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いきなり最終話(クライマックス)  作者: アルファ・D・H・デルタ
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世界の修正力

なんて回りくどい小説だ!

とか思っていたならごめんなさい。

でもいきなり最終話から始まったから説明回はどうしても必要になってしまうんですよね。

もう少しだけお付き合い下さい。

「まいったな…」


“グリーン”は頭をガリガリとかきながらぼやいた。


「全くね、ここまで世界の修正力が強いとは思わなかったわ」


レッドもため息を吐く。


「どうやら私達は強くなりすぎた」


ブルーはいつも通りの無表情だ。


「はぁー、本当に私達って目立ちすぎたようだわ。どうやらこの“世界”に目を付けられたようね…」


レッドが現状を言った。


彼らは調子に乗って、この世界に介入しすぎた。

そのため、世界の修正力によって、次々と冒険の功績が帳消しにされつつあった。


「歴史修正の為に、まさか大賢者ゴードン・エルフィンドワーフを殺すとは思わなかったな。これで俺達の計画は一旦白紙になっちまった」


彼らの協力者である大賢者が世界の修正力によって殺された。

本来であれば、大賢者が死ぬのは、勇者召喚の後であったはずだった。

ブルーがそう“断言”するのだから間違いない。


「一度、身を隠すか…」


グリーンが提案した。


「それならちょうど良い話があるわ。ゴードンの孫が冒険者アカデミーの学園長をしているの、そこから誘いがきてるのよ、ね?ブルー?」


「教官役の話がきている」


「あぁ?学校の教師かよ?性に合わねぇなぁ」


「大丈夫グリーンは教師に向いている」


「そうね、グリーンって意外と面倒見が良いからね。それに、ただ身を隠すだけじゃ駄目よ。私達の身代わりになる人達が必要になるわ。それも、派手に暴れてもらう必要がある。その人材も、見えているんでしょう?ブルー?」


「完璧な人材がいる」


「決まりね。この話、引き受けるわよ。さ、とっとと冒険者アカデミーへ向かいましょ!」


この後、世間を騒がせた冒険者パーティ“カラーズ”は一度、歴史から姿を消す。

再び歴史に登場した時、カラーズはヴィジョンという魔法を生み出し派手に世間へと活躍を見せつける事になる。


だがそのカラーズの正体が誰であるか、本当に知る者は少ない。



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