11話:酒場でのお話。
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酒場につき、それぞれ料理を注文し、まずは今後について
相談する事にした。
「それで、今後どうしようか?」
「まずは、実績を作らないとダメじゃない?」
そういう、エルマ
「そうだな、明日でも受付さんに聞いてみようか。」
「私は他の冒険者の方に聞いてきますね。」
「頼むよ」
そう返す俺。
「まかせて下さい。」
そう微笑むリーザ。
次に二人に戦闘スタイルについて確認することにした。
「エルマは弓?ってことは中距離戦闘か?斥候は出来る?」
「ええ、斥候と弓、あと前に行ったけど回復魔法と攻撃魔法が
使えるわ。ただ、近接の戦闘は苦手よ。」
「リーザは攻撃魔法か?」
「はい、攻撃魔法が使えます。後、補助魔法が使えます。
例えば、部屋を照らす魔法などです。」
「俺は、知ってると思うが、転送魔法とその派生。
後、回復魔法とエルマに使った魔法かな?
具体的にはいずれ見せることになる。」
「分かったわ。」
「分かりました。」
「配置的には俺が前衛で、お前らが後衛かな?」
「分かりました。」
「ええ。本来は前衛が欲しいけどね。
回復役には前衛をさせたくないし。」
「お前ら、仲間を探してるのか?」
そう言ってると、ニヤニヤした酔っぱらいの冒険者が絡んできた。
男は、二人を見ると。
「お前ら俺の仲間になれ、貧弱なこいつより俺の方が良いだろ。」
「お断りよ。」
「嫌です。」
あまりにもストレートに断る二人を見て、笑っていると。
「なんだ、お前。」
「悪いな、俺の仲間だ。残念だったな。」
「お前はランクいくつだ?」
「駆け出しのIだが」
「俺はCランク冒険者だ」
「Cランク笑 それはそれは、駆け出し冒険者に挨拶周りをするのが
cランクの仕事か。 俺もCランクになったら見習おう。」
そう言って煽ってると、顔を真っ赤にして殴ってくる。
「テレポート」
そういうと、男を酒場の外に転送する。
「なんか水を差されたな。食べて戻るか。」
「そうだわ。」
「そうですね。」
そう言うと、食事を終わらせて代金を支払い、退出する俺達。
すぐに、宿屋に到着し、寝る準備に入った。
「なあ、俺は端で良いからな。」
「真ん中に来なさい。」
「えっ。」
反応に困っていると。
「別に良いじゃない両手に花よ。」
「リーザは良いのか。」
「私は、はい・・・・。・・・いて欲しいです。」
小さい声で呟いていた。仕方ないから真ん中に転がると。
エルマが頭を腕に乗せてきた。
リーザは負けじと腕を寄せて抱えている。
「お前ら・・・・。」
「なに?恥ずかしいの?」
めっちゃ真っ赤な顔で煽ってくるエルマ。
「うるさい、分かった。」
少し恥ずかしかったので、目を瞑り寝ることにした。
朝起きると、寝て少したった昨日の夜の事を思い出し、
俺は頭を抱えた。