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いきなり最終話(クライマックス)  作者: アルファ・D・H・デルタ
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奇跡を見る、その15~虹色のヒーロー~

カナタは自分が見られている事を知りません。

知っていたら絶対にあんなセリフは言わなかったでしょう(笑)


「すげぇ、グングン勇者へ近付いていってるぜ!すげぇスピードだ!」


歓声に沸く中央冒険者組合本部では、戦況分析班が必死に最適ルートを割り出していた。


「馬鹿野郎!よそ見してんじゃねぇよ!」


先ほど感嘆の声を上げていた斥候役の冒険者がポカリと頭を殴られた。


「てめえはそんな間抜け面だが、この中でも戦況分析に長けた冒険者だ!しっかりと今の状況を見極めろ!」


「お、おう。勇者までの距離…残り約200!」


「おい!勇者の様子はどうだ?!」


「駄目だ!さっきから動きに精彩がねぇ、ありゃ持たねぇぞ!」


「クソ!カナタの方はどうだ?!」


「あと、100ってとこです!」


「頼む、間に合ってくれ!」


みんなの願いが一つになろうとした瞬間、誰かが叫んだ。


「危ない!勇者の死角に魔物が!」


全員がハッと勇者の方に注目した。誰かも分からぬ女性の悲鳴声が上がり、全員が息を飲んだ。

これは…勇者が切られる!


そう全員が覚悟した時…“奇跡は、起きた”。




キン!っと刃を跳ね返し、勇者と魔物の間に彼が割って入る。



「待たせたな。ヒーロー、見参!」



今や世界中が見守る中、とうとうカナタの剣が届いた。

大歓声が沸き起こる。




後に虹色のヒーローと呼ばれる事となる、カラーズ最後の切り札。


タナカカナタ。

ただいま見参。

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