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十五話 状態異常 そして、戦闘終了

 龍は余裕のつもりなのか、僕達に追撃を仕掛けることもなく、単に僕達を見下ろしているだけだ。

 僕は阿部が向かった先を見る。


 最初にブレスを避ける際、僕達は阿部と逆に進んでしまっていた。

 さらにその後もブレスや突進を避けるために動き続けたが、よりにもよって阿部がいた位置から遠ざかるように動いてしまった。

 結果として、阿部のいた位置――台座がある位置は湖の反対側ぐらいまで遠ざかってしまっている。


「厄介だな……」


 僕は現状を理解し、呟いた。

 幸運なことに今までブレスや突進を避けることが出来ていたが、次も逃げられるか分からない。むしろ、突進というブレスよりも速い攻撃を使ってきた現在、逃げられない可能性は高まっているだろう。更に言えば他の攻撃をしてくる可能性すらある。


「ヒカリちゃん」

「……なんだ?」


 リーンが僕に話しかける。スキルの効果で姿こそ小さくなったが、その顔に浮かぶ表情は真剣そのものだった。


「私が囮になるよ」


 そして、リーンが宣言する。


「……何を言っているんだ。リーンはスキルで小さくなっているだろう。いぬと一緒とはいえ、大したことは出来ないだろうが」

「違うよ、ヒカリちゃん。私だけが囮になるの。つまり――いぬちゃんはヒカリちゃんと一緒に行動してもらうのよ」

「……は?」


 リーンが何を言っているのか分からない。

 いぬと一緒に行動しないリーンは大して動くことなど出来ないだろう。囮になるとリーンは言うが、それではただの犬死にじゃないか。


「大丈夫よ。ヒカリちゃんが使ったスキルはステータスに影響を及ぼさないじゃない。だから、私の攻撃だって通常の時となんら変わることなく、ダメージを与えられるわ」


 確かに≪縮小≫はエフェクトスキルだ。エフェクトスキルは≪天使ちゃん≫の≪変化≫のようにキャラクターのステータスに影響を与えない。あくまで効果エフェクトを変える、つまりは見た目を変えるだけのスキルだ。

 しかし、そもそも通常状態だったとしても、あの龍相手にまともに攻撃が通るとは思えない。リーンがやろうとしていることは結局無駄にしかならないのでは――


「私が持つ≪格闘≫スキルには≪絶掌・浸透波≫という技能があるの。この技能は相手に対し、『スキル封印』の効果を与えるのよ」


 スキル封印、か。WOSOでは通常攻撃以外の攻撃はスキルによるものとなっている。確かにそれが使えれば龍の攻撃が止まる可能性はある。通常攻撃が龍に設定されていれば攻撃がやまないこともあり得るが、あったとしてもブレスや突進のような強力な攻撃という訳ではないだろう。

 とはいえ、リーンの言葉には大きな問題が存在している。


「スキル封印の効果はどのぐらいの確率なんだ? 確率が低いのならリーンの意見は却下だ。そもそも相手がボスの可能性も大きいんだ。効かない可能性だってあるだろうが」


 今までやってきたことのあるゲームではボスには状態異常攻撃は効かないというのがほとんどだった。WOSOでも同じかもしれない。


「大丈夫だよ。それを解決するスキルも私は持っているから」

「だが――」


『いつまでも我を待たせるな。資格者よ。疾く汝の力を見せよ』


 僕達の話を遮るように龍は言うと、天に向かって顔を向ける。

 この動きは何だ。今まで見たことがないぞ。……まさかここに来て新しいスキルを使うのか。

 驚愕する僕の横でリーンが浮かべた表情は何故か笑顔だった。


「やった。これで条件が揃うわ」


 リーンはいぬから降りると僕の方を見た。


「リーン? 何を……?」

「ヒカリちゃんはいぬちゃんに乗って台座を目指して。大丈夫。いぬちゃんの速さならきっと龍の攻撃なんて食らうことなく、辿り着けるわよ」


 だから早く行って。リーンは続けて言うとスキルを発動させた。


「≪挑発≫!」


 リーンが使ったスキル≪挑発≫は敵の攻撃を自分に向けさせるスキルだ。さらにリーンはスキルを続けて発動させる。


「≪九死に一生を得る≫!」


 このスキル効果は現在HP以上の攻撃を食らったとしても、一回だけHPを1だけ残して生き残ることが出来るというスキル。

 リーンが使った二つのスキルはタンク系のスキル構成をする際には必ず入れる必要があると言われているスキルだ。

 そして、さらに続けてリーンはスキルを発動させた。


「≪操糸術≫!」


 スキルによって生み出された糸は龍――ではなく、僕に向かって伸びる。


「なっ!」


 驚く僕だが、リーンは構うことなくスキルを使い続ける。予想外であったために、糸は容易く僕を捕えた。

 スキル効果なのか、糸が接続された僕は自分の意思とは関係なく、自分に向かって≪縮小≫を使用してしまう。

 そして、未だに操られている僕はいぬに跨った。


「ヒカリちゃん。頑張ってね! いぬちゃん、ヒカリちゃんをよろしく!」

「わんっ!」

「お、おい! リーン! ふざけるなよ!」


 僕の言葉に少しだけリーンが笑う。

 そんなリーンの様子を見ていた僕を気にすることなく、いぬは走り出した。

 そして、僕の目の前で龍の攻撃と思われる極大な雷がリーンに落ちる。


「――っ!」


 声にならない音を漏らすリーン。


「お、おい! 大丈夫か!」


 心配になった僕はリーンに問いかけるが、聞こえていないのか返事をしない。

 ほんの五秒ほどだろうか。

 一瞬のはずにも関わらず、ひどく長い時間のような気がした。

 リーンに降り注いでいたはずの攻撃はいつの間にか止んでいた。


『ほう。我の攻撃に耐えきるとは、ただの塵芥ではなかったということか』


 龍が面白そうな声色で言う。


「言い気になっていられるのも今のうちなんだからね! あなたなんてヒカリちゃんがすぐに倒しちゃうんだから!」


『面白いことを言いよる。資格者とはいえ、我を倒すという言葉が戯言ではない、とでも言うのか。……くくく。これは実に面白い』


「いいからあなたは少し黙ってなさい! ≪窮鼠猫を噛む≫! そして、≪絶掌・浸透波≫!」


 リーンはスキルと技能を使用した。龍は空中にいるにも関わらず、だ。


『なっ! どうやって――』


 龍が驚愕する。

 なぜならリーンが一瞬にして龍の目の前に現れたからだ。おそらくそれはスキルもしくは技能の効果なのだろう。しかし、効果とはいえ龍を驚かせるには十分だったらしい。


 そして、リーンの技能が龍に炸裂した。

 うめき声をあげる龍。リーンの使ったスキルは龍に対し、状態異常を引き起こしていた。それも狙っていた『スキル封印』の効果だけではなく、『ひるむ』の効果まで発生している。

大きなダメージを受けた際に発生する『ひるむ』が発生するとは……。それほどリーンの攻撃が強力だったということか。


「やった! 龍は状態異常になったみたいだぞ!」


 僕は嬉しさのあまり声をあげる。


「あはは。良かった。これできっと何とかなるね。それじゃあ、ヒカリちゃん! 後は頑張ってね!」

「…………え?」


 リーンは僕に激励の言葉を残し、空中からその姿を消した。

 慌てて僕はリーンの現在位置をパーティー欄から見てみる。位置は教会になっていた。


「ど、どういうことだよ……」


 教会にいると言うことはHPを全損し、飛ばされたということ。

 しかし、リーンはスキルを使ったことにより、まだHPは残っていたはず。それにも関わらず、どうしてHPが全損しているんだ。

 ……まさか、さっきの技能って。


「わふ」


 いぬが僕に諭すように吠える。

 そうだった。リーンには後で詳しく話を聞けばいい。

 今はリーンと阿部が残してくれたこの千載一遇のチャンスをものにしなければ。不意にしてしまえば二人に申し訳ない。


「いぬ。急ぐぞ!」

「わうっ!」


 いぬは僕の言葉を聞くと走るスピードを速めた。



         ◇



 いぬが駆ける。

 速さは今まで見ていたが、乗ってみると予想以上に速い。さすが敏捷極振りは違うな。

 僕はまるでドラゴンライダー……ではなく、ドッグライダーになったかのようだ。……あれ? なんだそれ。


『ぐぅ……。小癪なまねをしおって……』


 もう少しで僕達が阿部のいた位置へ着こうとする時、後ろから龍のうめき声が聞こえた。

 どうやら、龍の『ひるむ』が解除されてしまったらしい。


「もう少しそのままでいてくれればいいものを……」


 僕は呟く。


「わう……」


 いぬもまた同じ気持らしい。

 走りながらも不満げな鳴き声を出す。

 だが、もう台座は目の前だ。阿部の言うとおり、そこには台座と思わしき石像が存在していた。

 僕は台座に手を触れてみる。すると、メッセージが聞こえてきた。



――資格なき者が手を触れることは能わない。

――称号スキル≪天使ちゃん≫を確認。認証に成功しました。

――この台座に特殊アイテムを置くことにより、エクストラボス『水龍』のイベントが発生します。



「これは……」


 台座の説明に僕は愕然した。

 なんだ、これは。あの龍がエクストラボスというらしいことにも驚いたが、それよりも台座の効果の方に僕は驚いた。

 イベントが発生する。こんな効果のある台座が置かれているということは、だ。


――そもそもあの龍は通常では倒せない前提だったということじゃないか。


 確かに今思えばどの攻撃も有り得ないほどの強さだったし、攻撃もあまり通らなかった。納得は出来ないが、ひとまず理解した。

 それは、この台座に何かアイテムを置けばあの龍を倒せる可能性が大きく上がるということだ。


「わん!」


 いぬが僕の下で鳴いた。


 ……ま、まさか。


 いぬは今回の龍との戦いで敵が攻撃をしてこようとしてきた時に何度も教えてくれていた。

 恐る恐る僕は後ろを振り返る。そこには口に球体を作る龍の姿があった。

 有り得ない! 『スキル封印』を受けているはずなのに!

 僕は龍のHPゲージを見た。そこには確かに『スキル封印』のマークが現れていた。

 一体どうしてなんだ……。

 僕がそう思った時、嫌な考えが頭に浮かんだ。


 ……まさか。あの龍の通常攻撃がブレスだ、とでもいうのか。

 龍は僕の考えが分かったとでもいうのか、笑うかのようにほんの少しだけ目を細めたように見えた。

 くっ、ふざけるな!

 僕は台座へ置くアイテムを探すため、アイテム欄を開いた。

 そこには今までに拾ってきた毛皮や皮に肉、野菜といった素材アイテムや装備アイテムが入っている。表示を下へスライドさせると、ミイにあげるつもりのスキル取得券があった。


 どれだ……!

 焦る僕の後ろでは龍がブレスを放つ直前なのだろう。

 いぬが何度も吠える声が聞こえる。


――あれってきっと何かのイベントアイテムだと思うのよ!


 そういえばリーンがあの時そんなこと言っていたっけ。あれは一体何のアイテムのことを言っていた――


「わおーん!」


 僕がリーンの言葉を思い出しかけた時、いぬが遠吠えのような声を出した。

 そして、いぬは僕を地面へ放りだし、駆けだした。


「お、おい! どこに行くんだ、いぬ!」


 駆けていくいぬに僕は声をかけるが、いぬは全く反応することなく離れていく。


『ほう。台座に辿り着いたというのにそこを離れるか。資格者よ。一体何をしようとしているのか我は楽しみだぞ』


 余裕なのか、龍がそんなことを言う。

 ブレスを放とうとしているにも関わらず、声が聞こえるとは……。

 こいつは念話でも使えるとでもいうのか。そんなスキルまでも使えるなんてスキルが豊富すぎるだろう。


 ……ス、スキル?


 嫌な予感がした僕は龍のHPゲージを見た。そこには先ほどまであったはずの『スキル封印』の効果が消えていた。どうやら、もう解除されてしまったらしい。いくらなんでも早すぎるだろう、と言いたくなったが龍がボスである――もう僕は確信していた――以上、当たり前なのかもしれない。

 いや、それよりも何を言っているんだ、こいつは。

 龍は僕が台座から離れていると考えているらしい。

 しかし、僕はまだ台座から動いていない。まさか、いぬの上に僕が乗っていると考えて勘違いしているのか。


『先ほどと同じであると思うな。これに対応して見せよ』


 龍が言うと同時にいぬに向かってブレスが放たれた。

 ブレスは龍が言うように首しか出ていなかった時に使っていたものと違うようだ。見た目こそ、前のブレスに見えるが速さが段違いになっている。そして何より、追尾効果が高くなっていた。


「い、いぬ! 逃げろ、逃げてくれ!」


 高い敏捷を生かして逃げているいぬだが、徐々に距離を詰められている。耐えられなくなってしまった僕はいぬに向かって叫んだ。

僕の声に龍の視線がいぬから向きを変える。どうやら、僕の位置に気付いたらしい。


『ほう。資格者がそこにいるとはな。いつの間にかそやつから降りていたということか。まあ、構うまい。汝らが全滅するまでの時間が少々長引いただけのことよ』


 ふざけるな。

 龍の言葉に僕は憤りを覚える。

 このままやられてたまるものか。阿部、リーンに加えていぬまでやらせるものか!

 僕はもう一度アイテム欄を見た。

 もう使うアイテムは分かっていた。あの時、リーンが言っていたアイテムだ。


――特殊アイテム『要石』を台座に設置します。よろしければ『はい』を選択してください。


 僕が『要石』を設置した後、そんなシステムメッセージが聞こえる。

 ははは、なんて笑いが出てくる。僕は迷うことなく、『はい』を選択した。

 突如、隕石が落ちたのではないかと思うほど轟音が辺りに響いた。いや、何かの叫び声のようにも聞こえる。


「な、何が起きたんだ……」


 あまりの音に僕は目を閉じてしまったらしい。

 いつの間にか耳を押さえていた手をどかし、目を開けると僕は周囲を見渡した。

 湖の辺りは一変していた。先ほどまで龍の攻撃によって抉られていた地面が何も起こっていなかったかのように元の地面に戻っていた。


「そうだ、いぬは!」


 急いで僕はいぬの現在位置を確認するためにいぬのステータスを表示した。

 ……良かった。いぬはやられていなかったみたいだ。よくいぬが逃げていた方向を見ればいぬがこちらに向かって走っているのが見えた。


「わん!」


 僕のところに辿り着いたいぬが僕に飛びつく。


「うわあっ!」


 いぬの巨体――僕は現在、≪縮小≫の効果で小さくなっている。決して元から小さいという訳ではない――が僕に突進してくるものだから、僕はよろめいてしまった。どうやら、いぬは加減してくれていたようである。……全力で突進されなくて良かった。


「それにしても何が起きたんだろうか」


 僕は辺りを見渡した。≪要石≫を台座に設置した後、イベントが発生して龍を――


「そうだ! 龍は!」


『資格者よ。礼を言うぞ』


 僕が龍の方を向いたと同時に龍から告げられる。


『汝の行いによって邪神によって侵されていた我のスピリットが正常化された』


「邪神……?」


『ああ、そうだ。我は世界の水を操る龍。水とは生命をつかさどる。故に世界を破壊し、生命を根絶やしにしようとする邪神を倒そうとしていたのだが、邪神のスピリットに触れ、スピリットが汚染されて操られてしまっていたようだ。すまなかったな』


 龍は僕に向かって頭を下げる。……巨体が行うと迫力があるな。


『ふむ。どうにも汝はスピリットが強いように見える。……いや、資格者であることを考えると当然か』


 龍は何か考え込むように目を閉じた。そして、しばらくしてから口を開いた。


『汝に我の加護を与えようぞ。汝が邪神に挑む時があれば我の加護が役に立つであろう。さらに他の龍からも加護を受けることが出来れば邪神のスピリットに汚染されることなどなくなるであろう』


 龍は言葉を切る。


『我に汝の行動を束縛することなど出来はしない。しかし、叶うことならいつか邪神を滅ぼしてほしい』


 龍が言い終わると僕に光が降り注いだ。

 うん。なんか今までの話を聞いて僕が思ったことは、だ。

 ……いわゆるイベントボスなんだなー、なんてことだった。

 僕はため息をついた。倒すことが出来ないボス。いや、もしかすると倒せたのかもしれないけれど、何かしら後に影響が表れてしまうボスだったに違いない。確かにゲームにはストーリー上、倒せない敵とか出てくるものだけれど、必死に戦っていた僕はなんだかなあとやるせない気持ちでいっぱいになった。

 いつの間にか、光が消え、システムメッセージが聞こえてきた。



――おめでとうございます。プレイヤー「ヒカリ」がスキルを取得しました。



スキル名称:水龍の加護

扱い:エクストラスキル

効果:水属性攻撃を無効化する。また、水中にいる際のバッドステータスが発生しなくなり、思考操作によって移動が可能となる。

   ワールドボス『邪神』の≪スピリット浸食:水≫の効果を無効化する。



 ほう。結構強力じゃないか。

 それにしても思考操作か。≪天使ちゃん≫の空中移動みたいな操作かな。

 更に強くなるなんて……いいじゃないか!

 僕が嬉しさを感じていると更にメッセージが聞こえてきた。このアナウンスメッセージはワールド全体に聞こえるものだな。



――エクストラボスである水龍がチーム「天使ちゃんと愉快な仲間達」によって倒されました。以後、新機能『スキル合成』が解放されます。



 僕は急にやることが出来たため、手に入れたアイテムの整理をする前に町へ転移した。

 阿部とリーンはどこだぁあああああ。


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目立ちたくないので転生特典は魔力ゼロでお願いしますっ!
新連載始めました。よろしければ見ていただけると幸いです。
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