錬金術のアビリティで3人目のプレイヤーが使用するコントローラーを錬成した。そしてゴミ捨て場から色々と鉄クズやプラスチックゴミ等を調達し、あらゆるカセットを錬成した。


未生(1周目の記憶を頼りに色々なゲームのカセットの錬成に成功したようだな。これなら勉強の合間にもいっぱい楽しめる。まさか錬金術がこんなところで役に立つとは。よーし、せっかくだから犯罪者を1人生け贄にしてAPを稼ぐとしよう。とりあえずこの36歳の凶悪犯あたりが妥当だな。リードアイによると彼の寿命は残り43年。こいつを生け贄にすれば4300得られる。)


 新聞に掲載されていた凶悪犯を生け贄の対象にしてAPを稼ぎ、俺のアビリティにラーニングブースター(成績向上増幅のアビリティ)を付加した。ラーニングブースターを付加するための消費APは200。残り4100。これならなんとかいける。


未生「さて、勉強の息抜きにバトルタンカーズをやるか。まずは経験を積んで紀里谷とうまくやりあえるように修行しないとな。」


 俺はゲームを楽しむことになった。1周目の人生で俺がいかにゲーマーだったかがわかると思える状態であった。確かに勉強・運動も重要だけど、あんまり偏り過ぎるのもよくない。ゲームを通して誰かと友情を深めることだってできる。せっかく友達になろうとしている誰かがいるんだ。そして1時間ほどゲームを楽しみ、その後は勉強に励んだ。もちろん小学1年~6年の勉強をすべてやりまくった。それから翌日、


未生「おはよう、紀里谷。」


紀里谷「おはよう、未生。」


 俺と紀里谷はお互いにあいさつをする。それからだ、一応クラスの教師と全生徒に無実の罪対策に「見極め」のアビリティを付加しておこう。見極めを付加するための消費APは30。1クラス俺を含む28人で、担任・副担任1名ずつで、合計30人。30×30=900。まだ全然余裕がある。というわけで見極めのアビリティを付加しておいた。


里桜「あら、2人ともいたのね、おはよう。今日もよろしくね。」


 そして里桜も教室に入った。いつも通り友達とも仲良くしていた俺・・・1学年は平日5時限制で、第1・第3土曜日は3時限制という一般的な学校とは変わらなかった。さらに俺が集めた情報では2学年は平日6時限制、3学年以上は平日7時限制、第1土曜と第3土曜の3時限制は全学年共通であった。授業中は先生の話を聞きながら黒板に書かれていた内容をノートに書き写し、口答試問の際には自身は手をあげず、他の生徒に任せることにした。さすがに1周目のステータスを引き継いだまま俺が答えようとしたら大人げないため、自身が手をあげて答えることを選ばなかった。もっとも、今はまだ子供だけど。まぁ、1周目では何度も手をあげて希望のタイミングで当たらずに自身のわがままで授業妨害ばかりをしたが、今回ばかりはさすがに自身で行うことを避けるように心掛けた。


紀里谷「どうした?今日の算数の時間、お前、手をあげようとしなかったけど、そんなに当たりたくなかったか?」


里桜「まさか、答えたくなかったとか・・・まぁ、そんなに無理しなくてもいいけどね。」


未生「ちょっとね、答えるよりも周りの答えを聞いて理解したほうが僕は覚えやすいと思ってね。」


 さすがに1周目での不甲斐ない経験を活かすため等と言えるわけがないか。ここは自然体でいくべきである。あんまり時代を先取りした行為はしないほうが賢明である。そのため調子に乗ることはできない。そんなことよりさらに学校の情報を調べたところ、プールは室内の温水プールになっており、季節関係なく週に1回水泳の授業がある。


紀里谷「なぁ、今週の木曜の3時間目に水泳の授業があるけどさ、しかもその前の時間は6年が水泳の授業だってさ。それで俺にとってすっごくタイプの先輩がいるんだぜ。どうだ?運が良ければうまくバッタリ会えるかもしれないぜ。」


未生「それはよかったね。どんな人物か会ってみたいな。」


 そうだ、俺は1周目ではいつも女の子の水着姿を見るのが楽しみであった。こうなったらいっそのこと未来予知のアビリティを付加してそれぞれの人物の未来の姿が見れるようにしておくか。えーっと、未来予知のアビリティ付加に必要なAPは・・・2000か。犯罪者もう1人を生け贄にしないと付加できないな。帰ったらニュースを見て誰かしら犯罪者を生け贄にするとしよう。


未生「おっ、ちょうどいい、ニュースが放映されているな。」


 帰宅後、タイミングよくニュースが放映されていた。テレビを見ているうちに犯罪者が逮捕され、警察に連行されているシーンが映し出されていた。対象の人物をリードアイで見たところ、寿命は残り23年、今のAPは900、これなら3200になるから残り1200になる。よし、未来予知のアビリティを付加しよう。というわけで未来予知のアビリティ付加に成功した。そして、


美玖「未生ちゃん、新しい水着、買ったよ。木曜に水泳の授業、あるんだよね。」


 母親が水着を買ったようだ。そう、母親も俺が木曜に水泳の授業があることを事前に調べていたようだ。


リンネ「私、実はね、私たち4年は水泳の時間が4時間目なの。もしバッタリ会えたらそのときはよろしくね。」


 なんと、姉のリンネは小学4年生とは思えず、立派なモノをお持ちである。そう、それはなんと、小学校高学年の初期とは思えない育ちの良さで、サイズ的にはDカップほどであろう。それを水着姿で見たとしたら・・・よし、未来予知で見てみよう。そして未来予知で見た光景、それはなんと・・・Hカップほどの巨乳にも育っている姿の姉が見えた!


リンネ「あっ、今、いやらしい目で私を見てたでしょ。いけない弟ね。」


未生「まさか6年、1年、4年という続き方での水泳の授業の配置になるとは思わなかったから・・・。」


 まさか1周目の加害者共の生け贄がこんなことろにまで及ぶとは・・・まあ、とにかくだ、木曜の水泳の時間が楽しみである。未来の女の子たちがどうなるかが楽しみである。そうだ、女の子たちの未来だけではない、今後発生する物事もある程度は調べておこう。


 そして木曜、待望(?)の水泳の時間がやってきた。そして6年が出ていく前に運よくプールサイドに立つことができた。


未生「あのお方か。」


紀里谷「あの娘だよ。名は菊間北南きくまきたみ先輩さ。男女問わず人気者なんだぜ。」


 俺は男たちとともに菊間先輩とのコンタクトをはかる。彼女は姉のリンネよりも立派なモノをお持ちであった。サイズ的にはFに近いEカップというところか。


未生「はじめまして、僕は1年α組の池畑未生と申します。菊間北南先輩ですよね。」


北南「君が池畑ちゃんだね。君のこと、池ちゃんって呼んでいい?」


未生「はい、どうぞご自由に!」


男子たち「ちょ、池畑、ずるいぞ!自分ばかり!」


女子たち「何よ、ばかみたい。菊間先輩ばかり優遇して。」


 女子たちは男子たちをにらみつける。


女子たち「池畑くんもあんまり出しゃばらないでよね。いくら好みの女の子がいるからといって浮かれすぎるのもいい加減にしなくちゃ。」


未生「悪かった。」


北南「そういうわけなので、水泳の授業、がんばってね~♪」


 そしてついでに菊間先輩の未来の姿も見ておいた。なんと、彼女の場合は、Iカップのグラビアアイドルという未来が見えた!だが未来はあくまで目安、本当にそうなるとは限らない。せっかくなので同級生の女の子の未来も見ておいた。未来の女の子の人それぞれ違うサイズが見れるとはなんと幸せ!


凜華「池畑くん、エッチな妄想ばかりしない!」


綾斗「やっぱり池畑くんも男の子だよね~、でもあんまりスケベなのもどうかと思うけどね。」


 2人は教師。1人目は体育教師の桐須賀凜華きりすがりんかで元競泳選手の体育教師のお姉さん。バストはDに近いCカップと思われる大きさであり、身長は推定166cm。もう1人は担任の大永綾斗おおながりょうと、俺の担任の教師である。そして本格的に水泳の授業が始まる。そして俺が泳ぐ番が来た。


未生「よーし、僕も泳ぐぞ。」


 そして僕も泳ぎ始めた。1周目でスイミングを習っていたことはあったが、やめた後に急に下手になってしまったが、今回こそは絶対にうまくなってみせる!


凜華「おっ、もう25メートルも泳げるようになってるじゃん。池畑くんってどこかで水泳習ってたっけ?」


綾斗「1学年始まって以来25メートルをそうそう泳げる生徒はいないからなぁ。やっぱりどっかで習ってるな。」


未生「はい、いつもどこかの室内プールで練習を積んでいましたので。」


綾斗「やっぱりか。そういえば、母親から聞いたんだが、暇なときにいつもプールで泳ぎの練習をしていたとか言ってたな。」


 そう、1周目で出来なかったことを2周目でさらなる努力をしてすべての後悔を無効化する、それが目的である。特に水泳に関しては前々から興味があった。だったらいっそのこと今回は音楽系等の文化関連の部活に手を出さず、体育系の部活を楽しもうと思っていた。しかし聖マウザー大学付属小学校の部活は4年からであり、1~3年は入部不可能である。そのため仕方なくどこかのスポーツクラブで水泳を習うことになった。


未生「ふぅ、とうとう授業が終わりか。楽しい時間は終わってしまったが、また来週があるさ・・・って、お姉ちゃん!?」


リンネ「どう?水泳の授業、楽しかった?」


未生「すっごく楽しかったよ。って、またエッチな目で見てる。まぁいいわ、じゃ、またね。」


 1年の水泳の授業の終わりと同時に4年の生徒たちが入ってきた。それにともない姉のリンネの水着姿を見ることができてなによりだった。そして何事もなかったかのように時間が進み、すべての授業を終え、俺は家に帰ることになった。


美玖「今日の授業、どうだった?」


未生「すっごく楽しかったよ。特に水泳の時間ね。僕、スポーツクラブで水泳を習おうと思うんだ。部活に水泳部があるけど、4年からだっていうから入れなくてね。」


美玖「リンネちゃんも水泳部っていってたわね。未生ちゃんも水泳、やりたいんだ。」


 俺も水泳をやってみようと思ったのは姉が水泳部にいるからというのもあるが、俺が水泳をやる目的といえば、女の子の水着姿を見ることができて自身の実力を思う存分発揮できるというのもあって一石二鳥であるということを知ったからである。


紀里谷「ははは、思いっきりお姉ちゃんの水着姿にくぎづけになっていたな、池畑は。それにしても羨ましいよな、すごくナイスバディなお姉ちゃんがいてな。」


里桜「もぅ、紀里谷、言い過ぎ!変態!ごめんね、未生ちゃん、いつも紀里谷ったら、女の子のことになるといつもこうだから。」


 楽しそうにそれぞれの親子たちと帰宅する俺たち。そして帰宅後、いつも通り夕食を楽しみ、お風呂に入る。もちろん、勉強は小1~小6の勉強をすべてこなし、早寝早起きを心掛けた。やっぱり高レベルの学校は1周目とはまたひとあじ違う。努力というのがこんなにも素晴らしいとは思わなかった。なぜ俺は1周目で自堕落な人生をおくったことか・・・まぁ、過去を振り返っても仕方ない。今のほうが大事である。そして俺は前に進み続ける!


第3話 おしまい

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