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第42話、弟子入り?

少し遅れましたが、昨日の分です。


寝落ちしたので、データ吹っ飛んでないかとても心配でしたが大丈夫でした。


あのキャフトラのデートから何週間かが過ぎた。

毎週、リンとはデートに行ってる。

最近は王都からほぼ動くことは無かったけど。

結構楽しかった。

リンと居ると何でも楽しい……



さて、なんでこんなことを言ってるかって?

それは、今日から5連休!



しかし、リンは友達の家で行われるお泊まり会に行くんだと。

その子の家は少し王都から離れているから今までは出来なかったらしい。


とても残念だけど、まぁそれなら仕方ないよね。

身代わり人形ほどとはいかないものの、リンの身の安全を守る魔道具をめっちゃ渡した。

勿論自費で。


朝は見送りに行って、その時にほぼ押し付けるように渡した。

その魔道具の量にリンの友達が若干引いていた気がするのは気にしたら負け!



ただ、いつまでも落ち込んでは居られない。

というか、何日か前からこの話自体は聞いていたので、今週末は何をしようかの計画は立てていた。


今までは仕事してたんだけど、今回は前に食べた一期クレープの店に弟子入りすることにしたのだ。

事前に手紙と誠意(最高品質の化粧品という名の賄賂)を送った結果、店の手伝いをする代わりに()()()、教えてくれるそうだ。


本来は弟子は正式な店の後継者にしか、教えない予定だったらしいのだが、その店の奥さんと娘さんから教えてあげたら?と説得(脅迫)されて、OKになったんだと。


てことでリンに秘密で弟子入りすることになった。

今はキャフトラに向かう魔鉄の中って訳。


勿論、粗品(中より少し上くらいの品質の化粧品)は持って来てるよ。

ちなみに最高品質の化粧品がどれくらい希少かと言うと各種、月に5つずつしか生産されない。


と、そんな話をしている間にキャフトラに着いたね。

街一番の商店に向かうとしますか。


裏口から入るように言われているので素直に従って店に入る。

簡単に裏口から入れて大丈夫なのだろうか。

防犯的に……


まぁ、それは置いておいて粗品をオーナーの奥さんに渡して、オーナーに会いに行く。

まだ開店前だったそうなので少しだけ作り方を教えて貰えることになった。


まず強力粉、砂糖、卵を入れよく混ぜる。

その後、牛乳を入れながら混ぜ、冷蔵庫で1時間程寝かす。

フライパンに油を軽く引く。

お玉1杯分の生地を薄く円形に伸ばして弱火で焼く。

ひっくり返して、あとはポップクリームと苺を乗せて巻けば完成。


ここで使う苺にひと手間かける。


タッパーに苺を入れ、砂糖、レモン果汁、ブランデーを入れる。そして混ぜると苺が甘くなる。


あとは慣れと技術だそうだ。


説明を一通り聞いたら開店時間になったのでお店の手伝い。

自分のお店で手伝いをよくしていたので、割と楽だった。

休憩時間があればクレープを作り、また手伝い。

その繰り返しを5日間続けた。





「よし!テア、合格だ。まだ俺には届かんがまあまあの出来になった。」


こうして俺の一期のクレープ修行は終わったのだった。

焼き方とか、ポップクリームの作り方だけでも大分味が変わるもんだね。


リンが帰ったらクレープ作ってあげよ。




クレープ食べたくなった。

(о'¬'о)ジュルリ

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