第7話、おっちゃん。
サブタイトル雑じゃねって言うツッコミは受け付けておりませんのでご了承ください。(笑)
深夜に書いたので自信がないっす……
さてとあの気だるそうな店主のいる店に向かうとしますか。
僕の勝手なイメージだけど、客が全くいないってのは売ってるものが酷い、立地、態度がわるいとか、あとはよっぽど変わったものを売ってるかのどれかだと思うんだ。
最高のやつの可能性にかけて行ってみよう。
「おっちゃん、ここは何売ってるの?」
「ん?魔法使えんヤツの救世主。」
「え?」
「銃だよ、銃。あの魔法の下位互換と言われてるアレ。」
「どんなやつ?僕知らない。」
「あぁ、見たことないんか。まぁ説明してやるわ、暇やし。」
「ありがと!」
「まず銃ってのは爆撃の魔法が付与されてる魔石を使って、弾を打つんだ。必要なのは魔力を貯めておくための魔石、アホほど値段を食う銃弾のふたつだけだ。」
「それってさ銃にする必要ないんじゃない?そのまま使えばいいやん。」
「まあ慌てんな。さっきの続きだか、銃弾には2種類ある。なんの小細工もされてない弾とサブ性能がもはやメイト成り果てた変わり種の弾のふたつがある。」
「そしてその効果ってのは着弾地点に爆音を流すだったり、閃光弾だったりと優秀なんだぞ。」
確かに優秀そう。どのくらいの距離飛ぶのかな?
聞いてみよ。
「どれくらい飛ぶの?」
「綺麗に真っ直ぐ飛ぶのは長距離で1キロ。ただし最後の方はほとんど威力ないけどな。サブ機能を使うために弾自体に浮遊の魔法かけてるから。」
「どゆこと?サブ機能使うためって?」
「ん?閃光弾やらってさ、威力ってぶっちゃけ要らんやん。だからなるべく遠くに飛ばして味方への被害を減らすってこと。」
「つまり、閃光弾とかは近すぎると味方へダメージがあるからなるべく遠くに飛ばせるようにってこと?」
「まぁそんなとこや、使ってみれば分かる。」
「ふーん。ありがと。」
まぁ色々と使えそうだし、買うことにするか。
面白そうじゃん?
一応気になる所は聴いてとこっと。
「銃はどんな種類があるの?」
「長射程の銃と短射程の銃の2種類だな。理論だけのものなら山ほどある。」
なるほど、用途別に分けてるのね。
あ、大きさも違うのか……なるほど。
「じゃあそれぞれ三丁ずつ、弾全てお願い。あ、あと手入れのことも教えてね。」
「えらい量買うんやな……完全に魔力を使わないリボルバーもおまけでつけとくな。」
「まぁ気に入ったからね。」
「分かったよ。ちょっとそこで待ってな。」
ものすごい値段だった。それ以上は聞かないでくれ。
「お待たせこの指輪中に全部入っとるわ。手入れは本が入ってるでそれみてやってね。あ、その指輪あげるわ。」
「今サラッと言ってたけど指輪型のマジックバックって何それ。知らない……」
「まぁ細かいこと気にすんな。」
「てかよくよく考えればなんでこんなにコストの悪い物を大量にもってるの?この指輪はどこで手に入れたの?」
「最初のは知らん方がいいこともあるやん?んで指輪は極秘ルート。」
「おっちゃん、何者なんや……」
「さあ帰った帰った。物は買ったやろ。」
「……うん。ありがとね〜」
なんか疲れたや。
ほんとにあの人は何者だったのでしょうね。
この世界の銃は飛び道具的な存在で、全然チートしてません。
魔法の方が汎用性、威力共に上です……
唯一のメリットは自分の魔力を消費しないことくらいですね。