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いきなり最終話(クライマックス)  作者: アルファ・D・H・デルタ
96/109

So fucking what

訳すなら

So fucking what=それがどうした

あくまでも意訳です。


なお、本文中の台詞が一部パクリだとされたならば文章を変更しますが、本人的にはオマージュのつもりです。

意味の分からない人は銀英伝を読め。


カナタが最後の言葉を言った、次の瞬間に、アラームの様な音が世界中に鳴り響いた。


「わーにんぐ。わーにんぐ。神眼能力保持者ノ宣誓ガ行ワレマシタ。付近ニイル者ハ直チニ避難シテクダサイ。尚、宣誓者ハ速ヤカニ対象ヲ捕捉シテ下サイ。捕捉ガ行ワレナカッタ場合、全テノ存在ガ攻撃対象ト成リマス」


再びシステムからの声が鳴り響き。

世界に緊張が走った。


「対象は管理者ギルゴマだ。それ以外の存在は全て却下する」


カナタがそう言った瞬間にアラームは止まった。


「その宣誓が、貴方の魂を犠牲にするモノだと、本当に分かっているのですかねぇ?」


ギルゴマは理解の出来ないモノを見るかのような表情でカナタへ言った。


「第一管理権限者ノ認証ヲ確認…確認ガ取レマシタ。第一管理権限者るくれしあハ認証済ミデス。続イテ第二管理権限者ノ認証ヲ確認シマス」


そんな中、システムは淡々とした確認作業に入っていた。


「分かっているさ。その為に俺は、ここまでやって来たんだからな」


カナタはギルゴマに不敵な笑い顔で答えた。


「その力を使う事によって、代償として、貴方の存在は全て消えるのですよ?これは人間達が抱いている死とは違う概念です。貴方はこの世にいなかった事になるのです。人々の記憶からも消え去り。ただの無の存在となって、管理者はおろか、システムすら管理の及ばない暗黒の世界へと魂は追放されるのですよ?」


ギルゴマは、カナタがこの宣誓による魂の代償を、理解していないのでは無いかと思い、問い質した。


「あぁ、そうらしいな。だが好都合だろう?これであいつが、無用な感傷で心を痛める事もない」


しかし、カナタの答えはギルゴマの想像を超えた返答であった。


「馬鹿げています!貴方は彼女を救う為にこの世界へ来たのでしょう?!貴方は、その相手に、記憶さえされない存在になるのですよ?この行為になんの意味があるのです?!」


ギルゴマはさすがに呆れて声を荒げて言った。


「クックック。ギルゴマよ。お前には色々と面白い情報を貰った。だから、と言う訳でもないが、お前に、この世で最強の言葉を教えてやるよ。この言葉の前ではな、どんな正論も説得も意味がなくなっちまう」


カナタは不敵な笑みを崩さずにギルゴマに言った。


「…興味深いですねぇ。ただで教えてもらえるのなら、是非ともご教授願いたいですねぇ」


ギルゴマは皮肉を込めて答えた。


「あぁ、それも中々良い言葉だな。だが、この言葉には敵わないさ。つまりな“それがどうした”と言うのさ」


カナタは一層と不敵な笑みで答えた。


「な?ふざけているのですか?!君は今、自分の命と私の命を懸けているのですよ?!」


ついにギルゴマは怒り出して言った。


「それがどうした?」


しかし、カナタは不敵な笑みを浮かべたまま、ギルゴマに言い放った。



そして、その次の瞬間に再びシステムの声が響いた。


「しすてむえらー。第二管理権限者ノ認証ガ確認出来マセン。第二管理権限ヲ持ツ者ハ認証ヲ行ッテ下サイ」



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