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群青のアスタリスク

作者: 楓芹香

 罪は罪。

 一番重要なのはその罪の内容なのではなくて、それをどう捉えているか。

 どう背負っていくのか。

 断罪されないのをいいことに、それを背負いもしない。



 それが一番の罪なのだろう。


◆◇◆


「それは数に入らない」


 切り捨てるでも、冷めているわけでもない、ただの事実としての言葉。淡々としたその言葉には、興味の欠片さえ含まれてはいない。

 右京奏(うきょうかなで)は毎度のことながら嘆息するしかなかった。

 興味を一番必要とする考古学という分野において、彼は考古学者らしからぬ考古学者だ。


行火(あんか)、それではこの石板は無意味だと?」


 奏の問いに彼、李行火(りあんか)は瞳だけを動かして奏を見た。

 端正だが、どこか冷たい印象を与える顔立ちの原因である瞳はアッシュモーブ。その瞳を向けられると、睨んでいるわけではないのに萎縮(いしゅく)してしまう、とは誰の言葉だったのだろう。思い出せないが、誰かがそう呟いてからその言葉の波紋が拡がるように、誰もが行火を前にすると目に見えて怯えるようになった。

 特に最近入った雑用の女の子なんかは、行火と目を合わさないように必死で、奏としては行火が気の毒に思えてならないが、当の本人は全く気にしていない。

 漆黒の髪がアッシュモーブの瞳を引き立てて、西洋の骨董品のように純度の高い貴族然とした行火の顔立ちにミステリアスな色を加えている。

 奏は待った。

 皆が行火の前だと居心地が悪いだの、萎縮するだのと言う要因の一つに、こちらが問い掛けてから返答があるまでの長い間があるのだが、奏としてはこの間は嫌いじゃない。加えて言えば、行火の絶対零度と称される瞳を向けられるのも。

 行火はじっと見つめ返す奏に一瞬分かるか分からないか、微かに目を細めると、細く長く息を吐く。

 嘆息と呼ぶには実に軽い呼吸だ。


「そもそも、“石板”なんて観点がその時の地球人にあったかが疑問だろう。否応なしに発展した科学。それを産み出したのは地球人だ。そんな世界で今さら石板なんてもので後世に何かを伝えようとした可能性は低い」


 奏は手にした石板に視線を落とした。

 最近K-L地区で発掘された石板は、元はアメリカ第三区の場所だったとされている地区だ。

 地殻変動によって四つに分断されたアメリカの内、最初に滅亡した区域。

 “二千七百七十四年、地球全土の地殻変動に伴い、最初に分断された国。

 アメリカ第一区は分断直後、津波により半分が水没。その影響により、原因不明の疫病が蔓延。

 アメリカ第二区は被害は少ないものの、度重なる地震により、さらに分断。死亡者、行方不明者が相次ぐ。

 アメリカ第三区に至っては分断直後大規模な地盤沈下により、土地全土が水没。

 アメリカ第四区は現在奇跡的に土地の一部が残っている貴重な区域だが、痩せ細った土地に加え紫外線の強い地域だった為、生存者の大半が餓死したものと推測される。”

 奏はアメリカについての調書を思い出した。

 確かに、アメリカ第三区は真っ先に水没した区域で、石板で何かを残そうだなんてそんな余裕が一番なかった区域だ。

 だが、どうしても、何かを残したのではないかという希望も捨てたくなかった。

 三千年を前にして、次々に壊滅していった国々。恐らくは最初に滅んだ国、アメリカ。

 だからこそ、考古学において最も興味が寄せられている国だ。

 奏が石板を見つめたまま黙り込んだので、それを会話の終了だと思ったのか、行火は着ていた白衣を脱ぐと、手近にあったグレーのジャケットに袖を通す。奏はその気配でハッと顔を上げると、部屋から出ていく行火の後に付いて行こうとした。だが、自分がまだ石板を手にしたままであることと、外に出るには無防備過ぎる格好であることを思い出し、立ち止まる。手にした石板と、ドアの向こうに消えていく行火を交互に見て、どうしたものかと悩んでいる。

 その間に行火はさっさと出ていってしまった。

 奏は嘆息すると、丁寧に石板をガラスのケースにしまった。万一に備えて鍵をかける。

 手袋とマスクを外し、念のために部屋中を見回した。だが、やはり奏が着られる上着はない。当たり前だ。今日は新たな石板発見で舞い上がり、上着を着ることも忘れてここに来てしまったのだから。

 そんな嬉々とした奏の訴えもあえなく一蹴(いっしゅう)されたので、今更ながらさっきまでの自分のテンションが恥ずかしい。

 ちょっと考えれば分かることなのだが、どうしてもすがりついてしまう。

 ――今の奏と行火の関係と同じように。

 ドアを開けて長く細い廊下を進む。何人かの同僚とすれ違い様に、あの石板の成果を聞かれたが、奏が首を振るとやっぱり、と頷き、気にするな、と微笑みかけてくれた。

 奏としては思っていたより気にしてはいないのだが、表情が暗かったのだろうか。皆一様に励ましてくれた。

 幾度目か廊下を曲がった時、目的のドアに辿り着いた。

 奏はいつものように指紋認証センサーに手をついてドアが開くのを待つ。暫くして、電子音と機械的なアナウンスが流れ、ドアは見た目の重々しさとは裏腹に軽快に道を開いた。

 いつも、見慣れた景色が拡がる。

 荒野と呼ぶ以外にどんな言葉が当てはまるのだろう。

 枯渇した大地に、雲さえない暗い空。

 滅亡した地球人の後を追うかのように、地球も徐々に滅亡していった。

 昔、地球環境改善の一番の特効薬は地球人が居なくなることだと誰かが(うた)ったそうだが、地球人が居なくなったくらいでは立ち直れない程に、地球の状態は悪化していたのだ。海は驚くほど急速に干上がっていき、大地は見るも無惨に枯れ果てた。当然そんな環境で動物達も生きていけるわけもなく。

 ――青い星は今や赤茶けた星と化している。

 荒野を背景に、行火は不自然な合成写真のようだった。荒廃した土地に、瑞々しい完璧な生命体。

 全くそぐわない。

 奏は背後で再びアナウンスと共に閉まるドアの気配を感じながら、死んだ大地を踏み締めて行火に近付いた。足の裏から死の感触が伝わるようで、気持ちが負けてしまわないように地面を見ずに行火の背だけを見つめて歩く。

 風はない。


「いい加減、諦める気になったか?」


 振り返りもせずに、行火の平淡な声音が渇いた空気に響く。

 奏はすぐには答えずに、行火のすぐ後ろまで辿り着いてから口を開いた。


「諦めはしないわ。何もかもやり尽くしていないのに、まだ早すぎる」

「俺は早く地球を去りたいんだが」

「私はまだ去らない。やることがあるから」


 空気が少し緩む。

 行火が笑ったのだろうか。


「過去の為にお前が奔走する必要はない。その記憶はお前のものじゃないんだから」


 奏はそっと自分の右目に触れた。

 奏の瞳はオッドアイ。左右の色が異なり、左はブルー、右はエバーグリーン。

 だが生まれつきではない。

 地球人の――アメリカ人の化石から採取して、移植した瞳だ。

 化石から状態を零に戻し、壱に正す――つまりは正常に機能していた状態に復元可能な技術を持つ、奏達の人種は、足りない分は全て発掘した地球人の部位で補っている。

 奏達のような人種を地球人は異星人などと呼んだらしいが、その呼び方は奏は嫌いだった。

 奏は両目を負傷し、化石を復元して移植した。両目は別々の化石から採取し、移植したのだが、偶然にもそれぞれの目の持ち主同士は知り合いだったようだ。しかも両方共にアメリカ人。

 化石の復元にはその完璧すぎる復元技術の代償として、その部位の持ち主の記憶まで復元してしまう。

 だから、奏はそれぞれの持ち主が何人で、お互いにどんな想いを抱いていたのかも知っている。

 分かってしまう。

 命が尽きる瞬間、それぞれが何を思っていたのかも、残酷なほど鮮明に。

 奏が考古学者を志望し、特にアメリカにこだわって研究しているのも、両目が原因でもある。

 右目を押さえて黙り込んだ奏の手に、冷たい手が触れた。見上げると、長身の行火がアッシュモーブの瞳を投げ掛けてくる。


「痛むのか?」

「ううん。そんなんじゃないわ」

「最近よくそうやって右目を押さえている」

「痛みはないの。本当よ」

「じゃあ何があるんだ?」


 奏は答えないまま行火を見つめた。

 痛みはない。ただ、記憶が焦らす。早くあの人に伝えてと、奏の気持ちと裏腹に促す。

 いつからだろうか。

 右目の想いと自分がシンクロするようになったのは。


「本当に大丈夫よ」


 微笑む奏に行火は自分が来ていた上着を脱いで、彼女にかけた。

 地球の気温はいつも、奏達には肌寒い。地球人だったなら暑い程の気温なのだそうだが、どの時期に来ても、いつもより一枚多く着なければならない。

 奏は背伸びして行火の顔を両手で包み込んだ。

 今が言うときかもしれない。


「行火、あのね私――」


 言葉を遮るように、行火は奏の両手を冷たい両手でそっと頬から外した。


「書きかけの調書があるから戻る。前にも言ったがアメリカについての猶予は予定通り三日後までだ」


 平淡な声でそう告げると、足早にその場を後にした。



 

 毎日、奏は発掘作業に精を出していたが、奏が探しているものは一向に見つからない。

 奏には価値がない、歴史的に価値のある化石はいくつか見付かり、奏自身も興味深くはあったのだが、それでは意味がないのだ。

 二人を見つけてあげなくては。残された猶予の間しか地球に滞在出来ない。

 奏の焦りとは裏腹に、期日の日も手懸かりさえ見つからなかった。


「帰還する準備は整ったか?」


 すっかり何もなくなった見慣れた研究室で、未だに石板を見つめている奏に行火が声をかけた。

 奏はじっと石板を見つめたまま微動だにしない。

 行火はそっとその肩に触れた。


「そろそろ戻るぞ。皆既に乗り込んで出立を待っている」


 だがそれでも奏は石板から目を離さず、応答しない。

 奏が見つけてきたこの石板には確かに文字らしきものが刻まれてはいるし、昨日やっと読解出来たが歴史的には何の価値もない内容だ。

 行火は無反応の奏の腕を強引に掴んで連れていこうとした。

 だが、その腕を奏が振り払う。


「奏?」


 奏はやっと顔を上げた。

 泰然としていながらも強い意志を秘めたオッドアイが、行火を不安にさせる。


「行火、あのね、私――」

「聞きたくない」

「お願い、聞いて」


 奏はゆっくりと行火の腰に腕を回した。

 胸に顔を埋めると、馴染んだ香りがする。


「私はここに――地球に残るわ。調べたいことがあるの」


 奏がそう言うと、事前から奏が言うことを予想していたように完璧な言葉が返ってきた。


「それは無理だ。何故ならお前と俺は婚姻関係を結んでいる。離れて生活は出来ないと決められているだろう。俺はここに留まれない。だったらお前も無理だ」


 奏はふっと笑みをこぼした。

 頭のいい行火のことだ。その言葉を受けて奏が何を言うかも分かっているのに受けて立ってくれている。今までも優しかったし、最後まで優しい。


「では婚姻関係を今すぐに解いて。それで繋ぎたくないし、繋がりたくないの。――私は貴方を愛していません」


 暫く、行火は何も答えなかった。

 奏達の人種は愛情が無くても婚姻関係を結ぶ。

 だからそれが別れる理由にはならない。

 長い沈黙の末、行火は口を開いた。


「命を懸ける必要があるのか?」

「――あるわ。行火よりも」


 迷いのない即答に、行火が脱力したのが分かった。

 ゆるゆると頼りなく伸びてきた冷たい両手が、奏の頬を包み込んで上向かせる。

 奏は近付いてくるアッシュモーブの瞳がいつもの絶対零度ではなく、揺らいでいるのが分かっても、目を反らさなかった。

 唇と唇が重なる瞬間、奏はそっと目を閉じた。温もりを残して唇が離れたと同時に、体から力が抜けていくのを感じて、奏は何とか踏ん張った。

 行火に気付かれては置き去りにしてもらえなくなる。

 まだ頬を包み込む行火の手に温もりが戻っていくのが分かって、奏は安堵した。

 つい微笑んでしまったのだろう。行火もつられて頼りなく微笑んでいる。


「今までありがとう。もう行って。総指令が戻らないとみんな不安がるから」

「……あぁ」

「次に地球に寄るときまで、ちょっとのお別れなだけよ」

「……分かっている」


 別れが済んでも未だに手を離さない行火に、奏が優しくその手をほどく。

 さっきまでは行火の手の方が冷たかったのに、今は奏の手の方が冷たい。

 奏は今にも力が抜けそうな足を踏ん張りながら、行火の手を引いて外へと連れていく。

 その間、行火は何も言わなかった。

 今はもう指紋認証機能さえ作動していないドアを開けると、待ちくたびれた宇宙船が二人へ光を明滅させている。

 早くしろ、といったところか。

 奏は行火の背を押した。


「じゃあね、行火。次に会う時まで元気で」


 満面の笑顔で手を振る奏に行火は何も言わず、見もせずに歩いていく。

 だが、途中で足を止めて振り返ると、戻ってきて奏を抱き締めた。

 奏の癖のある金髪に指を絡ませて、力一杯に。

 そうして奏から離れる時に耳元で囁いた。

 奏が言葉を返す暇もなく、抱き締め終えたらそのまま宇宙船へと足早に去っていった。

 奏はその背に笑顔を向けると最後まで見送らずに、研究室へ戻った。

 研究室に入った途端、足から崩れ落ちた。

 ペタンと冷たい床に横になる。体が自分のものじゃないみたいに重い。それだけ行火の生命力に頼っていたということだ。

 婚姻関係を結ぶ時、生命力を均等に分け合う。

 だから生命力の低い方に、生命力の強いものは命を奪われるし、生命力が希薄になる。

 自分は行火の命をどれだけ奪っていたのだろう。それを悪いとも思わなかった。

 奏達の――地球人から言うところの異星人からしたら普通だし、愛情がなくても生き延びたければ婚姻関係を結ぶものだ。

 だが、両目を移植してから奏の気持ちは少しずつ変化していった。

 地球人の互いに思い合う心が、記憶が、胸に痛くて苦しかった。

 同時に愛情と友情の線引きで揉める地球人の気持ちが理解出来なかった。

 そもそも、愛情と友情に線引きする必要性はないのではないか。はっきりした区分が付けられない、理屈では解明出来ないものが気持ちだと、地球人はそう説いていたのに、線引きするなどと矛盾以外の何でもない。愛情に近い友情もあるし、友情に近い愛情もあるだろうに。

 けれど。

 今は線引きしたくなる気持ちが分かった。

 線引きしないと、何かが崩れてしまう関係もある。それはもう既に友情の域を脱しているのかもしれないけど、お互いが友情を脱したくないと思っているのなら、実質想いが線を越えていても友情だ。

 要は、互いの認識が友情なら友情、愛情なら愛情なのだから。

 自分は線引きするのが遅かったから彼を傷付けたのだ。

 線引きを要する程に、線を越えてしまった自分の気持ちを認めないために、あえて友情という線引きをした。

 重い体を起こして、石板を覗き込む。

 赤茶けた石板に、所々字が欠けてはいるが、確かに刻まれた想い。


“――離れましょう。私は貴方を愛していないの。”


 恐らくは奏の右目の記憶、彼女が記した文章。左目の彼はこれを受け取った後に、疫病で他界している。

 けれど、お互いに最期まで願ったのは相手の無事。

 それは愛情や友情なんか飛び越えた想いだ。

 今の奏には分かりすぎるくらい分かる気持ちだった。

 愛してしまったら相手の負担になりたくなくて。

 行火の命を削りながら生きるなんて耐えられなかった。

 今まで行火が愛情を注いでくれていたのに、それを利用して生き延びようとしていたくせに。

 今さらもう遅い。

 私の残りの命は、彼を利用し続けた贖罪への対価だ。

 耳元で囁いた行火の言葉が残っている。


『必ず迎えに来る』


 次に会う時まで。

 奏もそう言ったが、自分がその時まで生きているとは思えない。

 元々、奏の命は短い宿命だ。

 奏のように生命力の弱い者と婚姻関係を結ぶより、これから生命力の強い人と共に生きた方が彼は幸せだ。

 いや、最後まで彼を理由にして逃げている。

 自分が見たくないのだ。

 自分のせいでもっと長く生きられるはずの彼が、自分と時を同じくして命尽きるのが。

 最期の最期まで、奪うことしか出来ない自分が嫌で。

 奏は目を閉じると、両手で両目に触れた。

 本当は、何とかして二人の化石の欠片を見付けて繋いであげたかった。しかし、どこを発掘しても二人の欠片どころか、他の人の欠片さえも見付からなかった。だったら自分が持っている彼等の部分で繋げばいいだけだ。

 化石を零に戻して壱に正す、それは生きていた時の記憶や想いをそのまま蘇らせるということで、蘇ったそれらは新たに誰かのそれらに繋ぐことが出来る。

 彼と彼女の想いと記憶を、細胞を通して奏に繋いだように、彼と彼女も繋ぐことが可能なのだ。

 もう死して旅立っていても残った思念は伝え合える。

 奏が生きている間は、彼と奏、彼女と奏というように奏が宿り主だから彼等を繋いであげられない。けれど、奏の命が絶えた時には、奏の体が腐敗するまでの間ではあるが、二人を繋ぐ架け橋になれる。

 奏はそれが嬉しかった。

 二人のすれ違いを、本当の想いを伝えられる。奪ってばかりの自分にも誰かの為に何か出来るのだ。

 研究室の窓を開けると、行火の乗った宇宙船が空に青い軌跡を描いて去っていく。

 収束していく青の先に一際青く光る宇宙船があり、それが自分と行火の間にある、線引き記号のように思えた。

 群青のアスタリスクを見送りながら、彼の(つたな)い笑顔を思い出して、奏もつられて笑った。


 願わくは、彼が私の化石を見付けて、想いを受け取ってくれますように。


 線引きさえも越えて、互いを想い合う、その想いは愛情なのだろうけれど、友情で終われたその事実が奏を支えていた。




――END――






ここまで読んでくださりありがとうございます。

この小説は私のホームページが一周年を迎えた際に皆様からのリクエストを元に書いた短編小説です。

“男女の友情”を題材に書いたのですが、私が思う“男女の友情”を小説にしたものなので、人によっては違うんじゃないかという方もいるかと思います。

 友情や愛情、その二つだけで分類出来ない想いもあります。

 少しでも何かを感じていただけたら幸いです。

 2008.12.21 楓芹香


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― 新着の感想 ―
[一言] 短編小説ではもったいない世界観です。読むとどんな世界の話なのか、どんな人がどんな想いですごしているのかがわかってとても丁寧な作品だと思いました。大事な部分、注目してほしいところなどに空白行を…
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