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転生した主人公は世界を統一する  作者: ヤスキジュン
転生した主人公冒険者になる
4/90

4話:ゴブリン退治

「ここが目的の洞窟か。」

 2時間程歩き、目的の洞窟前に到着し、松明に火を付け洞窟に入っていく。

 左の壁沿いに歩いて行き、何歩か歩いて行くとゴブリンらしき影が見える。

 先行した人の可能性があるため、地面の岩の一部を転送魔法でえぐり取る。


 そうすると人のうめき声は聞こえず、GYAAAという感じの声が上がる。

 困惑しているゴブリンに近づいて行くと、5体ほど見える。

「バースト。」

 そういうと、ゴブリンは内部から膨張し、はじけ飛んだ。

 弾けた血が付着したが、転送魔法で拭い捨てる。


 前方から大きな影が見える。

 それに注意していると、後方から、ゴブリンが現れた。

「くそ、囲まれたか。テレポート」

 ゴブリン達が襲ってくる瞬間、入口まで脱出する。


「襲われていたらやばかったな・・・。どうしようか。

 左の壁沿いではなくて、右の壁沿いに歩いて行くか。」

「後は・・・・。地面に穴をあけておこう。」

 そういうと、地面の一部を転送し、幅2m 深さ20mくらいの大きな穴をあけた。

 そして、ちょうど蓋になりそうな岩を見つけ、穴に蓋をした。

 崩れない事を確認して、洞窟に入っていった。


「あの中にゴブリン共をぶち込んでやるか。」

 右沿いに進んでいくと、分岐の通路があった。

 その中に入っていくと、ゴブリンの20匹ぐらいの群れらしきものが見える。

 松明を投げると、部屋全体が見え、ゴブリンが見える。

「テレポート。」

 そう唱えると、全てのゴブリンを用意していた穴に転送した。


「何かないか・・・・。」

 洞窟を探すと、白骨化した遺体と、ペンダントが見えたので、

遺体に頭を下げ、ペンダントを持ち帰る事にした。

「後は残りの部屋か。」

 最初歩いていた所を目標にして移動していく。

さっき見た大きな影を見つける。


「念のため、リザレクション」

 蘇生魔法を事前に使っておく。

 近づいて行くと、部屋になっており、大きいゴブリンと数匹の小さな

ゴブリンが見える。

 松明を投げ込み部屋全体を照らすと走りこんでいき。

「テレポート」

 そう唱えると、部屋のゴブリンを全て転送した。


グサッ

「グッ」

 死角から短剣が首に刺さる。小さ目なゴブリンが突進してきたみたいだ。

首に刺さった短剣を引き抜く、本来なら致命傷だが、リザレクションの

効果で、傷が塞がる。

「バースト」

 ゴブリンは爆発四散した。


「やばかったな・・・・・。」

 そう呟きながら部屋を探索したが、特に何もないようだ。

 他に何もない事、ゴブリンがもういないことを確認して

洞窟を後にした。


 あらかじめ掘っていた穴には土を転送し、ゴブリンを

生き埋めにした。

「うめき声が聞こえなくなったから、全て死んだな。」

 そう確認すると、帰路につくため移動した。

数十分歩いていると、女の子らしきすすり泣く声が聞こえてきた。

 その方向に歩いて行くと、角が生えているが、

人間とそう変見た目の変わらない15歳くらいの少女が居た。


 少女は、

「ひっ、人間・・・・。」

 そう呟いた。

「人間・・・? 君は人間じゃないの?」

 首を振る少女。

「私は魔族です・・・・。 怪我をしていて動けないのです。

 お願いですから、見逃して下さい・・・。」

懇願する彼女に対し、色々聞いてみることにした。

 






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