プロローグ〜紗希パート〜
どうも皆さんこんばんわ〜。
やっと更新かよ!?maryです!
お久しぶりですね( 'ω')
今回、割と真面目に書いたので( 'ω')
ので( 'ω')
よろしくお願いします!
それではど~ぞ♪( *´∇`)_
皆さん、こんにちわ。崎國 紗希です。
今回は、私のある朝の出来事について時間の許す限りお話していきたいと思います。(全く、兄さんは……ブツブツ)
ジリリリリリリ……。目覚まし時計がけたましい音を立てて私を起こしてくれてます。
「う、うーん……。」
手探りでスイッチを押し、アラームを止めます。私は目覚まし時計を持ったままゆっくりと起き上がりました。
掴んでいた時計を見ると―7時15分。今日もぴったりに起きれました!
心の中で少しガッツポーズを取ります!……顔は眠そうなままでしたが(汗)
すると、下の階から(私の部屋は2階にある、約12帖ほどの部屋です。)何やら美味しそうな香りが…
お母さんかな?
そう思いながらフラフラと階段を降りて行く私。
しかしその時はうっかり忘れていたのです。
―約3ヶ月ほど前に出来た義理の、最も愛しい兄さんの存在を……
考えてみれば、わかったはずだったんですけどね。(というか、兄さんを忘れてて「愛しい」とか言える立場ではないとは思いますが(汗))
とにかく、その時の私は寝ぼけていたからです。兄さんの存在を忘れていたとかそんな訳ありませんから!?
……すいません、取り乱しました。
とにかく、私は兄さんが好きなのです。えぇ、それこそ昔読んだことのある恋愛小説の言葉を借りて言うなら、私は兄さんに全てを捧げてもいいほどに!
なんなら、結婚してもいいほどです!
すいません、話がそれてきてしまいました。えっと、それから私は寝ぼけた顔、しかも髪の毛もボサボサで兄さんの前に…はぁ……。
え?なぜ戻ってきて早々にため息をつくのか、ですか?いえ、思い出しただけでも私、かなり焦って酷いこと言っちゃってたなって……なんて。
はい。その通りです。皆さんがご存知のように私はせっかく「おはよう」と挨拶してくれた優しい兄さんに「うるさい!」なんて暴言で罵ってしまったんです。
で、ですが皆さん!兄さんも悪くないですか!?
朝の眠たい時間を生かして、私を朝食の匂いで釣り、しかもそのままで出てきてしまった私の格好を見て笑いながら挨拶を……完全にからかっているだけだと思いませんか!?
あまりにも恥ずかしくなり、焦りすぎて思わず「兄さんは私のことを好きなのですかっ!?」と口が滑りかけました……。あぁ、良かったです、バレなかったようなので。
…………え?なんです?「兄さんに気持ちを伝えないのか?」、ですか?……はぁ…。そうなんです。そこなんです。実は私も自分の気持ちを兄さんに伝えたいんですよ……。
ですが!私は何故か兄さんの前では素直になれないんです……!どんなに些細なことでも何故かキツい言い方になって、しかも!思ってることを言おうとすると声が小さくなって……!
もうあとは言わなくても分かりますね(汗)
言えないループが始まってしまうんです、、、
そんなことがあって、私はあんなに酷い言い方で兄さんに接してしまってるんです。
いつか、本当の私を伝えられる日が来ると良いのですが……。
キーンコーンカーンコーン……
あっ、どうやら今回はここまでのようです。始業のチャイムです。
兄さんについての愚痴を聞いてくれてありがとうございました♪くれぐれも、この事は兄さんには内緒でお願いします!