表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/7

最終話序章の終わり

今回でサムライマン・オリジンは完結です。

通常なろうでは一回の更新に何話もあげるのは珍しいのですが私の性格からして作り上げる方が性格にあっていたので書きました。

1シリーズが長めの1話だと思ってみていただけると幸いです!

ではまた会いましょう!

何週間たったかサムライマンはずっと山でのんびりしていた。

もちろん助けを求めている人々は少なからずいるだろう。

だが一条達が現世に居続けるためには永久にサムライマンにならなければならない。

そしてサムライマンはふと立ち上がった。

「そろそろ・・・動き出すときがきたか」

サムライマンは鋭い爪を持った手で刀を抜いた。

「拙者は何者でもない・・・サムライマン・・・」

サムライマンは深いことはなにも考えずに何週間も居続けた。

そのためもとの一条の人格などはあったことは覚えているがどのようなものだったかは覚えてはいない。

「だけどこれだけはわかる・・・拙者がいるのは弱者を守るため」

サムライマンは夜の街に駆けていった。

「機械の戦士の活動には限りがあるみたいだな」

知性的に話す恐竜や蜂の怪物達は動物や浮浪者、酒を飲んで帰るサラリーマンを襲い喰らった。

「我らに必要な知性が手に入った今・・・世界は我らのものになる日が近い」

怪物達は夜の行進を続けた。

「いつの時代も誰のものでもなかった世界とはそういうもの」

サムライマンは刀で恐竜の怪物を一刀両断した。

「グワアアア!」

恐竜は悲鳴をあげ血を吹き出した。

「お前は・・・消えたと思っていたが」

怪物の中でも金属の皮膚を持ち人に近い姿をしたなにかはしゃべりかけた。

「サムライマン・・・少し変わったか?私が観察した情報をいつも越えてくるな」

その男はサムライマンに近づいた。

「散れ!」

サムライマンは刀を取りだしその合金の男を切った。

しかし金属には跡が少しついただけだった。

そしてその跡でさえも液体のように沈み消えていった。

「お前は俺のことを知らないからなぁ・・・いわばスターとファンだ!ファンはスターのことを何でもしっていてもスターはファンを知らない」

男は戦うそぶりも見せず語り続けた。

「何が言いたい」

サムライマンも刀をしまった。

「簡単なことだ!俺はファンだよ!あんたの!俺の研究を台無しにしてくれる最高のスター!」

男はサムライマンに近づき金属の皮膚とダイアモンドのような石の目を持つ彫刻のような顔で笑みを浮かべた。

「サムライマン!お前がいるから俺の研究はいつまでも終わらず楽しいんだ!」

そして彼は手下へ合図をした。

「お前はここではきっと死なないがそれでいい!それが俺の楽しみだ!」

そういい男はどこかへ去った。

サムライマンは刀を取り出した。

そして怪物達がサムライマンの方へ走り攻撃をしてくる。

サムライマンは怯えず戦い続けた。

これがサムライマンと宿敵の因縁の始まりだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ