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第11話、プレゼント。

以外と早く書けました……良かった。


会話部分が読みにくいかと思い少し書き方を変えてみました。

前の方が良かった、これにして欲しい等ありましたら是非気軽にコメントください!


「ねぇリン?このお花綺麗だね〜」


「うん!綺麗だね。よく知ってたねこの場所。」


「たまたま今日の朝に通ったんだ。次はお花畑とか行きたいね。探しておくよ。」


「うん!いいね。ありがと。」


「あっ、リンにこの腕時計プレゼント。リンのために買って来たんだ。」


「え?ほんとに?!ありがと!」


「どういたしまして。リン喜ぶかなって。」


「ん?あれ?テアも同じ時計つけてるじゃん。」


「そう。実はこの時計ペアルックになってて純愛の神々が描かれてるんだ。」


「へぇ〜。ありがと。」


「うん!あ、でもさっきはリンのためにって言ったけどほんとはちょっとリンは僕のものだってアピールしたかったんだ…」


「もう!それ言わなくても良かったのに…まぁでもそう言って貰えて嬉しい……///」


「この時計は買ったものだけど僕が作ったものもあるんだ。はいっ、これネックレス。」


「えっ!これもいいの?ありがと〜!」


「そのネックレスにはリンを悪い人から守る魔法がかけてあるからできるだけずっと付けてて欲しいな。」


「うん!もちろん!ほんとにありがと〜!」


リンに用意したものはちゃんと渡せて良かった。

途中要らないこと言っちゃったけど、でも心の中で思ってた事を伝えたくなっちゃってつい言っちゃった。

ネックレスの魔石を光に照らして笑顔になってるリンを見たら作って良かったって思えるね。


「あっ、テア!私からもプレゼント!」


「えっ?ほんとに?」


「うん!頑張って作ってきたんだ。はいっ、これ。」


「ありがとう!開けていい?」


「良いよ!」


渡された可愛らしい袋の中に入っていたのは動物やお花とかの形をしたクッキーだった。

それはもう食べるのが勿体ないくらいに上手に出来てた。

ハートのクッキーだけ赤色になっていて、思わずキュンってなっちゃった……

あれ?僕って単純?

まぁいいや。食べてみよ。


めっちゃ美味しい。

市販のクッキーより100倍は美味しいね。

僕のために練習してくれたのかな?

だとしたらめっちゃ嬉しい!


「めっちゃ美味しい!あと形も綺麗で。とにかくすごいよリン!」


「ありがと。練習したかいがあったよ。」


「一気に食べてしまうのは勿体ないや。またゆっくり食べることにするよ。」


「分かった。あっ!そろそろ時間だよ。戻ろう?」


「うん。でも手を繋ご?」


「…いいよ///」


学校へ向かうまでの道のりはとても幸せでした。


その後何事もなく入学式は始まり、校長の長い話を聞いて、なんか色んなお偉いさんの話を聞いて、周りを見ると居眠りしちゃう人もまあまあいた。

多分楽しみで眠れなかったんだよ。きっと。

決して話がつまらないとかそんなわけではない!

知らんけど……

まぁ僕には最強のリン特製クッキーがあったから幸せに過ごせました。


どうやってバレずに食べたかって言うと、クッキーを指輪の中にしまって置いて、食べたい時に口の中に出てくるようにすればバレずに食べれる。

もちろん、音は魔法で消してるからなんか口をもごもごしてるわくらいにしか思われないはず。

ただしクッキーを見て食べれないのが欠点。

しかし背に腹はかえられぬって感じで食べてた。


長い式も終わり、今日は解散。親だけ残って話を聞くということになった。

今日から僕らは寮生活なのでリンと一緒に歩いて帰ることにした。

ちなみに式の途中にクッキーを食べたのはリンにバレた。

リンは僕の席より大分後ろだったから見えないはずなのに……



リンに隠し事は出来ないな、てか隠す気もないなと思ったテアであった。




テアのことで隠し事はリンには通用しないみたいです。

愛の力ってスゲー(小並感)

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