プロローグ
どうも、こんばんわ〜。
最近、更新ペース上げてきてるmaryデースd(^O^)b
はい、という訳で(どういう訳だ?)今回、ラブコメを書いていかます。
一応、連載はするつもりです。
もし、気に入って頂けたらブクマや感想、お願いします!
では、ど~ぞ♪( *´∇`)_
嗚呼、普通が恋しい……。
俺は珈琲をすすりながら何度目か分からない考えに浸る。
俺がそんな風に思い始めたのは、高校に入学し1年で校長やその他先生から生徒会長に推薦され、されるがままに生徒会長になった頃からだろうか?
それとも、成績でトップしか取れなくなってしまった頃からだろうか?
それとも………………と考え出したらキリが無い。
それにしても、珈琲はうまい。
深く、長い息を吐きながら珈琲の苦味と香りで心を落ち着ける。
ふと時計を見る。7時10分―
「……と、そろそろアイツが起きてくる時間だな」
と俺、 崎國 黎音が言い終えたタイミングで
ガチャッ
とドアの開く音が鳴った。
ドアの中から出てきたのはまだ寝ぼけた顔をしたままの少女だった。
黎音は少女に
「おはよう、紗希。」
と微笑みながら言った。
当然このような状況なら普通なら、「おはよう」と返してくれるはずである。
ところが、紗希と呼ばれた少女は目を見開き顔を真っ赤にしながら
「う、うるさい!!馬鹿じゃないの!?」
何故か意味のわからない言葉で黎音罵った。
「どうした?紗希?まだ頭が回ってないのか?もしかして熱でもあるんじゃないだろうな?ちょっと顔も赤いし……。」
「う、うるさいうるさいうるさ〜いっ!!手を伸ばして来ないで!近寄らないでぇ!」
「いや、でもだな紗希?俺は心配して聞いてるんだぞ?兄として、妹の体調不良は見逃せないんだ。」
「ッ!よ、余計なお世話だって言ってるの!!(し、しかも朝から紗希って……兄さんは私を……。)」
「ん?どうした?」
「!! と、とにかく、私は平気だからもう気にしないで!!」
「? そうか、わかった。……そうだ、朝食は作っておいたから学校に行く前にキチンと食べておくように。」
「わ、わかったわよ!」
そう言って紗希は着替えに行ってしまった。
(そうそう言い忘れていたが、紗希は俺の妹だ。紗希は13歳の中学2年生、俺は高校1年生だ。両親は海外への出張が多く家に帰ってこれるのは1年に2~3回ほどである。つまり、俺と紗希は二人暮しということになるのだが、両親からのかなりの額の仕送りがあるので経済面では困ってない。)
そんなこんなしている間に時間は過ぎていき、8時15分…登校時間になった。
黎音は食事の終わった皿を洗い終え、エプロンを脱ぎ
「さてと、やることも終えたな。そろそろ学校に行くとするか。」
そう言って玄関に向かう。靴を履き、カバンを持ち、生徒会長の証であるバッジを付け、それから玄関のドアを開ける。
外からの爽やかな風が黎音を出迎えた。