エピローグ
1ヶ月経ってしまいました。
ワクチン接種やら、リアルが多忙に多忙を極めたりとかで全然執筆が進まなかったのです。
最終話までこんな前書きでいいのだろうか……
まぁ多分綺麗に纏めたはずなので本編へどうぞ。
あの事件以来、大きな事件は無かった。
それまで通り休日にはデートをして、平日は授業を受けつつイチャつく毎日だった。
そのまま俺たち2人は卒業した。
そして卒業式の後、王立植物園に集合した。
「入学してから色々あったねぇ〜」
「まぁね。事件レベルで起きたのは1年の時だけだけど。」
「ふふっ。でもそんなにぽんぽん事件が起きてもらったら困るけどね。」
「デートする時間も無くなるし、平和が1番だよ。」
そんな話をしているうちにゴデチアのブースまで着いた。
「ここでテアから告白されたんだよね〜。懐かしい。」
「そうだね。ちょっとそこのベンチで休憩しない?」
「夕日まで待つつもりでしょ。」
「あっ、バレた?」
「ふふっいつもテアのこと見てるんだから大体のことは分かるよ。」
そうリンはドヤ顔で言ってくる。
「そうかもしれんね。俺もリンに負けないくらいじっと見るべきかな?」
「テアはいつも私より見てるじゃない。」
そんなこんなしているうちに夕日が指して来た。
「さっ、1番よく見えるとこまで移動しよっか。」
「うん!」
前にリンに告白した場所。
やっぱり綺麗だなぁ。
「リン。」
「何?」
「俺はもうリンが居ないとダメなくらいリンのことが好き。これからも一緒に居て欲しい。だから結婚してください!」
「……はい!」
俺は前に作って貰った指輪を差し出し、リンの指に嵌めた。
リンは少し泣いていたけど、それより凄く良い笑顔だったので嬉しかった。
まぁいきなり過ぎて、全然心の準備が出来なかったと文句は言われたけど……
仕方ないじゃん。
一世一代の大きなイベント、緊張してテンパってしまうんだよ。
まぁそのうち笑い話になるんだろうなぁ〜。
その後はトントン拍子に物事が進み、結婚式、マイホームの建設ととても忙しかった。
でもいつもリンと一緒に居ることが出来たから全然苦では無かった。
その後も週末にはデートをして、平日は働きを繰り返して数年が経った。
そして、新年を迎えて初詣に来ました。
願うのは家族の健康かな。
みんな健康で居られるように願っておこう。
そう、変な言い方になったけど俺たちには新しい家族が出来たんだよ。
まだ生後4ヶ月だけど、今のところ母子共に元気。
無事に産まれるようにとも願っておこう。
会社の方は全く問題無い。
リンと一緒に長い間いるために事業の半分を子会社にして、分けることで実家やリンの兄弟に渡しているから大分生活に余裕がある。
「最近月日が経つのが早く感じるね。」
「え?もう年取ったの?テア?」
「まだ24なんだけどね。」
「そろそろお父さんになるんだし、しっかりしてよね。」
「はいはい。あっ、そこ段差あるよ。はい手を出してお嬢様。」
「ふふっ。そんな段差じゃないでしょ。でも、ありがとっ。」
こんなたわいもない話も幸せだと思う。
特別は望まない。
ただ、リンと一緒に幸せな日々をこれからも送れたらいいと思う。
「さっ、暖かい我が家へ向かおうか。」
「うん!」
最後まで読んで頂きありがとうございました。
私の処女作ですので拙い点も多々あったと思います。
……提出予定も守れない時が多かったですし。
ですが最後まで書ききれて良かったです。
良ければですが他の作品もよろしくお願いします。
Twitterとかやるかもなんで作者のところタップしてページ飛んでみてください。
同一人物か?みたいなもの書いてありますが、同一人物です。
長々と書きましたが本当にありがとうございました。