2つ目の意志
二つ目の意志が生まれる。そして始まるこの物語が。
僕は後悔していた。僕がこの力をしっかり扱えていたらこんなことにはならなかったのに。
「もういい。この命もこの能力もすべて賭ける。そして過去に戻り歴史を変える。もう僕は、僕は僕であり僕じゃない。」
そういって能力を使ったのであった。
僕こと冬原 巡は学校に向かっていた。幼馴染の青春 小雪と。僕たちの向かう浅原能力学校はだいたい能力がすべての学校だ。ランクは5つで分けられている。僕はそんな学園最も下のランクの能力者確か能力は。と考えていると小雪が
「どうかしたの。」
「あ、あ、ごめん。ごめん。考え事をしていて。」
「もしかしてまたゲームのことを考えてるの?ゲームのことだけじゃいつまでたっても下のままだよ。」
「大丈夫だ。僕が本気出せば一気に上に行ける。」
「無理でしょ。まず能力がそんなんじゃ。」
と話し合っていると学校に着いたので分かれて別々の教室に向かった。
そして今日もまた授業して飯食ってそしていじめられるそんな繰り返し。だけどいじめられていることは誰にも言ってない。教師に言っても無視される。小雪には言えない。そんな日が過ぎてくとそう思っていた。あの時までは。
今日はなぜかあいつらは来なかった。
「なんでだついてゆくか。まあ見つかっても変わらんし。」
そういいながらついていった。そこで見たものはいつもいじめてくるあいつらと小雪だった。
「私が受ければもう巡には手をお出さないんだよね。」
「いいぜ。俺らとしても上をいたぶれるのは最高だしな。」
そんな場面を見ていた。なぜ小雪知っているんだ。それよりも僕のせいで小雪が。そう考えていると考えるよりも先に身体が出ていた。
「お前ら。弱いからこんな風に脅すしか出来ないんだな。」
「黙れ。俺より弱いのに指図するな。」
そう言って前の男はまるで小さな太陽のような炎を出していた。
それを僕が受けそうになった時、小雪が前に出てその攻撃を受けた。
「え。え。」
僕はそんな声にもならない声を出すことしかできなかった。
相手は笑顔で言ったきた。
「良かったよ。お前のおかげでそいつにダメージを与えられた。起き上がったらこちらも苦戦するが、お前のおかげで楽に倒せそうだわ。」
そう笑っている顔に嫌気ださした。まだ死んでいないけれどそれでも小雪をまるで人ではないように扱う。こいつらに嫌気がさした。そして気づいた時にはもうこぶしが出ていた。だが、そんなこぶしも想定内のように受け止められ、パンチを受けて気絶した。
その時俺は起き上がった。周りの状況はつかめないが、多分過去に戻れたんだろう。そう思っていると前のやつが言った。
「お,お前。なぜ起き上がっているんだ気絶したはずだろ。」
そうか。ここまで戻ってきたのか。まあちょうどいい腕試しには強度いいだろう。そう思い。相手に向かって手招きをした。
意味が分からなかった。なぜ手招きをしてきたのか。それにいじめている俺らにえがおでみてきているから。だが、こいつからは異質な感じがする。そう思い。仲間に
「こんなやつ。いつもみたいにいじめ倒そうぜ。」
そういうと俺らは一斉に巡に距離を詰めた。
しかし、巡の野郎は目の前から消えた。
(は。なんだ。あいつの能力は固定のはずだろ。)
そう思った次の瞬間隣のやつが倒れた。周りからは驚きと動揺の声が出てきている。そこで俺は
「おい、出てこいよ。まさか自分から手招きしてビビってんじゃ無えよな。」
と言った。そう言うと巡は急に前に出てきた。
「やっと前に出てきたな。」
「お前らをこういう風にやってもつまらないと思ったからな。次は野球ごっこをしよう。」
野球ごっこ。意味が分からんがそれよりも巡は何か固定している訳でもなかった。いったい何をと思っていると
「おい。黙られると困るな。こっちもあまり疲れたくないから始めるぞ。」
そう言われたときに巡の手にはまるで俺の能力を使って生み出したかのような丸い球を持っていた。
私はそこで目を覚ました。私は何を。そうだ。巡を守らなきゃ、と思い回りを見渡すと、何か燃えている丸い球を投げる巡と私にあの火の玉を当ててきた男たちが逃げているところだった。
俺は能力を使って野球ごっこという名の遊びをしていた。こいつらを倒して操ったり記憶を消したりはできるが、それじゃあ腕試しにはならないからな。そうして周りを見ると小雪が起きたようだ。話しかけようと遊びを辞めると相手も気づいたのか笑顔で言ってきた。
「おい。巡こいつがどうなってもいいのか?」
それを言い終えると同時に俺はそういったやつの首をへし折った。
「おい。お前その程度で脅しをかけてきたのか?そんなんだから死んだんだ。良かったな苦しまなくて。」
私は分からなかった。巡は、少し不真面目ではあるけど誰よりも優しい心を持っていたはずだ。だから尋ねた。
「あなたは誰なの?」
私の二つ目の作品「僕はただの能力者ですよ」この物語ではいくつか謎が残ってますよね。しっかり扱えていたならとはと思いませんか?なら今なぜ使えているのかという疑問が残る感じで始まりました。この謎もいずれ分かるようにするつもりなので安心してください。次回をお楽しみに。




