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いきなり最終話(クライマックス)  作者: アルファ・D・H・デルタ
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クロスファイヤー作戦

会話は全て頭の中で繰り広げられていると思って下さい。


「みんな、今、自分達の位置関係は把握しているかしら?」


アルファが全員に対して聞いた。


「あぁ」


「えぇ、把握できてるわ」


「おう!ばっちりだぜ」


「…えーっと、はい、大丈夫だと思います」


カナタ、レーナ、ホレス、アリシアの四人は順番に返答した。


「時間が無いから、手短に説明するわね。今後は質問だけ受け付けるわ。返答は無用よ」


アルファがそう前置きして作戦の概要を説明した。


「今ギルゴマがいる場所をX地点として、その近くにいる、ホレス、アリシア、二人の場所をそれぞれH地点、A地点。カナタのいる場所をK地点、レーナがいる場所をR地点と呼ぶわ。Xを真ん中にKとRは今反対方向にいる。カナタはもう少し後ろに下がって、レーナはもう少し南に動いて頂戴。これでXを中心にK、X、Rの直線が完成する。ホレスとアリシアはX地点にそのままギルゴマを足止めして、良い?間違っても、まともに戦おうとしては駄目よ?ただその場所に引き留めるだけで良いの。私とベータのいる場所をα地点、β地点と呼ぶわ。今αとβはXを中心に対角線上に待機している。これでXを中心とした、α、K、β、Rによる正方形が完成する事がわかるわね?今から私とベータは極大魔法を撃つための魔力を溜めるわ。カナタとレーナもポイント地点に着いたらすぐに魔力の準備をして。私の合図で一斉にX地点に向かって魔法を放つのよ。ホレスとアリシアは合図と同時に下がって。以後これをクロスファイヤー作戦と呼ぶわよ。何か質問はある?」


アルファがまくしたてるように作戦の説明を行った。

全員が黙って頷く中、カナタが聞いた。


「その作戦でギルゴマを倒せる確率は?」


カナタの問い掛けはアルファではなくベータに対してであった。


「これではまだ倒せない。でもしばらく動きを止めることは可能」


ベータが答えた。


「つまり次の一手が必要って事だな?」


「そう言うことよ。でも今のままではじり貧よ。他に何か良い手はある?」


「いや、無いな。了解した。クロスファイヤー作戦のポイントに向かう」


しかしここで、アルファとカナタのやり取りを聞いていたアリシアが突然、発言をした。



「あの、私はまだ、迷っています。もしかすると、ちゃんと話し合えば、ギルゴマとも分かり合えるのではないでしょうか?その…私達の父なんですよ?」


アリシアの言葉は、これまで共に戦ってきた仲間達に衝撃を与える事となった。



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