3話:クエスト受注と能力確認をした。
まさかの、投稿してすぐにアクセスがあり驚いております。ありがとうございます。
毎日更新を目指して行きますのでよろしくお願いします。
クエストボードを見に行くと色々な内容が記載されていた。
「えと、IからGだな。」
~クエスト~
ランクI:薬草の採取 報酬(銅貨1枚/1本)
ランクI:ネズミ退治 報酬・・・・・
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ランクI:貴族のお使い 報酬・・・・・
ランクH:ゴブリン退治 報酬・・・・・
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ランクH:マンドラゴラ採取 報酬・・・・・
ランクG:ボアー退治 報酬・・・・・
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ランクG:大蛇退治 報酬・・・・・
~などなど~
その中で、目を引く項目があった。
ランクG:子供の魔族退治 報酬(金貨1枚/1匹)
「魔族退治か・・・・。魔族といえば悪魔みたいな奴を想像するよな・・・。
まあ、取り合えず定番のゴブリン退治と行きますか。」
そういって、受付嬢の所へ行くことにした。
「ゴブリン退治を引き受けたいのですが。」
「ゴブリン退治ですね、承知致しました。ここから約2時間ほどにあります
洞窟でゴブリンが現れたとの情報があります。地図はこちらに。」
そういって地図を受け取る俺
「また、先払いの報酬になります。」
そう言って銀貨を一枚手に入れた。
受付嬢に色々説明を受けた後。
「最初なのでパーティを組むことをお勧めしますよ。」
「ちょっと確かめたいことがありまして、ソロが良いのですよ。」
「もし失敗すると、記録に残りますが、良いですか?」
「はい、大丈夫です。」
「それではご武運を。」
そういって、ギルドを出ていく俺。
「色々準備しないとな。」
道具屋に行き松明を購入する俺。
武器屋、防具屋に立ち寄ると兵士の払い下げ品ということで、
非常に安い装備を購入することが出来た。
といっても短剣と皮の胸当て程度だがないよりはマシだろう。
一つ分かったことがある。この世界の銀貨はだいたい
日本円で1万円相当ということだ。
金貨一枚=銀貨100枚=銅貨100枚ということだ。
「それじゃあ、行きますか。」
「その前に自分の魔法を確認しておきたいな。
転送魔法って事は使えるはず。」
魔力を込め念じると、体を光が包み一瞬で門の外に移動した。
少し移動して人目に付かないよう森の中に移動した。
「まずは、色々試してみよう。」
「取り合えず木を移動させてみよう。」
木を5m先に移動することを念じると。一瞬で移動した。
元々根があった場所には空洞ができている。
「結構便利だな。一応名前を付けとくか、これはテレポートで。
じゃあこれは」
木の幹の一部を転送させるように魔法を行使した。すると、
まるで引っこ抜かれたように、木に穴が開いた。
「これはやばいのでは?」
色々なことに使えそうだと彼は考えていた。
「後は・・・これ」
木のそばの空間を別の木の中に転送した。
そうすると真空破で木は吸い込まれるように捻切れ
転送先の木は盛大に破裂した。
「これはやばいな・・・。
名前は取り合えず真空波とバーストとしておこう。」
惨状を目の当たりにして、戦慄した。
「後は回復魔法だな。」
そういうと、破壊した木に向かって回復魔法を唱える。
そうすると、一瞬にして再生した。
「おお、便利やな。後はこんな事出来るかな?」
「バースト」
内部から破裂し、木は粉々に砕けた。その後蘇生魔法を
掛けると元通り再生された。
「おおすごいな。取り合えずリザレクションとしておくか。」
じゃあ、こうするか。
「リザレクション。バースト」
そう唱えると、木が破裂し、その後再生した。
「結構便利な能力だな・・・。人間や生物に使うと。
蘇生魔法が連発出来てチートなのでは?
取り合えず能力はわかった。後は実践だな。」
そういうと、ゴブリン退治の依頼先に移動することにした。