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いきなり最終話(クライマックス)  作者: アルファ・D・H・デルタ
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奇跡を見る、その4~俺の戦い~

やっと主人公の視点から物語が書けました。

第一話からここまで書いてやっと主人公の物語。

いやー、影薄かったよね。

でもここから主人公が全開です!!

さっきの攻撃はヤバかったな、あれをもう一発喰らうとさすがに不味い。


彼は次から次へと襲い掛かる魔物を相手に死の舞踏を繰り広げていた。


右からゴブリンが二匹、これは剣でまとめて薙ぎく。

左のオークはちと厄介だな、魔法で頭を吹き飛ばすか。

正面のリザードの頭をジャンプで飛び越えて…後ろからやって来るコボルトはそのまま置き去りにすれば、もう届かないだろう。


頭の中で瞬間的に戦況を見極め、360度からの敵に対応する。

切り、薙ぎ、払い、打つ。

躱し、弾き、飛び越え、避ける。

剣と魔法と体裁きで常人では考えられないような動きを連続で披露しながら、彼は軍勢の中を驚異的なスピードで進んだ。


着地と同時に正面の敵を剣で切る。そのまま流れるように右と後ろの敵をまとめて片付ける。左の敵は魔法の連射で頭を吹き飛ばす。


高速回転する頭の中でふと彼は置き去りにしてきた、仲間の事を考えた。


すまないな、みんな。ここまで一緒にやってきたのに…。


レーナの裏切られたような恨めしい顔が、ホレスの信じられないと言いたげな怒った顔が、アリシアの驚き悲しむ顔が脳裏に浮かんだ。


アルファもベータも、みんな本当にすまない。


だが…これは“俺の戦い”だ。

誰にも邪魔はさせない。

これは俺が始めた、自分勝手な戦いだ。

俺が片を付けるべき…俺の運命だ。


だが彼は一つだけ自分自身にすら嘘を吐いていた。

彼の本当の気持ちはみなにただ“生きて欲しい”と願った結果の行動だった。


しかし、その嘘に気付く者は誰もいなかった。


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