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side リン#12

夜が開けかかってますがセーフということで……



定期的にテアに魔道具から話しかけているが全く反応がない。

もう殺されてしまったのではないかと思ってしまうほどに……




しかし、ミアからテアと魔道具自体は繋がっているということは生きてるんじゃないの?と言われ、少しだけ安心した。


確か本人から誤差とも変わらないほどの微弱な魔力を吸い上げていると言っていたはずだから生きていることに間違いはないのだろう。



するとミアのお父さんは書類を持ってきて椅子に座った。


「これがセッカ家の不正の証拠だ。これを持っていけば正当な理由で調べることができる。しかし、私にはそんな権限はないから今私の奥さんに許可を取りに行ってもらっている。だからもう少しだけ待ってくれないか?」


「はい……」


私にはそういうしかなかった。

とことん自分の無力感を感じ今までどれだけテアに頼ってきたが身に染みる。


もし無事に会えたら、一緒に色々な事をしよう。

そして私も何ができるのかを考えようと思った。



ずっと震えている手をミアはしっかり握って落ち着かせてくれた。

とその時、ガチャッという音と共にミアのお母さんがきた。


「OK!踏み込むわよ!」


その合図と共に私は全速力で向かおうとするが止められる。


「落ち着け!助かるものも助からなくなる。」


「……はい。」


その後は言う通りに従って進んだ。


「おい!お前らの不正と賄賂の証拠は抑えた。許可もあるので門を壊す!」


すると中にはぶくぶくと太った男が2人いた。

恐らく父親と前のあいつ。


「リン。僕に会いに来てくれたんだ。やっぱりあいつに脅されていたんだね。それにしても今日は何しに来てるの?」


「あんた達テアをさらったでしょ!返しなさい。」


「なんだねその言い方は愛しのテアを殺すか生かすかは私の判断で決められるんだ。それが嫌なら……」


「いることを否定しないんだ。じゃあ!」


そうして私は思いっきり床をぶち抜いた。

何となくテアが居そうな気がしたから……


その開けた穴に入っていくとテアが丸まっていた。

近づくとテアは起きて……


「なんでここにいるのリン!逃げきれなかったの?」


「それよりテアの方も何も無かったの?」


テアから一通りの説明を聞き、脱出を図る。

しかしさっき来た道は塞がれている。


その代わりにいかにもなジェントルマンがいる。


「あなた達は逃がす訳には行きませんね!」




主人公支店に戻るので短めです。


寝ます。( *`- ω -´)ノシ

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